心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

連休前にやって来た連れ合いと付岩洞(プアンドン)へ

2016-04-28 | ソウル散歩
3か月の丁度折り返し点の一昨日、ウリナムピョン(私の連れ合い)が
陣中見舞い兼ねてソウルへ遊びにやってきました。月曜までの5泊6日
の旅です。以前同じように来たときはホテルをとりましたが、今回は
下宿に空いている部屋があるのでそこを借りました。

ナムピョンが居る間は私も一緒にひたすら遊びます。
作日は早速、前々から行ってみたかったソウル城郭の北岳山部分に出
かけました。入口の彰義門は付岩洞(プアムドン)にあります。
2022番のバスがプアムドンに行くと、有名ブログで見た記憶があった
のでウルチロイック(乙支路入口)でバスに乗り換えプアムドン住民セ
ンター前で下車しました。

さて、近くまで行って居ながらガイドブックも地図も持たず歩く私、
バス停からどちらに歩けば、彰義門なのかわかりません。住民センター
前にいた人に聞いても、分からないと言われ、住民センターでその近辺
の地図を置いていないか、聞きに入りました。名前から地域住民サービス
の為の施設であり、観光客向けの施設ではないのに図々しいですね^^

幸い「プアンドン散策路」というイラストマップがありました。
それ見ていると、近くにソウル美術館という美術館がありました。
ソウルには既に現代美術館、市立美術館があります。ソウルと名前が付いて
いて更に美術館があるというので、どんなところか何か面白い展示を
やっていないか、覗いて見たくなりました。

親切な職員や住民センターに感謝しつつ、美術館に向かいます。


        부안동 주민센터(付岩洞住民センター)

歩き始めてすぐこの看板をみつけました。



「スッカラ」というと日本で発行されている韓国の美しいものを紹介する
季刊雑誌です。どこかで廃刊になった記憶があったのですが、何でしょう?
ギャラリーとありますから、雑誌で扱った作品の展示でもしているのでしょうか?
気になって覗こうとドアを押すと、残念!鍵がかかっていました。

諦めて美術館へ再び向かいます。美術館は住民センターからでも5分と
掛からない所でした。不思議なことに一画に免税品店があり、中国人らしき
人たちで一杯でした。



そして美術館はというと、何と期せずしてイジュンソプの展覧会をやって
いました。イジュンソプというと、昨年知ったばかりですが、不遇の天才
画家として、深く記憶に残った画家です。偶然覗くことにした美術館で又
彼の作品に出会えるとは、これは見るしかないでしょうと入ることに
しました。(報告は別途後日します。)




イジュンソプ展と併設で現代アート展と恋愛の温度展など幾つもの展覧会が
同時に開催されていて、結構時間をとってしまいました。通りにあった
イタリアンカフェで、大急ぎで遅い昼食(夫がハンバーグ、私が海産物クリーム
パスタどちらにもミニスープとパンが付きました)をとり、チャンイムンに
向かうつもりが、外に居たお店のペットのニャンとワンコが、食べ終わる頃
お店の中に乱入してきて、一しきり遊んでもらっちゃいました。













わんこ達の写真、スマホで撮ってブレブレです。お見苦しくて済みません。

続きます。






怒涛の一日(その3ー風物市場)

2016-04-27 | ソウル散歩
4月24日怒涛の一日(その2)の続きです。
食事を終えたら連絡をすると伝えてあったのですが、食事中もチングからは
何度も電話がはいってきます。一人を見て全てにあてはめるのは良くありま
せんが、韓国人はせっかちな人が多そうですが、彼女もまさにそのようです^^

彼女の指示は東廟駅3番出口でした。ところが食事で気もそぞろの私は、この前
待ち合わせをした東大門と、勝手に思い込みすれ違ってしまいました。
ここでせっかちな彼女の性格に助けられました。ちっとも現れない私に、彼女は
間髪を入れず電話をくれました。
チング:「オディヤ?(どこ)」
私:「トンデムンヨ. サーボンチュルグ(東大門駅4番出口)」
チング:「ウェートンデムニヤ(どうして東大門なの)!トンミョラゴ へッチャナヨ
(トンミョだと言ったでしょ)」
私:「ミアン、ミアン(ごめんごめん)~~」

東大門と東廟が隣だったのは幸いでした。歩いても行ける距離だったので
地下鉄に戻らず、歩いて向かいました。

東廟駅に近づくと急に人が増えて来ました。東廟側の歩道に渡るともうラッシュ
時の駅のホームのようでした。


  これは少し奥へ入った場所で駅方面を振り返って撮ったものですが・・


風物市場、名前だけは聞いていても実態はしりませんでした。現実に目で
見て、また後で、ネットで検索して、やっと少しわかりました。
路上のお店、元からお店を構えている商店、様々なお店が古物から新品
中には捨てるしかないと思える物まで、本当にありとあらゆるものが
売られています。呼ばれてぼーっと出かけて行きましたが、これは実に
面白かったです^^


【骨董商のお店で】

            仏像・祭祀の道具等


        木の器の中はお餅などを作る時の型


            仏像・人形
 

       古いお札(ふとみると日本の百円札が!)

