雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

077:針

2006-04-29 11:24:49 | 題詠blog2006
少女など買ふ男らの捕まりて妻子の座る針の筵に

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076:あくび

2006-04-29 10:40:58 | 題詠blog2006
噛み殺すあくびもあればひと食ひし言の葉もあれ人生きをれば

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060429 日々歌う

2006-04-29 09:15:50 | 日々歌ふ
濃く薄くあえかに浮かぶくれなゐのハナミズキ咲き卯月さりゆく

大輪の気品ただよふ白薔薇の民家の垣に高く咲きける

八重よりも一重のよけれ白なればなほもよからむ山吹の花

                  *

大ぶりの器に湯気の立ち昇るミルクティー飲むけふの朝餉に

注ぐ湯の九十五度にしもあらむ踊れよ踊れ紅き葉たちよ

たつぷりのミルクに熱き茶を注ぐただそれだけの安らぎもあれ

                  *

噛み殺すあくびもあればひと食ひし言の葉もあれ人生きをれば

少女など買ふ男らの捕まりて妻子の座る針の筵に

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