心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その5)

2015-01-31 | 国内旅行

            黄金に輝く金閣寺

何時だったか、たまたま見ていたTV番組で金閣寺の金箔の張り替え場面を見た

事があります。今回行くに当たって調べてみたら、1986年から翌年にかけて

「昭和の修理」がおこなわれたそうですから、その時撮られたもののようです。

 

たまたま見たそのTV番組で、初めて金色に輝く金閣寺の仕組みを知り興味

深かったです。金箔の下には漆が塗られ、その漆を太陽光線による損傷から

守るために金箔が貼られるようです。 

 

金箔は通常約0,1μの厚さに作られるそうですが、金閣寺ではそれでは薄いと

5倍(0.45~0.55μ)の厚さの「五倍箔」が使用されたそうです。ちなみに漆は

japanと云う名前で呼ばれていながらも漆の原料自体はほとんどを外国産に

頼っているといいますが、純日本産の浄法寺漆が使われたそうです。

 

金箔は第二層と三層に施され初層には施されていません(そのせいでしょうか

私の中で金閣寺は二層のような錯覚がありました)。また現在二層にも金箔が

施されていますが、焼失前のものは第三層だけだったそうです。

 

もう少し大きい金閣を別な角度からみてみましょう ↓ 

 

屋根の横、軒から伸びている棒状のものは何でしょう(雨樋のようなものかしら?)

 

最初の写真を映した池(鏡湖池ーきょうこちーと云うそうです)の前は、最高の

撮影スポットで観光客でごった返しています。そこで耳に入ってくる言葉は

日本語より外国語の方が多いようです。みなさん金閣に感動して盛んに

写真を撮り合っています。いつもソウルで受けている親切を少しお返ししたく

互いを交代で撮っていた韓国の人に声を掛け、お仲間と一緒の写真を写す

お手伝いさせていただきました。

 

ひとしきり記念写真の撮影を終えた外国の人たちが興味深々で撮っていたのが

↓ の松、足利義満がめでた盆栽を彼の死後直植えにしたものだそうです。

                   陸舟の松

境内を順路に従って進むと茶室ー夕佳亭(せっかてい)があります。南天の木で

作られた床柱が珍しく写真に撮ってみたのですが、暗くて良く撮れませんでした。残念!

それにしても床柱にできるほどになるのに何年くらいかかるのでしょう?

        種類の違う苔で模様が浮き出るように作られたお庭

 

金閣寺の見学を終えた後、もう一か所行きたいところがありました。金閣寺から

さらにもう少し北へ行った洛北鷹峯の織部美術館です。 

 

 


有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その4)

2015-01-29 | ヨンジュンさん関連

ビストロセプトで初ランチ

 

                  ビストロセプト

東洞院・蛸薬師上るにあるビストロセプト、京都は行きたいところが多く最近は年に1回

程度は訪れているのに、なかなか行くチャンスがなくて、4年目にしてやっと来れました^^

お昼休み真っ最中と云う時間に入ったのですが、幸いなことに空席があり待つことなく

窓際のテーブル席に着けました^^気取らず美味しいものが食べられそうな雰囲気です。

お勧めメニューは大人の極上ハンバーグともう一品、迷わずハンバーグにしたのは

彼が食したものだったからかな^^;

 

前菜として付くサラダか具だくさん野菜スープは夫がサラダ、私はスープをチョイス

一口交換して味見をしてみます。スープは白菜、キャベツ、賽の目に切られた大根

人参が柔らかく体に優しい感じ、サラダはシャキシャキ触感もお味も絶妙なコール

スロー風、欲張りだけど・・・両方欲しかったな!

主食は夫は玄米ご飯、私はパン。このパン(バケット)がまたおいしいのなんの!

いわゆる外パリパリの中はもっちり、メイン料理なしでパンだけでも美味しくいただける

ものでした。(食後自家製か、どこかから仕入れているのかを尋ねたら

仕入先(ル・プチメック)の名刺をくださいました。調べてみたら超人気のパン屋さんで

東京新宿にも支店がありました。)

 

メインのハンバーグは、いつも自分で作っているものより、しっかりお肉を食べている

感があり、香辛料も効いて、この辺が‘大人の極上’とうたう所以かな・・・

添えられたマッシュポテトもねっとり美味しかったです。

最後の飲み物は紅茶とコーヒーをそれぞれチョイス。

プラス300円でミニデザートがつけられるというので、夫がムース、私はクレーム

ブリュレを注文。どちらも美味しかったです。

                    ムース

                クレームブリュレ

 大満足のお昼をいただいた後は、いよいよ金閣寺に向かいます。

(つづく)

 


有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その3)

2015-01-27 | 国内旅行

大阪ばかりでなかった太閤の町京都!?

