夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

複雑な動きに囚われると、本質を見失う

2010年05月28日 | 社会問題
 ブログをとうとう1週間も休んでしまった。日本語入力が今までのようにサクサクとは行かなくなったのが第一の原因。キーを考えながら入力していたのでは、肝心の考える事が追い付かない。古い本体を買ってどうにか入力環境だけは元に戻したのだが、その後がまたまた大変。インターネット環境が、その本体では出来ていない。元の本体ではなぜか突然のクラッシュで、何度やってもインターネットそのものもが立ち上がらない。その原因は分からない。
 そこで使っているソネットの親切な応対を利用して、古い本体でもインターネットが出来るような設定にした。それでやっと作った文章をそのまま発信する事が出来るようになった。

 パソコンとは本当に微妙な装置で、インターネットは可能になったが、今度はメールが受信は出来るが送信が出来ない。ソネットの人と長い時間を掛けて色々と試行錯誤したのだが、結局は駄目。OSとの相性の問題もあるかも知れないし、インターネットソフトその物の問題もあるかも知れない、と言うぐらいの事しか分からない。
 2台の機械をなんとか使い分けて、対応するしか道が無い。こうした時に、使っている人の少ないマックは不利だとつくづく思う。
 パソコンは便利な反面、諸刃の刃となる。一つの障害が様々な分野に及んでしまう。私のようにOSやデータを入れておいたHDが壊れただけで、様々な事が出来なくなる。なぜだか分からないのだが、OSを新規インストールしても、元に戻らない機能が少なくない。いい加減、頭に来ている。
 そんな訳で、発信出来ないまま、作った文章はどんどん古くなってしまう。
 以下、賞味期限が切れているかも知れないが、そこの所はお許しを。

 鳩山さん、「甘んじる」とは何事ですか
 鳩山首相が様々な批判は甘んじて受ける、と発言した。
 「甘んじる」とは「清貧に甘んじる」などと使い、
・これで良いとあきらめる。
・与えられたものをしかたがないと思って受ける。
・現状や批判に我慢する。
などの意味を国語辞典は挙げている。
 あきらめるのではあるが、「仕方がない」とか「我慢する」などの意味が強い。つまり、首相は自分のしている事、言っている事が世間に受け入れられないのは自分が間違っているのではなく、世間が正しく評価していないだけであって、しかしその数が絶対的に多いので、仕方がないから我慢するしかないか、と考えている。
 信念があると言えば言えるが、間違った信念じゃあ、どうにもならない。「間違った」が言い過ぎなら、考え直す余地が無いとは情けない。

事業仕分けの報道はもっとたくさんやるべきだ
 今朝TBSテレビが結構長くやっていたが、見ていると怒り心頭に発してしまう。明確に誰の金とは分からないからと、勝手に取り放題ではないか。ひどいのは週一回の勤務で年俸600万円だと。一年に52回の出勤だから、日給11万5千円になる。7時間働くとして時給は1万6500円。
 今、パートやアルバイトの時給は800円から1000円。汗水垂らして働いている彼等16人とか20人分の働きをしていると言う訳だ。しかも単に椅子に座っているだけで、更には多分、7時間も居ないだろう。
 傍聴人から思わず拍手が出てしまうくらいの人気である。我々の思っている事、言いたいことをずばずばと言ってくれるんだから、こんな胸のすく事は無い。ただ、実行出来るかどうかの疑問があるが、政権党の党三役がしっかりしていば、出来る、と原口氏は言う。
 何は置いても、こうした報道こそテレビはやるべきなのだ。

問題の牛の疫病は誰かが仕組んだ?
 日本の自慢の和牛が疫病にかかっている。この分では種牛が全滅してしまう。私はこのニュースを最初に見た時、ふと、もしかしたら優秀な和牛にねたみを持っているどこかの国が仕掛けたのかと思った。その話を仕事仲間の女性に話した。彼女は私も最初にそう感じた、と言う。スーパーでは和牛が売り切れても、どこかの国の牛肉は最後まで売れ残っている事が多いのをいつも見ているからだと言う。
 これは暮らしの中から生まれた感覚だと言える。だから、私はその彼女の直感は正しいだろうと思っている。ついでに、私の直感もね。

民主党のせいで「マニフェスト」が不人気だって?

2010年05月20日 | 言葉
 ご無沙汰致しました。
 夏の参院選の「選挙公約」をどう呼ぶか、各党が悩んでいると言う。なぜなら、鳩山政権がマニフェストにこだわり、財源確保の見通しも立たないまま赤字国債依存の予算を組むなど、この呼称の印象が悪化したためだ、と読売新聞は書いている。
 でも私は違う理由を考えている。鳩山首相がマニフェストとして挙げた事柄を、あれは公約ではない、などと言ったり、とかくマニフェストを守らないからだ、と考えている。
 そもそもは「マニフェスト」などと称するのがうさん臭い。「政権公約」でどこがいけないのか。公明党は「重点政策」などに変える事を検討中だそうだ。みんなの党は「アジェンダ」(政策課題)を多用していると言う。

