ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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12月14日公演「アマールと夜の訪問者」について

2021-12-11 23:49:00 | コンサートのご案内&ご報告
よくよく考えると私、12月14日(火)のコンサートのチラシや曲目については、ちょこちょここのブログに書いていたのですが。
「で、美和ちゃんは出ないの?」とご質問を受けたりしまして。

出演しますー!
私が出演するのは、
オペラ「アマールと夜の訪問者」です。
今回私は、この公演の企画・制作と日本語訳詞、そして子供のアマール役を演じます。
改めまして!

東京室内歌劇場主催/クリスマスコンサート

2021年12月14日(火)
18時半開場/19時開演(全自由席/4000円)
渋谷区文化総合センター大和田6F
  伝承ホール
渋谷駅西口より徒歩5分(渋谷区桜丘町23-21)

【クリスマス・オペラ】
メノッティ作「アマールと夜の訪問者」(日本語上演)

【アマール】中川美和
【母】吉村 恵
【メルヒオール王】杉野正隆
【カスパール王】高橋 淳
【バルタザール王】篠原大介
【従者】渡辺将大

ピアノ/大下沙織

この「アマールと夜の訪問者」というオペラは、アメリカの作曲家メノッティが、今からちょうど70年前のクリスマスイブに放映されたテレビ番組用に作った、英語による短い作品です。

この物語は、聖書に登場する「東方の三賢人」といわれる三人の王様と、羊飼いの少年アマール、そして、その母に起きたクリスマスの夜の奇跡のお話です。
貧しさと弱さゆえに、罪を犯してしまう人間の弱さ、許しの尊さ…1時間に満たないごく短いオペラですが、音楽もストーリーも、クリスマスの夜にぴったりの、心温まる素晴らしい作品です。

本来、子供向けに描かれた作品ですが、むしろ大人の心をも打つオペラだと私は思います。
演じながら、何度も涙ぐんでしまう……!!
うう……

主催の「東京室内歌劇場」は、かつてこの演目をレパートリーとしていたそうですが、今回は久々の上演という事で、私も大変張り切っております!

♪そして「アマール」の上演に先立って、宗教曲を中心とした華やかなソロ曲を、3名の素敵なソプラノ歌手の皆さんにお願いしました。
いずれも、クリスマスにふさわしい曲ばかり!
ピアノは、大下沙織さんです。

◆ペルゴレージ
「サルヴェ・レジーナ(悲しみの聖母)
【ソプラノ】海野美栄
♪ドラマティックな音楽が胸を打ちます。終曲の涙の音楽はたまりません。

◆シューベルト
「岩の上の羊飼い」
【ソプラノ】伯田桂子【クラリネット】柴田真理
♪歌・クラリネット・ピアノのアンサンブルが素晴らしい名曲。谷に響くこだまのような歌とクラリネットの掛け合いが聴きどころ。

◆ モーツァルト 
「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」
【ソプラノ】富永美樹
♪若きモーツァルトの、才能あふれる有名なモテット。大変華やかな曲で、特に「アレルヤ」は有名です。

今年も又、思いもかけないコロナ禍の年の締めくくりとなってしまいました。
ほんの短い時間ではありますが、クリスマスにふさわしい音楽に浸れる穏やかで楽しいひとときを、皆さまとご一緒できたら本当に幸せです。
私達音楽家にとっては、まだまだ大変厳しい日々ではありますが、これからも止まらずに、前へ前へ進んでいけたら…と思っています。

※まだチケットご用意出来ます!
私に直接お申込み頂ければ、割引させて頂きますので、是非ご連絡下さい。
チケットのお申込み、お問い合わせは、
info@nakagawa-miwa.com
まで!
※この公演は、感染予防ガイドラインに従って、万全の対策をもって開催されます。
出演者への差し入れ等や公演後の面会は、ご遠慮下さい。


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