壁際椿事の「あるくみるきく」

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『ナニワ金融道』と御嵩町の住民投票

2014年02月12日 | しらべる

『ナニワ金融道』19巻のカバー折り返しに、岐阜県御嵩町の住民投票について、作者の青木雄二さんが触れた一文があった。

産業廃棄物処理施設の受け入れをめぐり、同町は住民投票の結果、受け入れ拒否を示した。受け入れ推進の事業団体の長に地元土建屋のトップが就くなど産官癒着の構造に、町民がいい加減あきれた結果だ、と評していた。住民投票の結果に「町民は眼力があると感じた」と反対派の町長はコメントしたとか。

たしか、この問題。町長が襲撃され、生死をさまようような負傷を負ったんだよね。で、犯人はまだ挙げられてない。

青木さんの一文を読み、事件の前後関係が気になった。

住民投票は、1997年5月に行われた。
マンガ本は、1997年7月に第一刷発行と奥付にある。
襲撃事件はいつだったか? 調べると1996年10月だった。

誰でも暴力は怖い。襲われた後に住民投票なんて出来ないと思うよ。
だから、てっきり、住民投票>青木さんの一文>襲撃事件、と思っていたが、
実際は、襲撃事件>住民投票>青木さんの一文、なんだね。

単に、住民投票によって癒着構造にノーを示した点がスゴいとう以上に、暴力に屈しなかった点もスゴいよ。

事件については下記を参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%B5%A9%E7%94%BA%E9%95%B7%E8%A5%B2%E6%92%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6




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