今から150年ほど前に掘られた西野水道の見学に、郷土学の学習で行きました。
西野水道は、江戸時代たびたび水害に見舞われ被害を受けた西野を、水害から守るために充満寺の住職西野恵荘上人が、発案して6年の難工事の末完成した水道です。
旧の水道へ向けて なんかわくわくしてきます。でもちょっと不安?
いよいよ入口 中は真っ暗です。
下はごつごつしていて歩きにくいです。ところどころ水もたまっています。
周り硬い石と岩の壁です。よくこんな硬い岩を堀抜いたな!と感心です。
狭いところは人が一人通れるほどです。天井までの高さも高いところは高いですが、低いところは腰をかがめないと通れないところもあります。真すぐでなく、曲がったところもあります。岩盤が硬くてまっすぐ掘り進めなかったのでしょう。
コウモリがいました。
やっと向こうに明かりが見えてきました。出口です。
明かりを見ると、ほっとします。
くぐり抜けました。
左側から江戸時代の水道、昭和25年完成の水道、昭和55年完成の現在の放水路
西野水道出口から見るびわ湖 竹生島が遠くに見えます。
帰りは、2代目の放水路を通って帰りました。歩くとけっこう距離がありました。
のみとげんのうを使って、石を削ってみる、石工体験をしました。
体験用に柔らかめの石が置いてあるとのことでしたが、思った以上に石は硬く、そう簡単に削ることができません。