2月10日いつものヨン友三名と村上隆の五百羅漢図展へ行ってきました。
村上隆は「現在国際的に最も高い評価を得ている現代美術作家のひとり」だ
そうですが、現代美術には全く目を向けたことのない私、その存在を知らなか
ったばかりか、先週の日曜美術館で取り上げているのを見るとはなしに見て
いながら、やはり関心を持つには至りませんでしたが、展覧会を良くご一緒する
友人の勧めで出かけることになり行ってみました。
私の好みが保守的なのかもしれませんが、絵自体には、やはり惹かれる
ところはありませんでしたが、美術史家の辻惟雄氏のお題に応えて描いた
という「ニッポン絵合わせ」という芸術新潮誌での取り組みはとても興味を
惹かれました。
また絵のスケールのでっかさや、そのでっかい絵を製作する、もはや絵を
描くと言うような言い方では表せない、製作方法などの詳細な記録も展示
されていて興味深かったです。
展示は既に3か月以上の長きにわたってされているようですが、いまだ多くの
人が訪れ人を避けて写すのに苦労しました。会期はあと一カ月程あるようです。