おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

教務主任ですか。

2020-03-29 22:09:18 | Weblog
全体を見渡すことの難しさを学ぶいいポジションですね。

天狗にならず、みんなの声を謙虚に聞けば、みんなから信頼されますが、仕事は圧倒的に増えます。

僕のように自分のしたいことだけやり、敵味方を峻別する昭和の手法はもはや効果的ではないと思いますが、とにかく教務主任やったおいて損はない仕事です(笑)。

教務主任 校長の椅子への 一里塚

と揶揄された時代もありましたが、今はどうなんでしょうね。

学校現場では、将来学校を引っ張っていくことができるかどうかを見極めるため、ある意味で早くから「人をふるいにかける」ことがあるようです。そういう意味でやっとふるいにかけてもらえるようになったわけなのかも、です。

生涯担任で過ごしたいというのは、みんなが認める「一つの専門的スキル」を持ちみんなを引っ張っている人が言えばカッコいいですが、そうでない一生懸命自分のことだけやることが取り柄の人が職場で言えば「自己中」とか「無責任、負担のがれ」と思われかねないのが、今の学校にはあるのかもしれませんね。

教務になって机の上が整理できないとみんながみてます。僕は皆に整理整頓を指示するのは管理職の職務だと管理職になってからしりましたが、教務主任は微妙なスタンスです。

八方美人ではできないあなたの軸が問われます。

教務の時代に授業をみる目と先生たちの子どもとの距離感を見る目を養うことができなければ、一生生涯1担任で過ごした方が幸せだと思うよ。せめて1教科、どの学年の先生にも語れるだけのものがあるといいね。

事務処理なんか今の時代、パソコンですべてできる。それができないなら、今まで楽しみすぎただけだから、今からスキルをつければいいだけかな。
昔の管理職はその辺シビアでよく見ている官僚的なイメージを僕は持っていましたが、時代が少しは変わっているのであなたにも親切に教えてくれると思いますよ(笑)。

今は気づくことができないかと思いますが、あなたは賢くて真面目だから、実は利用されやすいタイプなのかもしれませんね。

あなたが利用されたり、踏み台にされたと気づいた時、自分の感情をどうコントロールできるか、楽しみにしてます(笑)。

利害や評価がはさまると、守ってくれる人は少なくなります。それでも守ってくれる人、守りたいと思う人を作るのが教務主任の時代だと思います。頑張り過ぎないことがみんなのためなのかもしれませんね。
コメント
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