うまい、思わずうなりました。3月2日の東京新聞、300字小説です。
(題)主人公になれなかった老夫婦
ある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは竹籠の材料を探しに山へ行き、下の方が光っている竹を見つけましたが、気味が悪いので通り過ぎました。
帰り道、海岸で亀をいじめている腕白どもを見かけましたが、遊んでいるのだと思い、止めもしませんでした。
その頃、おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこと大きな桃が流れてきましたが、洗濯に夢中で気づきませんでした。
その日の午後、飼い犬のプチが桜の木の根元で「ここ掘れ」と言わんばかりに激しく吠えましたが、モグラでもみつけたんだろうと思い、ほっておきましたとさ。
今日も何事もなく無事に過ごせて、めでたしめでたし。
(以上引用)
いま、これを書いてて、ふと思いました。
「遊んでいるのだと思い」は「逆ギレされるのが怖く」がいいかも、と。
その勢いで、もっと毒を入れると、たとえば……。
「気味が悪いので」は「放射性物質かもと思い」に、
「洗濯に夢中で」は「遺伝子組み換えによる異変種が気味悪く」にするとか。
タイトルは「無事これ幸い」的なもののほうがいいかも。
平凡こそ幸せ。まさにそうですね。
タイトル「風評被害を意図的に拡散する反日工作員」
会社員(30)さんへ。
そうです、僕は北朝鮮から活動費として年5000万円もらっている工作員なんですよ。よく見破りましたね。あっぱれ。な~んちゃってね。
こんなチンケなブログで、「風評被害を意図に拡散する」なんて考えてませんよ。たかだか読者100名程ですから。言いたいことを勝手に言っているだけです。
類は友を呼ぶといいます。このブログに執着されているみたいですね。会社員(39)さんは、俺に似てるのかな。なんだか共感を覚えてしまいまうわ。
バイバイキン。
考察が幼稚なのでご年齢は20代そこそこかと勝手に想像しております。