夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

同期会で楽しい思いをさせてもらった

2010年10月24日 | 暮らし
 中学校の同期会に行って来ました。5年ぶりの開催だ。ウン十年も経っているので、多分、道ですれ違っても分からないだろうけれども、会場でなら、あっ、○○くん、○○ちゃん、と当時の面影がよみがえる。当時は1クラスが50人から60人で、それが8クラスもあったから、中にはほとんど知らない友達も居るけれど、途中で3度ほどクラス替えがあったから、知っている顔は多い。何しろ共通の話題がある。
 3時間と言う時間が短いとさえ思うほど楽しい語らいがあった。今回で3度目なのだが、私は初めて出席した。やっと会えたね、と何人かから言われて、嬉しかった。何だ、こんなに楽しいのなら前も出席するんだったと今更後悔しても遅い。幹事は大変だろうが、出来る事なら毎年開いて欲しい、と勝手に思う。そうすれば、今回は都合の付かなかった友達も来られるのではないか。
 みんなそれぞれに様々な人生を生きて来たから、話し出すと切りが無いが、本当にえっ? と思う事ばかりである。自分が忘れていた事を思い出させてくれる友達も居る。今回来なかったけれども、是非とも遭いたいと思う友達がまだ何人も居る。
 ほんのひとときだが、完全に当時に帰っている。そしてトイレに立って、鏡を見て、ああ、と現実に引き戻される。まあ、当時に戻ったままではどうしようもないものね。
 会場は学校から少し離れた所だが、私の住んでいた所から近いので、早めに行って商店街を見て来た。こちらはほとんどの店が変わってしまっているから、当時を思い出させる物は何も無かった。公共的な建物も変わってしまっている。そうか、変わらないのは人間だけなのか。たとえ姿は多少は変わっても、中身は変わってはいない。そして思い出をきちんと持ち続けている。
 来月は高校の同期会がある。こちらも確か5年ぶりだ。こちらは前回も出たから、それほど変わってはいないだろうが、これまた楽しみだ。