罪を問われた事故当時の社長が無罪になった。事故に明らかに責任がある事が証明されない限り、罪には問えない。ここが裁判と言う制度の泣き所である。もちろん、冤罪で罪を着せられては大変だが、そうかと言ってこのような事故で誰もが責任を問われないと言うのはおかしい。
一番の責任者は脱線事故を起こした運転士だが、死んでいるから何の証言も得られない。けれども客観的な証言ははっきりとある。
事故列車の速度計の示している115キロと言う信じられない速度。乗客が思わず恐怖を覚えたほどのスピードだった。
現場のカーブは時速70キロに制限されている。
事故列車が停止位置を間違えて遅れ、伊丹駅で2分の遅れが出ていた。
JR西日本は競合する私鉄に勝つために、運行速度を上げていた。競合する私鉄の軌道は広軌であり、JRは狭軌である。安全なのはもちろん広軌。
列車の遅延などを起こした運転士には草むしり作業などの処罰が待っている。
事故列車は尼崎駅で3分後に発車の東海道本線の快速長浜行きに接続していた。
自動列車停止装置(ATS)は未設置だった。
JR西日本は、これは他のどのJRとも同じだが、列車の運行を管理するのは鉄道部門ではなく、収益を重視する経営部門だった。一年後に改正はしたが。
事故列車に乗り合わせていた運転士が会社に事故の連絡をしたが、会社からはそのまま出勤するように命じられた。
事故を知った同社の社員達は、予定通りボーリング大会に参加していた。
もっとほかにも様々な情況があるが、こうした会社の風土を考えると、誰に責任があるのかは誰にだって分かるはずである。社長は何のためにトップに座っているのか。取締役や管理職は何のために存在しているのか。
一番の責任者は脱線事故を起こした運転士だが、死んでいるから何の証言も得られない。けれども客観的な証言ははっきりとある。
事故列車の速度計の示している115キロと言う信じられない速度。乗客が思わず恐怖を覚えたほどのスピードだった。
現場のカーブは時速70キロに制限されている。
事故列車が停止位置を間違えて遅れ、伊丹駅で2分の遅れが出ていた。
JR西日本は競合する私鉄に勝つために、運行速度を上げていた。競合する私鉄の軌道は広軌であり、JRは狭軌である。安全なのはもちろん広軌。
列車の遅延などを起こした運転士には草むしり作業などの処罰が待っている。
事故列車は尼崎駅で3分後に発車の東海道本線の快速長浜行きに接続していた。
自動列車停止装置(ATS)は未設置だった。
JR西日本は、これは他のどのJRとも同じだが、列車の運行を管理するのは鉄道部門ではなく、収益を重視する経営部門だった。一年後に改正はしたが。
事故列車に乗り合わせていた運転士が会社に事故の連絡をしたが、会社からはそのまま出勤するように命じられた。
事故を知った同社の社員達は、予定通りボーリング大会に参加していた。
もっとほかにも様々な情況があるが、こうした会社の風土を考えると、誰に責任があるのかは誰にだって分かるはずである。社長は何のためにトップに座っているのか。取締役や管理職は何のために存在しているのか。