 

バス一日乗車券を手に入れて、いよいよ出発します。最初の目的地は方広寺・豊国神社。

最寄バス停は博物館三十三間堂前です。京都駅からは100、206,208等が行きます。

さすが京都!観光客は多いです。100番のバスは満杯で次に来た206に乗って

出発しました。車内からは中国語や韓国語が聞こえてきます。

中国人旅行客が増えているのは、韓国ばかりではないようです。

            重要文化財の国立京都博物館

 

方広寺は当時焼失した東大寺の大仏に代わって豊臣秀吉が、より大きい大仏・

大仏殿を建立しようとしたもので、南は三十三間堂あたりまであり、当時の

塀や門がそのまま三十三間堂の塀や門として利用されているそうです。

     建立当時の大仏殿跡の史跡(発掘調査の後埋め戻されたそうです)

現存方広寺に残る創建当時の建物は鐘楼のみ。ここに吊るされている鐘が

有名な「国家安康」「君臣豊楽」の文言が刻まれていることを、家康の2文字が

引き裂かれ、豊臣家のみの繁栄を願っていると故意に曲解され、大阪夏の陣へ

つながっていく原因となったそうです。

                     方広寺鐘楼

         白い部分右下が国家安康、左上が君臣豊落の文字

 この寺の建造に関しては本尊を巡っての紆余曲折あり、天変地異あり話題に事

欠かない経緯がたくさんあるようです。

その秀吉が亡くなって朝廷から神位を授けられ、まつられたのが豊国神社です。

                  豊国神社

神社の本殿前にある唐門がきらびやかで眼を引きます。家康を始めナポレオン等

いわゆる英雄豪傑と呼ばれる人々の墓所は、何故か金ぴかに光っています!?

           唐門(国宝:伏見城遺構を移築したと伝えられている)

神社の一角にひっそり宝物館がありました。社務所で入場料を支払うと渡された

チケットはお札でした。

展示品は秀吉愛用の品をはじめ、七回忌の様子を描いた屏風等点数は多くは

ありませんが、充実しています。なかでも槍を刀に作り直した二振りの刀には

思わず眼を見張りました。

屏風に描かれた七回忌で諸将が会した京の街角には、同じく浮かれて繰り出した

多くの町民が踊る姿が描き出されていて興味深いです。太閤秀吉は庶民に愛される

キャラクターだったのでしょうか?

                      宝物館

 豊国神社前の道を真っ直ぐ鴨川へ向かう途中、左側に石塔が見えてきます。

これが長くお隣の国との友好を阻む元となった、文禄・慶長の朝鮮出兵時

戦功の証に倒した将兵の耳(鼻)を切り、持ち帰らせたものの供養塔です。

そっと手を合わせて蛮行のお詫びと冥福の祈りをしました。

鴨川を渡ると河原町通りに出ます。バス停は河原町正面。これは秀吉建立の

方広寺の正面に由来するようです。

 

ここで既に時間は12時近く、今日のお昼は2年前来た時、京都の友人に紹介

され、利用して美味しかった蓮乃色という小料理屋さん(お昼のミニ懐石2000円~)に

行こうと思います。実はこの時、お店の名前を失念していたのですが、場所は

覚えていたので、行けば何とかなるだろうと思って向かったのです。

 

河原町御池でバスを下車、御池通り北寄りの道を通りのショップを楽しみながら

心当たりの方角へ向かいます。

豚のオブジェに惹かれて店内を覗いたりするうち見つけました。押小路の

麩屋町と御幸町の間に、開店からかれこれ10年は経っているはずですが

未だに白木の香りが漂ってきそうな雰囲気です。

ところが残念なことに休業日なのか暖簾が出ていませんでした。

検索しないで出かけた私のミスです。

 

さあお昼をどうしましょう(・・;)

12時を大幅に過ぎていますが、京都到着後に食べたおにぎりのお陰で

幸いなことに、お腹はまだ少し持ちそうです。

 

そういえばヨンジュンさんが、京都へ来た時行かれたビストロは

割合この近くだったはず・・・。早速スマホを取り出し家族があるサイトに

載せてくださったその時の詳細情報を検索です。

 

(続く)

 

 

 


有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その2)

2015-01-26 | 国内旅行

有馬温泉とそのついでに行く京都の旅ー京都観光はバス一日乗車券で

 

荷物をホテルに置いて、さあ行動開始の前に、新幹線の中で食べたサンドイッチの朝食では

少しもの足りません。以前駅ビルの中に見つけた美味しいおにぎりがしきりに思い出されます。

 

京都駅南北自由通路を北へ向かって歩くと左側にSUVACOというショップがあります。その

入口左側にある「米屋のおにぎり屋」は、具材もご飯も格別に吟味され、たった今握ったばかり

の如く温かい、ただしお値段は張りますが、美味しいお握りががいただけます。

 