 あーあ、馬鹿馬鹿しい、と私は思う。「マニフェスト」と言う言葉は、何か中身がはっきりしないから各党は喜んで使っていたのではないのか。言うならば、玉虫色の言葉なのだ。取りようによってどうとでもなる。だから言い逃れも出来る。だから誰も彼もが「マニフェスト」と言っていたのだ。意味も明確にせずに使っていたのだ。それはマスコミもまた同じ。
 重点政策だと? 選挙公約あるいは政権公約と言えばいいじゃないか。何でそんな分かりにい言葉を使うんだ。「アジェンダ」などは言語道断。私はみんなの党に好意を持っていたが、これを聞いてその気が失せた。分かりにくい言葉を使う人を私は絶対に信用しない。本人自身が果たして分かっているのかどうか、はなはだ疑わしいからだ。

 この話題に関して読売のその記事は分からない事を書いている。自民党は民主党と同じになるのを嫌い、「政権公約」などとして来たが、「マニフェスト」と言う言葉が定着した、と方針を転換した、と書いている。それは分かるが、そのすぐ後が分からない。

 インターネットの検索サイトで「自民党のマニフェスト」と入力しても、検索しにくいという事情もあったという。

 これは「マニフェスト」を使わずに「政権公約」を使って来た事情の理由である。方針を転換した理由ではない。つまり、文脈が間違っている。「民主党と同じになるのを嫌い」に付け加える理由なのだ。
 念のためにその一連の文章を引用する。

 従来は民主党と同じになることを嫌い、「政権公約」などとしてきたが、「マニフェストという言葉が定着した」(石波政調会長)と方針転換。インターネットの検索サイトで「自民党のマニフェスト」と入力しても、検索しにくいという事情もあったという。

パソコンが壊れた

2010年05月12日 | Weblog
 しばらくブログを休んでしまった。連休中にパソコンのマックが壊れたのだ。少し前から中でカリカリと言う異音がしていた。その時にデータを別のハードディスクに移しておけば良かったのだが、どうにも後の祭り。オーエスを新規インストールしようとするのだが、どうしても出来ない。その内に全く立ち上がらなくなってしまった。データの修復は出来るかどうか分からないと言うし、その診断料が1万円もかかる上に、自分で画面を見ればどれが必要なのかは分かるが、言葉や文字で指定する事は不可能だ。同じほぼ名前で幾つものファイルがある。それで諦めた。
 原稿は6本もあった。売り込んでいる最中なのだが、なかなか日の目を見ない。それで手を変え品を変え書き直している、その最終稿が消えてしまったのだが、考えようによっては、またまた書き直すチャンスなのかも知れない。二三回前の原稿なら残っているから、それを基にすれば良い。

 修理は駄目なディスクを取り外し、前から付けてある別のディスクに新規にオーエスをインストールするだけだから、時間も掛からないし、費用も1万円ほど。が、またまたエラーが頻発する。仕方がないから、自分でインストールをした。何の事は無い。これなら最初から自分でハードディスクを取り外して新規インストールすれば良かった。立ち上がらなかったのは、駄目なハードディスクが障害を起こしていたからたろう。別のオーエスが別のディスクに入れてあるのだから、それで起動出来る。
 しかし戻って来たマックは同じディスクにパーティションも切らずに二つの別のオーエスが入っていたのだ。で、手持ちの別のハードディスクを取り付けて、そこに新規インストールした。修理業者はそのハードディスクが障害を起こしているのではないか、と言うが、そんな事はない。結局、全部自分でやる事で解決した。何のために修理に出したのかと思ってしまう。

 それやこれやでパソコンに掛かりっ切りになってしまった。そして正常に動くようになったのはいいのだが、またまた最悪の事態が発生した。使っていた親指シフトキーボードが使えない。わずか数文字だけなのだが入力が出来ない。以前、パソコンが一時休止状態になると起きていた現象が始めから起きている。接続方式が違うキーボードを変換アダプターを使って使用しているので、そのせいもある。私はローマ字入力では指が自然には動かない。いちいちキーの位置を考えなくてはならないので、とてもすらすらとは入力が出来ない。それでは考える事も出来ない。
 これは今ウインドウズで作成している。私はウインドウズでも親指シフトキーボードを使っている。ただし、ウインドウズの物はとても使いにくい。マックのような使い勝手とは行かない。でも、ブログは良いとしても、肝心の原稿が書けないのではどうにもならない。選択肢は一つ。現在のキーボードがそのまま接続できる旧型のマックを手に入れる事だ。先日古いマックを処分したばかりなのに、何とも馬鹿馬鹿しいが、原稿をそれで作って新しい方で加工だけをすれば、多分、ストレスにはならないだろう。

 慣れは恐ろしい。以前のマックはよくクラッシュしたから、用心のために二重三重に保存をしていたのに、新しいマックは基本が全く違うので頑丈になった。それでついつい安心をしてしまった。大切なデータはパソコンの本体以外の所に保存しておく事は絶対に必要です。
 そんな訳でこれから6本の原稿の書き直しに取りかかります。二つのアルバイトのかけもちもしているので、絶対的に時間が足りません。ブログにはなかなか手が回にくいので、多分、今までのようには更新は出来ません。ご理解下さい。