「アメリカのサプリメント事情」と題する「心に青雲」の10月27日のブログから。
凝った料理を大衆に興味を持たせ、「うまいものを食いたい」という願望を植え付けておいて、生活習慣病に誘い込み、そしてサプリメントを大量に摂取させ、それを過剰に摂取した人間がついには病院に駆け込むような仕掛けになっているのだ。
でも、何でそんなにテレビに影響されるのだろうか。私は素直さが足りないせいか、テレビで勧められた物で従ったのはわずかしか無い。その中で唯一今もやっているのは、落花生を薄皮を付けたまま食べる事くらい。これは薄皮に非常に体に良い成分が含まれていると言うのだ。その名前や効能は忘れてしまったが、赤ワインと同じ効能があるのだけは覚えている。
それで、今も続けているのは、単にその方が私にとっては旨いからに過ぎない。皮付きで食べるのに慣れてしまったので、皮を剥いて食べると味が物足りない。愛犬はそんな事は知らないから、薄い皮を器用に剥いて食べる。食べた後に、薄皮が元のままの丸い形で残っている。
そうそう、もう一つやっている事があった。みかんが出る頃にやるのだが、みかんをきれいに洗って、中身を食べて残った皮を焼酎漬けにする。それに蜂蜜などを入れて一週間ほどできれいな色の「みかんの皮酒」が出来る。盃一杯くらいを寝る前に飲むとぐっすりと眠れる。
私は体に良いと言われる物は自分で作る事にしている。にんにくのたまり漬けなども売っているのはほとんどが中国産のにんにくを使っているから、青森産のにんにくを買って作る。らっきょう漬けも国産とはあっても肝心のらっきょうが中国産が多い。そこで自分で国産の泥付きらっきょうを買って漬ける。
そう言えば、もやしも「国産」と書いてあるが、ある店では材料の豆の原産国がきちんと「中国」と表示されている。それがほとんど。そして豆が国産のもある。だが、たいてい売り切れになっている。高いがすぐに売れてしまうらしい。今度はもっと早い時間帯に買いに行こう。
テレビで凝った料理を見せられても、あまり食べたいとは思わない。大体、出演者の食べ方がとても汚い。だから旨いとも思えない。料理番組などでおいしく安く簡単に作れると言って紹介された物くらいにしか興味が湧かない。それに、興味が湧くのは自分で作ってみようかな、と思ったのに限られる。
そうやって作って食べている限りは生活習慣病などにはならないと思っている。ただ、酒が好きなので、尿酸値だけは気になる。と言っても限度の7.0。それでも医者は薬を飲めと言う。男性は3.8~7.0が基準値、と検査報告書にはある。その7.0でなぜ薬を飲まなければいけないのか。基準値とは一体どのような意味なのか。尿酸値が高いと分かったのは、一度かかとが激痛に襲われた。ある大病院の整形外科ではアキレス腱が成長し過ぎた結果だと言う。えっ? いい歳になってもまだアキレス腱は成長するのか。
そして一年ほど経って同じ場所が二度目の激痛になった時、近くの病院にかかった。そこで検査をして尿酸値が高いのが分かった。だが、私はかかとの激痛の尿酸値の高い事による「通風」の発作であるとの医者の意見を全面的に納得している訳ではない。それもあって、だから私は薬は要りません、と断っている。
普通の食生活をしていて、どうしてサプリメントが必要なのか、私にはさっぱり分からない。年齢相応に老けるのだし、年齢よりも若く見える人と老けて見える人がいたって、それはそれぞれの個性に過ぎないし、運動の量にもよるだろう。それをサプリメントで補えるとはとても思えない。
私はパソコンなどで目を酷使するから、ブルーベリーエキスなどが良いと思い、一時飲んでいた。でも、飲んでも飲まなくても、ほとんど変化が無い。と言うか、変化が分からない。酒を飲む人のための何とか言うサプリメントもあるが、何もサプリメントを飲んでまで酒を飲みたいとは思わない。何事もほどほどに控えて、運動をし、明るい気持で毎日を送れば、それで十分ではないか。
サプリメントの恐ろしさは多分、効き目がはっきりしないから、大量に持続的に摂取する結果にもなり、それだって満腹感も無いし、味も素っ気も無いから、そのまま続けてしまい、それが何らかの害を体に与えるのではないか。そう言えば、この間、テレビでサプリメントの取り過ぎで、害になる症例を見せていたっけ。サプリメントに関心が無いから、何の事だったか忘れてしまったが。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのだ。高いカネを掛けて「過ぎたる」になるよりは、カネを掛けずに「及ばざる」になる方がずっと良い。及ばないのは、ほかの事で補う事も出来る。
民族の体はその長い食習慣などで作られているはずだ。日本人は当然ながら和食でその体を作って来た。魚など、頭から尻尾まで食べた。骨も食べた。昔、さんまの骨を焼いて食べたが旨かった。私の魚の食べ方を見て、息子はまるで猫みたい、と言うが、ちっとも恥ずかしくはない。それに私は肉を食べると、どうも翌日、腸の調子が良くない。肉の消化に向いていないらしい。欧米人に比べて何が足りないなどと考える必要は無い。欧米人の体が理想的なはずも無い。単に背が高く、脚が長く、格好が良いだけの事。その代わり、肌などとても粗くて汚いではないか。それにメタボも多いじゃないか。
ハンバーガーなどファストフードが流行るから、足りない成分が出て来る。それをサプリメントで補おうと言う。食品業者と薬品業者の恰好の餌になっている。
