ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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ビザ取れました~

2011-05-11 00:07:09 | ドイツのこと
ここ最近、ネットがかーなーり、不安定で全然更新できなくて失礼いたしております…これも近所のカフェに行ってやってるの。
何度書きかけの記事がとんだ事か。←この悲しさ、やった人にはわかるでしょう…orz
メールもタイトルまで見てるのに、何故かその先が開けないとか
そんな状態なので、連絡が遅れたり、何か失礼してしまっていたら申し訳ありません、ご容赦…

そんな中。
ビザの更新ができました!

これでまた一年いられますー。いえいいえい
あー不法滞在にならなくって良かった

語学学校の人たちは大体語学ビザ。これはまあ楽なんでしょうけど、高い。いやなの。これはやっぱり最後の手段…

でもさー。
大変は大変だったけど、ビザの許可、結構あっさり出た方だとは思うのですが。それでもやっぱり大変でしたぁ。以下、覚書。

登録局について少し説明しますと。メインの受付があって。(それも何か所かある。)
少し話をして、呼び出し番号をもらって、ずらーっと並んである部屋のどこかに行くという仕組みです。部屋には担当官が2人前後。

まあ実際のシステムって全然わからないですけど。
何か、こちらが希望を述べて、その条件でもって、担当官が裁量でビザの内容決めてるような、そんな感じを受けました。
だからきちんと自分の主張を話せる事が大事なような。もし担当官が提示してきた条件のもので、それに不満があって、担当官が変更してくれそうになかったら途中で「もういい」と言って、席を立つという事も大事なんじゃないかな。私の意見ですけれども。
別の担当官なら、自分の条件、通してくれるかもしれないし。

あと、担当官にいわれてこの書類を用意したのに、次に行った時の別の担当官では全く必要なかったという話もよく聞きます。

私は言葉ができないので次に更新する時は、もっと話せるようになってたいな。
あと、私は今回たまたま1人でもうまく取る事が出来ましたが、だからそういうのがストレスな人とかは無理せず、こちらに話せる人などにお金を払ってついてきてもらうのも大事な事だと思います。
そういう人、きっと結構いると思いますし。

私は「誰か話せる人、ついてきてくれる人、いないの?」と毎回のように言われました。元々話せないのもありますが、緊張すると、本当~に、言葉、出てこないんですよね…専門用語多いし…

あと、こちらに滞在している人皆が口そろえて言うのが「担当官によって違う」と「とにかく通え」
の二つでした。

私は何だかんだ、かなり楽にすんだ方と思うのですが、確かにこれは痛感しました。
私自身の性格として、気弱なとこもすごく多くてネガティブなのですが、ここだけは!というところは根っこは頑として譲らない方なので。
むっとした時、納得いかなかった時、うまくいかなかった時。例えば、必要のないはずの書類を用意しろと言われたりした時とか。
なーんか釈然としないので、別の担当官に回してもらえるよう、また一から並び直したりしてましたけど。それでもう一度話したら、全然話が楽に片付いたりしてね。…でもこの位の事はたぶん皆やってると思うけどね…
だから日本の役所と同じように考えてたら、本当無理だなーって思いました。

因みにここに行くまでに、それなりに色々ありましたが。一番面白かったのが、私のパスポートを見たある担当官。
私はワーキングホリデーで来てたんですが。31歳になってなければ取れるんですね。それが、

担当者「あなた、今ワーキングホリデーで来てるけど、30歳はダメだよ!ドイツは有効じゃない。」

私「…いやいや、有効だから。」

担「何言ってんの、30歳は有効じゃないよ。」

私「いや、日本で大丈夫だったんです。それから私が31歳になったのは去年の11月ですから、ドイツに来た時はまだ30歳でした。」

担「だから30歳もダメだってば!日本で大丈夫でもドイツはダメ!(←そんな訳あるか)」(ここらへんで立ちあがってきた)

私「いやだから30歳は有効なの!」(負けじと立ちあがる)

担「有効じゃない!」

私「今!今、私がここに住んでるのは有効だからだろうがーーー」(パスポートごと机ぶったたく)

…とまあ、こんなやりとりをしていたせいでちょっとイラったりもしましたね…結局うやむやになって次の部屋に回された。



とりあえず、色々話聞いた挙句、まず最低限必要だと言われたのは、保険、パスポート、住民登録票、収入の証明、家の契約の証明など。
…ていうかこの位の事は、メイン受付の所に一覧したプリント置いといてくれればいいのに…と思うのは日本人だから?

