レアメタルの生産は中国が世界の96%を占めていると聞いていた。だがそれは産出の96%が中国に限られているのではなかった。埋蔵量の3分の2は他の国々が持っているのだと言う。生産による環境破壊とコストの高さから、他の国々が生産を見合わせているに過ぎないのだと言う。
結局はカネの問題がどこでも優先されている訳だ。独占がどんなに怖い事かは世界中が知っているはずなのに、カネで迷わされている。日本もやっと他国での生産を考慮し始めているらしい。日本の花形産業の生命であるレアメタルの輸出を禁止すれば日本が困ると中国は踏んだ。でも御陰さまで、世界が目覚めた。中国の横暴さに席巻されるのは御免だと。
日本も他国並みなのだが、特に日本は食糧の自給率が4割を切っているから、余計に心得ていなければならないのだ。何かの都合で他国が日本への食糧の輸出を禁止したらどうなるか。ただ、この4割を切るとの数字にはごまかしがあると言う。例えば肥料などが他国の製品であれば、それで作った食糧は国産とは言えなくなると聞いた。なぜそんな事をするのか。日本の食糧危機に対する認識を高めるためなら納得が行くが、どうも目的は別にあるらしい。
この私の話は何から何まで「らしい」に尽きているが、どんな話だって「らしい」から始まるしか無いのではないか。その「らいし」がどこまで本当になるかを見極める力が要る。多くの国がその力を持っている。その力が徹底的に不足しているのが我が日本ではないのか。特に我が国はすぐにカネに目がくらむ。政治家はもとより、企業家もカネにすぐ転んでしまう。
私ふぜいでさえ、安くても中国製品は買わないと心に決めているのに、日本を導く人間が安ければ何でも良いと飛び付いている。これを機会に、中国を生産の拠点とする事を考え直してはどうなのか。一時的に中国が強行方針を緩めつつあるように見えるが、そんなやわな国ではない事は十分に知っているはずだ。なんせ「中華」の国なのだ。自分だけが世界で一番優れているとの自負から出ている言葉である。「中華の中枢」ともなると、まさに鬼に金棒である。その「中華の中枢」は全体主義国家の長でもあるのだ。これからも何をしでかすか分かったもんじゃない。
たとえ一時的につらい環境になったとしても、その後にはもっとずっと暮らし良い世界が待っているとしたら、その方が遥かに素晴らしいに決まっている。
結局はカネの問題がどこでも優先されている訳だ。独占がどんなに怖い事かは世界中が知っているはずなのに、カネで迷わされている。日本もやっと他国での生産を考慮し始めているらしい。日本の花形産業の生命であるレアメタルの輸出を禁止すれば日本が困ると中国は踏んだ。でも御陰さまで、世界が目覚めた。中国の横暴さに席巻されるのは御免だと。
日本も他国並みなのだが、特に日本は食糧の自給率が4割を切っているから、余計に心得ていなければならないのだ。何かの都合で他国が日本への食糧の輸出を禁止したらどうなるか。ただ、この4割を切るとの数字にはごまかしがあると言う。例えば肥料などが他国の製品であれば、それで作った食糧は国産とは言えなくなると聞いた。なぜそんな事をするのか。日本の食糧危機に対する認識を高めるためなら納得が行くが、どうも目的は別にあるらしい。
この私の話は何から何まで「らしい」に尽きているが、どんな話だって「らしい」から始まるしか無いのではないか。その「らいし」がどこまで本当になるかを見極める力が要る。多くの国がその力を持っている。その力が徹底的に不足しているのが我が日本ではないのか。特に我が国はすぐにカネに目がくらむ。政治家はもとより、企業家もカネにすぐ転んでしまう。
私ふぜいでさえ、安くても中国製品は買わないと心に決めているのに、日本を導く人間が安ければ何でも良いと飛び付いている。これを機会に、中国を生産の拠点とする事を考え直してはどうなのか。一時的に中国が強行方針を緩めつつあるように見えるが、そんなやわな国ではない事は十分に知っているはずだ。なんせ「中華」の国なのだ。自分だけが世界で一番優れているとの自負から出ている言葉である。「中華の中枢」ともなると、まさに鬼に金棒である。その「中華の中枢」は全体主義国家の長でもあるのだ。これからも何をしでかすか分かったもんじゃない。
たとえ一時的につらい環境になったとしても、その後にはもっとずっと暮らし良い世界が待っているとしたら、その方が遥かに素晴らしいに決まっている。