テレビ東京の番組の「和風総本家」を私は大好きで、「なんでも鑑定団」同様、欠かさずに見る事にしている。ただ、仕事の都合上、始まりからの3分の1くらいは見られないが。
昨日は「お正月大みそかのい過ごし方」だった。その中で、かなり経過した頃のクイズで「初夢はいつ見るのか」との問題が出された。答の選択肢は二つ。「大晦日の夜から元旦に掛けて」と「元日の夜から二日に掛けて」。
だが、これは馬鹿馬鹿しい問題なのである。と言うのは、番組のもっとずっと前に、大晦日は除夜の鐘を聞いて、それから初詣をしたりして、一晩中寝ずに元旦を迎えるのが正しい過ごし方だ、と説明しているのである。
寝ないのだから、夢を見られる訳が無い。馬鹿馬鹿しいし、眠くなったので、消してしまったが、惜しい事をしたもんだ、と思っている。なぜなら、この解答次第で、解答者の頭の善し悪しが分かるからだ。
ただ、これは生番組ではないだろうから、話の順序が変えられている可能性もあるから、番組通りに見ていては出演者には気の毒な場合もあるだろう。しかし、それは番組制作者にとっては当然に分かり切っている事であって、いずれにしても、番組の底の浅さが露呈してしまう。
こうした展開を見せられると、本当にこの番組を信じて良いのか、と疑ってしまう。
野田総理のおかしな発言
野田首相は29日の民主党税制調査会と社会保障と税の一体改革調査会の合同総会で、次のように言った。定数と公務員給与削減の通常国会での対応についてである。
「われわれがボールを投げないといけない。民主党が政治改革家の集団であることを国民に示そう」
今更何を言うか、とちゃんちゃらおかしい。民主党内に限っては、「民主党が政治改革家の集団である」は通用するのかも知れないが、世間はとうの昔に見限っている。世間は「民主党は政治改革はしない集団である」と思っている。信用ならない政党であるからこそ、大量の離党議員が出ているのである。
この離党問題について、佐藤優氏が本質を突いた発言をしている。離党者の中に渡辺浩一郎衆議院議員が含まれている事を問題視している。渡辺議員は野田民主党代表(首相)からのプーチン「統一ロシア」党首(首相)に宛てた親書を携えてモスクワを訪れたからである。
佐藤氏は言う。「外交の世界で、親書を携行するのは、首脳がほんとうに信頼する人であるというのが常識である」。最側近ですら離れてしまうようなら、権力中枢に分裂が起きている、とロシアは考えるに違いない、と彼は思っている。選挙区の事情で、小沢一郎氏に近い人達が離党したのだろう、は通じないと考えている。
常識では考えられない事が通用しているのが、この我々の日本なのである。
昨日は「お正月大みそかのい過ごし方」だった。その中で、かなり経過した頃のクイズで「初夢はいつ見るのか」との問題が出された。答の選択肢は二つ。「大晦日の夜から元旦に掛けて」と「元日の夜から二日に掛けて」。
だが、これは馬鹿馬鹿しい問題なのである。と言うのは、番組のもっとずっと前に、大晦日は除夜の鐘を聞いて、それから初詣をしたりして、一晩中寝ずに元旦を迎えるのが正しい過ごし方だ、と説明しているのである。
寝ないのだから、夢を見られる訳が無い。馬鹿馬鹿しいし、眠くなったので、消してしまったが、惜しい事をしたもんだ、と思っている。なぜなら、この解答次第で、解答者の頭の善し悪しが分かるからだ。
ただ、これは生番組ではないだろうから、話の順序が変えられている可能性もあるから、番組通りに見ていては出演者には気の毒な場合もあるだろう。しかし、それは番組制作者にとっては当然に分かり切っている事であって、いずれにしても、番組の底の浅さが露呈してしまう。
こうした展開を見せられると、本当にこの番組を信じて良いのか、と疑ってしまう。
野田総理のおかしな発言
野田首相は29日の民主党税制調査会と社会保障と税の一体改革調査会の合同総会で、次のように言った。定数と公務員給与削減の通常国会での対応についてである。
「われわれがボールを投げないといけない。民主党が政治改革家の集団であることを国民に示そう」
今更何を言うか、とちゃんちゃらおかしい。民主党内に限っては、「民主党が政治改革家の集団である」は通用するのかも知れないが、世間はとうの昔に見限っている。世間は「民主党は政治改革はしない集団である」と思っている。信用ならない政党であるからこそ、大量の離党議員が出ているのである。
この離党問題について、佐藤優氏が本質を突いた発言をしている。離党者の中に渡辺浩一郎衆議院議員が含まれている事を問題視している。渡辺議員は野田民主党代表(首相)からのプーチン「統一ロシア」党首(首相)に宛てた親書を携えてモスクワを訪れたからである。
佐藤氏は言う。「外交の世界で、親書を携行するのは、首脳がほんとうに信頼する人であるというのが常識である」。最側近ですら離れてしまうようなら、権力中枢に分裂が起きている、とロシアは考えるに違いない、と彼は思っている。選挙区の事情で、小沢一郎氏に近い人達が離党したのだろう、は通じないと考えている。
常識では考えられない事が通用しているのが、この我々の日本なのである。