保険は慌てて新規の安いやつに(笑)ネットで入りました。今まで入ってたのは少し高かったので…おすすめをお隣さんに色々教えてもらいました。感謝♪
ちなみにその時。保険に入って、書類をダウンロードしたその一時間後から、急にネット環境が不安定になりまた。いやー助かった…

収入の証明も、父が日本でドイツ大使館に取りに行ってくれました。これ、GW中だったそうなんですけど、ドイツ大使館は開いてるんですよー、外国だから(笑)。

その辺の書類をまとめて、外国人登録局に持ってきました。で、私のようにプライベートでレッスンのためにいる人間は、普通は上記の通常書類の他に、先生からの一筆が必要らしく。受験の準備とかの人もそうらしいです。
私の先生もそれを気にしていて、何て書けばいいんだ~、と私にちまちまメールしてきてたんです。

で、私はその日、登録局にその一筆の内容を何て書けばいいのか訊きに行ったのですが。
なまじ書類を用意していたせいか、何故かその日にビザがおりてしまったという…(笑)


住民登録票なんて、私、鞄から出しもしませんでしたよ…そもそもその住民登録票も、お隣さんがチェックしてくれたんですが、「僕のと違いますね…」
いや、大体は同じなんですが、私のめちゃくちゃペラペラで安っぽいんですよね…よくこれが公式な書類だな、という(笑)

ちなみに。担当官のチェックは、家の契約書を念入りに見られてました。家賃をつぶやかれました。やっぱお金の部分がチェックポイントなのかなー。

他にも口座にいくら必要らしいとか、色々聞いてたので、それができるように、銀行の口座開いた時の書類とか、最後の残高チェックの紙とか(こっちは通帳がないの。)色々持ってったんですが、必要なかった…


それにしても、ずっとビザの事で頭いっぱいで、不動産屋やら、銀行の人と少し話したり、そんな事が続いて。やっぱりこちらの事情に詳しくないのは精神的にもきますね…。
少しは慣れたつもりでも、まだまだわからない事たくさんです。銀行は通帳がないから、残高や取引をチェックするのにはプリントするだけ。それもどうやら、一度出したら二度はプリントしてもらえない。
だから、通帳のように、記録の一覧になってないから、そのプリントなくしたら終わり

でも私はこの事すら知らなかったんですよ。今までのプリント取っておけばよかったのに、知らなかったから、結構捨てちゃったんですよね~orz あ、もちろん最近のはあったんですけどね。
まあ言ってもはじまらないから、今後はプリントためておきますけれども。

また、家の契約書とかも、4月いっぱいまでだったんですよ。だから、担当官にこれじゃ無効だよ、とか言われたら嫌だから(そりゃ云うよね)、不動産屋に新規の契約書をもらえないか、と連絡したら。
自動的に更新されるから、そんな契約書とか、ないよーんというメールが来たorz

↑うーん、日本とは違うなあ、と痛感しつつ、このメールもプリントして持ってったんですが、全然必要なし。
念の為、更新されてる証拠として、五月分の家賃が引き落とされてる口座の記録も持ってったんですけどね。ま、必要ない分には良かった。
ていうか。そもそも4月は30日までなのに、4月31日までとか書いてある契約書って…日本では考えられないですぅ~(笑)

こんな感じだったので、もう語学学校もこの時期は完全に「さらば!ビザがとれるまで!」と言って休んでました。
皆に『がんばれ~』とか言われた(笑)
頭痛くて、自分で普段やってるドイツ語の勉強も何もできないんですよ。まあもう諦めて、「こーやってやりとりしてるのがドイツ語の勉強なの!」と言い聞かせたりして。

いやー…とりあえず、ビザ下りて良かったです

月末、ベルリンで後宮の誘拐を観ようとチケット取ってんですけどね。ビザが長引いたら無理かなーと思ってたんですよ。
準備の事まで考えられそうになかったし。でもこれで行けそうだな~。らっきぃ。





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