凝った料理を大衆に興味を持たせ、「うまいものを食いたい」という願望を植え付けておいて、生活習慣病に誘い込み、そしてサプリメントを大量に摂取させ、それを過剰に摂取した人間がついには病院に駆け込むような仕掛けになっているのだ。
でも、何でそんなにテレビに影響されるのだろうか。私は素直さが足りないせいか、テレビで勧められた物で従ったのはわずかしか無い。その中で唯一今もやっているのは、落花生を薄皮を付けたまま食べる事くらい。これは薄皮に非常に体に良い成分が含まれていると言うのだ。その名前や効能は忘れてしまったが、赤ワインと同じ効能があるのだけは覚えている。
それで、今も続けているのは、単にその方が私にとっては旨いからに過ぎない。皮付きで食べるのに慣れてしまったので、皮を剥いて食べると味が物足りない。愛犬はそんな事は知らないから、薄い皮を器用に剥いて食べる。食べた後に、薄皮が元のままの丸い形で残っている。
そうそう、もう一つやっている事があった。みかんが出る頃にやるのだが、みかんをきれいに洗って、中身を食べて残った皮を焼酎漬けにする。それに蜂蜜などを入れて一週間ほどできれいな色の「みかんの皮酒」が出来る。盃一杯くらいを寝る前に飲むとぐっすりと眠れる。
私は体に良いと言われる物は自分で作る事にしている。にんにくのたまり漬けなども売っているのはほとんどが中国産のにんにくを使っているから、青森産のにんにくを買って作る。らっきょう漬けも国産とはあっても肝心のらっきょうが中国産が多い。そこで自分で国産の泥付きらっきょうを買って漬ける。
そう言えば、もやしも「国産」と書いてあるが、ある店では材料の豆の原産国がきちんと「中国」と表示されている。それがほとんど。そして豆が国産のもある。だが、たいてい売り切れになっている。高いがすぐに売れてしまうらしい。今度はもっと早い時間帯に買いに行こう。
テレビで凝った料理を見せられても、あまり食べたいとは思わない。大体、出演者の食べ方がとても汚い。だから旨いとも思えない。料理番組などでおいしく安く簡単に作れると言って紹介された物くらいにしか興味が湧かない。それに、興味が湧くのは自分で作ってみようかな、と思ったのに限られる。
そうやって作って食べている限りは生活習慣病などにはならないと思っている。ただ、酒が好きなので、尿酸値だけは気になる。と言っても限度の7.0。それでも医者は薬を飲めと言う。男性は3.8~7.0が基準値、と検査報告書にはある。その7.0でなぜ薬を飲まなければいけないのか。基準値とは一体どのような意味なのか。尿酸値が高いと分かったのは、一度かかとが激痛に襲われた。ある大病院の整形外科ではアキレス腱が成長し過ぎた結果だと言う。えっ? いい歳になってもまだアキレス腱は成長するのか。
そして一年ほど経って同じ場所が二度目の激痛になった時、近くの病院にかかった。そこで検査をして尿酸値が高いのが分かった。だが、私はかかとの激痛の尿酸値の高い事による「通風」の発作であるとの医者の意見を全面的に納得している訳ではない。それもあって、だから私は薬は要りません、と断っている。
普通の食生活をしていて、どうしてサプリメントが必要なのか、私にはさっぱり分からない。年齢相応に老けるのだし、年齢よりも若く見える人と老けて見える人がいたって、それはそれぞれの個性に過ぎないし、運動の量にもよるだろう。それをサプリメントで補えるとはとても思えない。
私はパソコンなどで目を酷使するから、ブルーベリーエキスなどが良いと思い、一時飲んでいた。でも、飲んでも飲まなくても、ほとんど変化が無い。と言うか、変化が分からない。酒を飲む人のための何とか言うサプリメントもあるが、何もサプリメントを飲んでまで酒を飲みたいとは思わない。何事もほどほどに控えて、運動をし、明るい気持で毎日を送れば、それで十分ではないか。
サプリメントの恐ろしさは多分、効き目がはっきりしないから、大量に持続的に摂取する結果にもなり、それだって満腹感も無いし、味も素っ気も無いから、そのまま続けてしまい、それが何らかの害を体に与えるのではないか。そう言えば、この間、テレビでサプリメントの取り過ぎで、害になる症例を見せていたっけ。サプリメントに関心が無いから、何の事だったか忘れてしまったが。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのだ。高いカネを掛けて「過ぎたる」になるよりは、カネを掛けずに「及ばざる」になる方がずっと良い。及ばないのは、ほかの事で補う事も出来る。
民族の体はその長い食習慣などで作られているはずだ。日本人は当然ながら和食でその体を作って来た。魚など、頭から尻尾まで食べた。骨も食べた。昔、さんまの骨を焼いて食べたが旨かった。私の魚の食べ方を見て、息子はまるで猫みたい、と言うが、ちっとも恥ずかしくはない。それに私は肉を食べると、どうも翌日、腸の調子が良くない。肉の消化に向いていないらしい。欧米人に比べて何が足りないなどと考える必要は無い。欧米人の体が理想的なはずも無い。単に背が高く、脚が長く、格好が良いだけの事。その代わり、肌などとても粗くて汚いではないか。それにメタボも多いじゃないか。
ハンバーガーなどファストフードが流行るから、足りない成分が出て来る。それをサプリメントで補おうと言う。食品業者と薬品業者の恰好の餌になっている。