おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

秋です

2010-10-05 13:15:39 | Weblog
昨日は前にいた小学校の運動会だったので「来賓」(笑)として
参加しました。 秋とはいえ、「来賓」は何もすることなく、背広
姿で暑いテントの中にじっとしているのは苦行以外の何者ではありませ
んでした。

運営や指示がやけに気になるのですが、もう部外者なので何も口出
しできないことが歯がゆく、暑いことを理由にそそくさと退出しま
した。何か寂しさを感じる瞬間でした。

なぜか、ぎっくり腰になってしまいました。
今日も、まだ、なんか調子が良くありません。毎日運転するようになっ
たこと体重増加が原因のように思いますが???、やっぱし不道徳な生活
が良くないのでしょうか・・。最近はまじめにしているつもりですが。

あなたも そのまま腰が曲がってしまうのじゃないかしら・・・と
心配そうなふりをして、残酷な言葉を浴びせかける友人もいます。

僕も腰が曲がってしまうのでしょうか。その前に出すぎたおな
かが支えになってくれるとは思っているのですが。

こうやって、だんだんみな老いていくのでしょうね。

老いは気持ちから始まると聞いていましたが、気持ちがおいれ
ばすべてが終わるような気がします。

教室に来ている中3生が、夏休み明けから髪を染め、急激に
変わり始めました。という相談を受けました。

髪の毛を変えるとか反抗的になるというのは「たすけてくれ」
というサインなんですけどね。助けてくれる信じていた先生に
失望してしまった子どもの典型的なパターン・・かな。

本質は寂しがり屋で自分をいつも見ていてほしいかわいい子な
んでしょうね。きっと「ワル」ぶったことがはじめてなので、
教師も軽く考えてそのこのことを軽く考えているのかもしれません。

結局は中途半端、それなら、教師への憎しみをバネに見返すこ
との方が建設的な考えかもしれませんね。

ヤンキーのボスになっても誰も驚かないし
友達からはさげすまれるかもしれない・・。

陳腐かもしれないけど
それよりは高校や大学に入ればいいのです。
意外とこれは簡単だと思います(笑)

周りのさめた友達は「こそ勉(こっそり勉強)して、いい高校受
かって先生をみかえしてやったら?」と言ったそうです。
上手に言いますよね。

今の女の子ですね。けどこの子の考え方も本当は病んでいるのかも
しれません。
学校という仕組みの中に、「哲学」といったものが必要な時代にな
っている気がします。

「知識」を教えることに必死で、その代償として「学歴」を子ども
たちが得ることを誇りにしていた教師たちが、今、敗戦直後の教師
と同じように、今までの自分たちの行ってきた「精神論」の崩壊を目
の当たりにして、なすすべもなく立ちつくしているように思えます。

学校を元気にできるのは、今僕の前にいる学生たちなのかもしれませ
んが・・。なかなか難しい仕事です。
コメント
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