製薬会社は「薬を売るより病気を売れ」というやり方で、患者の掘り起こしをしてきた。精神科の薬の開発は、科学の衣をまとったマーケティングである。(12月12日の朝日新聞夕刊より)
デビッド・ヒーリーという精神科のお医者さんの本を、田島治という杏林大医学部の先生が訳されています。ヒーリーさんは、薬品業界のカラクリを告発されています。
さてさて、TPPが実現すると、モンサント社製の種子がドッと入ってくるかもしれません。「田中龍作ジャーナル」(12月13日)で知りました。ベトナム戦争で使われた悪名高き枯れ葉剤。それを作ったのが、モンサント社なんですね。枯れ葉剤を作るような会社は、人道に対する罪(?)で裁かれ、とっくに無くなっていると思い込んでいたので、驚きでした。
田中氏はフリーのジャーナリストですが、フットワーク軽く取材活動されているようです。毎日更新される記事の迫力あるトップ写真、キャプションの(筆者撮影)のクレジットから、それが伝わってきます。なぜ、経団連の米倉会長はTPPに熱心か。12月13日付けのニューヨークからの記事で、その理由がよく分かりました。
ご興味のある方は、ぜひ。
以下、田中龍作ジャーナルのアドレス。
http://tanakaryusaku.jp/2011/12/0003333
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