おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ゼミノート04

2010-09-13 14:07:22 | Weblog
みんなの振り返りを読んでいると、
いろいろなことを考えてしまいます。

君たちの気づきについて言えば
 「学生としての常識やスタンスは社会では通用しない」ということだと思います。

 求められるものは「実習生」ではなく
「社会人としての常識を持った人間」ということだと思います。

書類の提出、時間厳守、服装や立ち振る舞いと報告連絡義務などなど、
きっと「今までの自分」ではない「自分」を求められることに
とまどいを感じることがあるかもしれません。

「学ぶ側の意識」から「教育する側の意識」にチェンジしなくてはならないのですから
とまどうのは当然だと思います。

けど、このとまどいを素直に乗り越えられるか、
乗り越えられないかは結構難しい問題のような気がします。

あなたたちも「一応の経験」をしてきているわけですから、
それなりの自負や自信もあると思います。

乗り越えるのに苦労する人は、
そうしたものへのこだわりがありすぎて、
目の前の現実に何もできていないということに
気づくのが遅れてしまうのかもしれません。

まず考えてほしいことは「今、自分は何をすればいいのか」ということです。

少し課題を考えてください。

「子どもの目線にたって考えることは必要ですが支援の手だては大人の教師としての対応が必要です。」          

あなたはプロなのですという視点

「誰かがやったことがどこかにあるというわけではありません、自分で目の前の問題を解決するための答えを作り上げなくてはなりません。」
ゼロから何かを生み出すという視点

「主人公は子どもです。あなたが主役ではありません。結局はクラスの子どもたちを生き生きとさせることができるかどうかです。」
教から育を、共育という視点

今、他の教師に「のびしろ」(可能性)を感じさせてくれるような教師が求められいます。
コメント
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