露店で一番多いのは、何といっても古着一枚5千ウォン(460~90円)から


中には古着3枚で5千ウォンなんてお店も


チングはふと目に入った黄緑色のウィンドブレーカーを、梅雨時の肌寒い
日の上着代わりに良さそうだとお買い上げ。



↑こうなって来ると、もうマニアックな人にしか分からないものばかり


      元は何に使われていたんでしょう?お値段は300万ウォンだそうです



東廟からお隣の新設洞(シンソルドン)の方へ向かって行くと建物全体が
風物市場状態の建物がありました。以下はその中のお店です。


    昔の飲み物の瓶・人形・電話機~~


     黒表紙の本の向こう側は昔の小学校の教科書


     子供の絵本とか塗り絵的な冊子

建物内をくまなく見て行くと、ところどころに飲み物を売るお店があったり
食事コーナーがあって休憩も十分取れるようでした。飲み物やさんで、長いも
と牛乳で作るマ茶があったので飲んでみました。生の長いもを入れていましたが
2年前にプヨの博物館前のカフェで飲んだ、薄切りした長いもを干して作った
温かいマチャの方が美味しかったような気がします^^;

2階で古家具を見ていると香ばしい良い臭いがしてきたので、行ってみると
珍しい油を絞っていました。紅花とかいてありました。染料にするあの紅花
です。油がとれるとは知りませんでした。しかも腰やひざの痛みに良いそうです。
早速夫用に一本求めました^^朝晩スプーンに1杯ずつ飲むのだそうですよ。
即効性はありませんが、何だか効きそうです。






風物市場、ただ眺めてきただけですが、何かを探すとか目的を持って行くと
もっと面白そうです。帰るまでにまた一度は行きたい所です^^



怒涛の一日ー新村~西村~東廟【その2ー蓮の葉ご飯のランチ(写真追加)】

2016-04-25 | 韓国の食べ物
4月24日「怒涛の一日」のつづきです。チングのお誘いにすぐに
応じなかった理由は、お昼ごはんをカフェーヨンイヤギ(蓮物語)
でとりたかったからです。だからトンイン市場のお弁当カフェが
どんなに面白そうでも、今日だけは素通りです。

市場を抜けて大通りを渡り左手最初の路地に入ると最初の角に
小さなカフェがあります。その斜め手前にはやはり小さな美容院
路地を一つ入るだけで、市場や大通りの喧騒から、いきなりロー
カルな雰囲気に包まれます。

カフェは、入口を入ると左手に大テーブルが一つ、右手に小テー
ブルが3卓ほど、右に行くべきだという判断が付くのですが、そち
らには既に男性のお一人さまが座っています。狭い空間で見知らぬ
他人を、否応なく意識させられるような間隔のテーブル配置に抵抗
を感じ、厨房にたった一人居たお店の人に声をかけて見ました。

ひろい方は団体のお客さんがきたら~と、やはり小さいテーブルの
ある方を勧められ、観念して座りました。

テーブルには、注文伝票を挟むのでしょうか、可愛い置物が↓


メインメニューはただ一つ蓮の葉にくるんで蒸し上げたご飯セット
パンチャンが3種類に海苔とお味噌汁で9500ウォン也。コーヒー
付きや、コーヒーとデザート付き、さらにサラダをプラスしたセッ
トもあります。
最近午後にコーヒーを飲んだ夜は、なかなか寝付かれず苦労している
ので、サラダだけ付けることはできないか聞いてみました。すると
サラダは10000ウォン以上のコースで無いとつけられないというので
基本セットをお願いしたら、何と不思議なことに、小さなお皿にサー
ビスで出してあげますと言ってくださいました。(小さな、なんて
とんでもない、普通の量に見えましたよ)

注文から結構経ったと思う頃(何しろスローフードですから)湯気が
上がっているお膳が、やっと出てきました^^



まずは、一しきり写して~~

やっと開封です。どうしたらいいのかな?しばし眺めて、ご飯をくる
んだ蓮の葉をひっくり返して見ました^^;
葉の端が楊枝で留めてあったので、それを外して開き始めると、何と
なんと!ご飯量に似合わない大きな葉っぱ!



