壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

東京新聞 300字小説「主人公になれなかった老夫婦」

2014年03月05日 | よむ

うまい、思わずうなりました。3月2日の東京新聞、300字小説です。

(題)主人公になれなかった老夫婦

ある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは竹籠の材料を探しに山へ行き、下の方が光っている竹を見つけましたが、気味が悪いので通り過ぎました。
帰り道、海岸で亀をいじめている腕白どもを見かけましたが、遊んでいるのだと思い、止めもしませんでした。
その頃、おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこと大きな桃が流れてきましたが、洗濯に夢中で気づきませんでした。
その日の午後、飼い犬のプチが桜の木の根元で「ここ掘れ」と言わんばかりに激しく吠えましたが、モグラでもみつけたんだろうと思い、ほっておきましたとさ。
今日も何事もなく無事に過ごせて、めでたしめでたし。
(以上引用)

いま、これを書いてて、ふと思いました。
「遊んでいるのだと思い」は「逆ギレされるのが怖く」がいいかも、と。
その勢いで、もっと毒を入れると、たとえば……。
「気味が悪いので」は「放射性物質かもと思い」に、
「洗濯に夢中で」は「遺伝子組み換えによる異変種が気味悪く」にするとか。

タイトルは「無事これ幸い」的なもののほうがいいかも。
平凡こそ幸せ。まさにそうですね。


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3 コメント

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Unknown (会社員(30))
2014-03-05 11:27:25
東京新聞はどうでもいいが、何だこの後半のアレンジは。。。

タイトル「風評被害を意図的に拡散する反日工作員」
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Unknown (椿事)
2014-03-05 18:20:52
こんばんは。 椿事です。
会社員(30)さんへ。

そうです、僕は北朝鮮から活動費として年5000万円もらっている工作員なんですよ。よく見破りましたね。あっぱれ。な~んちゃってね。

こんなチンケなブログで、「風評被害を意図に拡散する」なんて考えてませんよ。たかだか読者100名程ですから。言いたいことを勝手に言っているだけです。

類は友を呼ぶといいます。このブログに執着されているみたいですね。会社員(39)さんは、俺に似てるのかな。なんだか共感を覚えてしまいまうわ。
バイバイキン。
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Unknown (会社員(30))
2014-03-06 09:21:24
放射性物質が気味悪いとジョークめかして使うなど少なくとも今の日本人の感覚からはズレてますね。ひょっとしてKoreaかChinaの方でしょうか。
考察が幼稚なのでご年齢は20代そこそこかと勝手に想像しております。
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