壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

ふれ合い

2011年08月04日 | 街ネタ

(新宿区四谷にある3つの銭湯を紹介した後で)四谷の3つの銭湯はどれも素晴らしく、甲乙は付けがたい。コンビニ、自販機が街を席巻し、人と人との生のふれ合いがどんどんなくなってゆく今日、銭湯こそ人が裸で付き合う究極のコミュニケーションの場であり(後略)

以上、東京都新宿区の「四谷地区協議会だより 声 Voice」平成23年3月発行No.4より。四谷地区のアレコレを紹介している広報誌で、地区内の銭湯を紹介した結びの一文です。

なんだか、ヘンでないですか?

(1)コンビニ、自販機が増える(ゆえに)人と人との生のふれ合いがなくなるのか。(因果関係)

(2)(何らかの事情、例えば社会の無縁化があり、そのため)コンビニ、自販機が増え、人と人との生のふれ合いがなくなるのか。(相関関係)

この一文は、2通りに解釈できますが、どうも筆者は(1)を前提にしているように感じます。「あるくみるきく」読者の皆さんは、どうですか?

コンビニは、地域の夏祭りに参加したり、帰宅難民に食事や飲料を配ったり。地域のふれ合いを増す努力をしています。ぼくがコンビニの社長なら、抗議の一筆を入れるでしょう。

以上、適切な文章を書くための自らへの戒めでした。


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