↑は私が開けた蓮ご飯、因みに葉っぱをもちあげずともこのように↓
開く方法もあるようです。




栗と棗以外に何が入っているかは、聞かず終いなのでわかりませんが
箸を入れるとふんわり、噛めばもちもちした食感のご飯、それとは
はっきり分からないながら、多分蓮の香りもしていたでしょう。
パンチャンはどれも美味しく、ミョルチポックン(イリコと薄切り
アーモンドの炒り煮)は、弱って来た歯の為に下宿では敬遠中ですが
少し柔らかめだったこともあり、ここのは完食致しました。

お味噌汁は、どうかすると真っ赤に色が付いているキムチチゲより
辛いことがありますが、ここのお味噌汁には唐辛子の類は入ってない
ようです。小皿の真ん中はキムチですが、炒めるか何かしてあり唐辛
子の刺激的な味は抜けて優しい旨みだけが残っていました^^




さあ次はいよいよ風物市場(プンムルシジャン)です。(続く)








怒涛の一日ー新村~西村~東廟

2016-04-24 | 日記
4月24日(日)いつの間にか42日目になっていました。折り返し地点もすぐです。
今日は1日有意義に過ごそうと昨日の内から朝一番の映画のチケットを購入し
寝坊でキャンセルに歯止めをかけました。

下宿から歩いて5分程度の所にある映画館CJoneの前のバス停では、どこか
登山にでも向かうのか中年男女の一群が~   、ほんと韓国の人は登山好き!



朝一番の映画鑑賞に続き、お昼は散策兼ねて西村(ソチョン)で取ろうと計画
しました。ソウル歩きの項を新設したのに、ここしばらく全然歩いていません
でしたから・・・

ところが映画を見終えて、地下鉄に乗るとすぐポジャギ教室のチングから電話が
ありました。彼女には近々、風物市場を見に連れて行っていただく約束になって
いましたが、今日時間が出来たからどうかというのです。ご親切を無碍に断り
たくはないし、でもお昼は西村でとりたかったので、お昼を済ましてから会う
ことにしました。

西村とは、景福宮の西側一帯をそう呼ぶようです。最近は人気の北村・三清洞に
劣らず人気のスポットになっているようです。

最寄駅3号線の景福宮駅に着きました。ちょっと振り返って地下鉄入口をカシャ



これから(駅から)北方向に歩きます。いつもは景福宮越しに見る北岳山が、ここ
からだと又違って見えます。



良く通ったサンゲタン屋さん(土俗村)は、今日も行列が出来ていました。



おっ可愛いお店が~~、ポジャギあり、陶磁器あり、お茶あり、・・
ちょっとおジャマして見せていただきました。今通っているお教室を、おしゃれに
可愛くディスプレイして、カフェにした感じ。きっと伝統工芸の好きな若い女性が
運営しているのではないかと思えるお店でした。




通仁市場まで来ました。お昼をいただくカフェは市場を抜けて、少し行った所に
あります。


10年以上前に一度来たことがありますが、地域の人以外に訪れる人がほとんど
いなさそうな市場でした。


ところが今は、建物の整備も含めかなり様相が変わって来たようです。韓国通の
方のブログで見ただけですが、お弁当カフェとか・・。↓はその説明?それとも
西村全体の説明?




支度が間に合わない時や作りたくない時、お惣菜を買って帰れたらどんなに
楽でしょう。デパートのおしゃれなケースの中のお惣菜でなく、近所の
おばちゃんが作りましたって感じの、こんなものが好きです^^


             昔どおりのお惣菜やさん


             ピンデトク

ケーランマリ(卵焼き)


市場の中の通りを奥へ進むと、お弁当箱代わりのパックを片手に、美味しいそうな
物を探す人たちで一杯!







市場を抜けると、今度は住宅の向こうに仁王山が顔を覗かせていました^^


(まだ続きます)


















4作目完成ー消えた5ミリは何処へ

2016-04-23 | つぶやき
ポジャギ教室四作目がかんせいしました。

4日前



一片一片縫い合わせる時は定規を当てて測り、確認しながら
やってきたつもりですが、最後の最後で5ミリ~10ミリ足りません。
オットケ?どこで消えたんでしょう?

先生によると、縫い代にくわれてしまったようです^^;