ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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室内歌劇場記念Festival稽古

2019-12-19 11:12:00 | 歌のこと


タヌキ、違う、トナカイの着ぐるみ着てるだけじゃないです。
こちらの稽古も進んでおります。

「東京室内歌劇場50周年記念Festival」
12月26日(木)18時半開演
浜離宮朝日ホール
チケット4500円になります。

私は最後のオペラ部門に出演させて頂きます。
「秘密の結婚」からカロリーナとパオリーノの二重唱
「フィガロの結婚」から伯爵とバジリオとスザンナの三重唱、
「ドン・ジョヴァンニ」からお手をどうぞ、を歌わせて頂きます。
私までご連絡頂ければ、割引させて頂きます✨

ご一緒させて頂く、テノールの高橋淳さんと1枚📸


以下、長くなりますので失礼。
お恥ずかしながら、秘密の結婚はよく知らず。
観たことはあったんですけどね。

歌ってみたらさ。
めっちゃくちゃ面白いんね……

稽古中に盛り上がりましたが、モーツァルトとロッシーニのちょうど間!
まさに 間!!
その感じがムンムンにあって。

例えばさ。
アジリタやる時って、少し前に踏み込む瞬間ってあるじゃないですか。
そこらの感覚がロッシーニとよく似てる。
あとエネルギーの持ってき方とかは、かなりロッシーニ。
そのくせ、1番嫌な所に高音が待ってる所は、なんてモーツァルトなの 笑
他にも色々あるけど。

そして、ロッシーニともモーツァルトと違う所が
「今こういう刻みがあると、このあと歌うの、すっごい楽なんだけどな~」
て思った所に
オケが理想の刻みやリズムを、めちゃくちゃ分かりやすく、ばっちり書いてあるぅぅううう

何て優しいんだチマローザ!!
モーツァルトとロッシーニより、人間的に優しいんじゃないかしら、とまで思ったりしてます 笑

そしてフィガロの三重唱の、バジリオの
cosi fan tutte le belleにキュンキュンきてます。
いいな~あの言葉歌いたい……羨ましい……

ダポンテ、絶対ここの歌詞好きだったはず。(そりゃそうだ)
面白いよねぇ、あのプライドの高い人間が
「我ながら良い言葉書いたな」
と思った言葉が、これなのか、ていう。
ダポンテって、ここぞという時はかなりシンプルな言葉を使うよね。
あれだけ美辞麗句書ける人がさ。

……このまま続けたら、もう完全に止まらなくなるからやめようか……
(本当はもっと書いてたけど消した)

あとオペラ部門の最後は、「モーツァルトの旅」を好きな方が観たら、アレね、となるかと。
私の好きなやつ❤️

どういう意味かお知りになりたい方は、ぜひいらして下さいまし!
お待ちしております~







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