せっかくの温かいお握りが冷めないうちにと云うことなのでしょう、SUVACOにはイートイン

コーナーがあるので、そこでいただきます。

              パックの中が米屋のおにぎり

↑の写真左側の大きな俵型は別なお店のお握りです。米屋に向かう前に、近鉄名店街

「みやこみち」で見つけ、つやつやの海苔が美味しそうで、つい購入してしまいました。

でも、同時に食べると違いは明確です。量をいただきたい若者は左側が良いでしょう。

 

これで腹ごしらえはバッチリです。駅前のバス乗り場に向かいます。

乗車の前に一日乗車券を購入しようとチケット売り場を探します。駅ビルの南北通路を

北側に出て、バス乗り場がひろがる右の方にありました。

入り口すぐの売り場はバス・地下鉄共通チケットの売り場でその奥がバスのみの売り場です。

ごった返す中をやっと購入して、バス乗り場を探していたら、何とチケットセンターの向かい側に

チケット自販機がありました(・・;)こちらは行列もなくすぐ買えるようです。

( 続く)

 


有馬温泉とそのついでに行く京都の旅

2015-01-25 | 国内旅行

ひょんなことから有馬温泉に出かけることになり、行ってきました。

居住地の近隣や首都圏からもっと近い所に温泉が無い訳じゃなく、なかなか積極的に

出かける気分になれませんでした。それでもせっかくの機会、楽しく出かけるために

少し離れてはいますが、京都とセットにしてやっと出かける気になりました。

 

1月の京都の最大イベントは毎月21日に開催される東寺の初弘法(と、私的には

思っております)。骨董や古着、手作り品等様々なお店が出ます。

2年前の夏に出かけた時は、ふと目に留まった小鉢が気に入ってお遊びで1個だけ

買ってみました。今回も何か気に入るものがあるかもしれないし、無くても、見ている

だけでも楽しいので期待しています。

 

もう1箇所、外せないのは大山崎にある大山崎山荘美術館です。

去年「なんでも鑑定団」で、山荘の元持ち主が作らせたという『蘭花譜』が出た時

その存在を知り、京都方面へ行く機会があれば是非寄りたいと思っていました。

検索してみたら丁度染織家志村ふくみの企画展が開催されています。染色にも

着物にも趣味はありませんが、一筋一筋丁寧に、大切に織られた手仕事のものを

見るのは大好きです。

 

1月20日出発、初日は新幹線パックを利用して京都駅近くの新都ホテルに1泊

翌日が有馬温泉、22日帰宅です。

新幹線パックは新幹線のチケットをとるのに若干の不自由があります。

許された範囲内でできるだけ遅い時間をとっても5時半起きでした。

目が覚めるや、身支度をして家を飛び出し、無事決められた新幹線に乗車できました。

 

座席に落ち着いたらまずは本日最初のエネルギー補給です^^

今日のブレックファースト(サンドイッチ、林檎、コ―ヒ―)

お天気は旅行日和の快晴です。藤沢を過ぎたあたりから遥か彼方に白く

富士山が姿を現わしました。カメラを取り出したのですが、肉眼では確かに

見えているのですが、写してみるとはっきりしません。あきらめておしゃべりして

いたら静岡県に入る頃からでしょうか少し鮮明になってきました。

いつ見ても変わらぬ姿なのに、不思議ですね!見ると嬉しいです^^

一番大きく美しく見えるところで撮りたかったのに電線やらなんやらに

邪魔されてやっととれたのは↓です

幸先よい出発で、きっと良い旅になるでしょう。我儘になって夫を怒らせないよう

自分に言い聞かせます^^;

 

道中京都は年ぶりの夫が、どこへ行きたいかリサーチです。明日は私の行きたい

所が中心なので、今日は夫のリクエストに応えようと思います。

すると、いまどきの中学の修学旅行と云うと、グループ行動がメインのようですが

夫や私の時代は、全員が貸切バスで定番コースを回り、お決まりのスポットで

記念写真を撮り・・・が定番でしたが、何と夫の時は定番ならぬ彦根がメインだった

ので、むしろその定番コースに行ってみたいそうです。その希望を叶えて金閣寺を

へ行くことにしましたが、市内でも北の方にある金閣寺は午後に行くとして、まずは

7条の方向寺跡、太閤神社に向かうことを提案すると、興味を示してくれました。 

 

京都到着後はバックを預かってもらうため、ひとまずホテルに向かいます。

駅前を少し西へ向かい道路を渡った所にありました。ロビーは狭く、夫が手続きを

する間、座って待ちたいと思いましたが、椅子が少なく座ることができませんでした。

(続く)