まず、写真を見てください。一昨日(8月6日)の読売新聞に載った広告です。右下に「もうテレビは見るな。新聞を信じるな。」とあります。
なんか不思議ですね~。
1)「新聞を信じるな」と主張する書籍が、新聞に広告を出すフシギ。
2)「新聞を信じるな」と強い調子で非難されてるのに広告掲載を許すフシギ。
新聞社広告局には、どんな思惑があったのでしょうか?
3)「よきにはからえ」という大尽のこころ。
4)「小異を捨て大同につく」という政治家のこころ。
5)「広告費はしっかり請求しまっせ」という商人のこころ。
6)「読者が不信感を募らせることは、まずないだろう」という油断のこころ……。
何を信じていいか分からなくなりますね~。
「もうテレビは見るな。新聞を信じるな。」というのは、正しくは、「見る、信じる」or「見ない、信じない」でなく、中庸が大切ということでしょう。テレビにも新聞にも信じるに値するニュースもあれば、そうでない記事もある、ということ。実際、世の中の大半のことは、そうです。
それにしても、キツい表現です。初めて見たとき、「ケンカ売ってるんか?」とビビりました。その後、大きな事件にならなければいいのですが。
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