もう少し具体的にという
あなたへの返事は もう一つのことで
考えてみましょう。
こういうことは言わない人が
いい先輩なんだろうなと思っています。
職員室での会話
「先生、先生とこの子、運動場でなんかトラぶってたで」
そのとき、親切そうなその先生は
見ていただけなんだと思ってしまいますよね。
「大丈夫、あそこの親は、わたしがなんとかいうといたげる」
善意なんだけど若いあなたでは無理だということを明らかにして
その先生任せにする癖をつけようとしているんじゃないかな。
「ごめんな 私コンピュータ苦手やから紙で作ってんやけど、
去年のものは残してないの」
スキルをつけるには、みんなが何度も同じものを作ることが大切なんだけど
非能率的なことは無駄に思えてしまうことがありますよね。
「今度の参観日、おんなじ教科でおんなじところしよ。
掲示も同じようにしたほうがええね」
低学年でよく聞く言葉、何年もやっている方が
うまいに決まっている。どうしてそれを参観日にするの??
って思うことがあります。
どうなんだろうね。あなたたちとよく論議した
人と人の距離感は時代によって変わっているのか
変えてはいけないものなのかはよくわかりませんが、
あなたたちと適度な距離を保てる人が
よい先輩なんじゃないかな。