四日目午後です。
セスクさんと無事連絡がついて、会うのは明日の午後になりました。
これで午後の予定が亡くなったかというと、そうでもなくて、昨日会ったチング(キョンナムさん)から「時間があったらまた会えませんか」とラインが来て、セスクさんとの予定次第でどこかでお茶でもすることになっていました。セスクさんに会うのは無しになりましたから、いつ会うかはキョンナムさん次第。シンチョンのヒョンデデパート前で3時半に待ち合わせることになりました。
午後の予定が決まって時計を見ると12時半を過ぎています。
今日のランチは初日の夜に振られたマンドゥのお店、宮(クン)です。サラリーマンのランチの混雑第二波は始まっているかもしれませんが、行列の長さを見て他へ行くかどうか、判断しようと思います。
待機の列は幸い2・3組で、10分と待たず入店出来ました^^
空腹で長く待つのは辛いですからラッキーでした^^
席に着くや、程なく運ばれるキムチ三種。夫がマンドゥスープ、私が蒸しマンドゥの単品注文ですが、パンチャンのキムチのお陰で、お野菜もしっかり摂れる優れものランチです。キムチを突っついているうちに注文の品も運ばれて、空腹感を感じる事なく食べ物にありつけました^^
4年振りの宮のマンドゥは、期待通りの美味しさ!大満足でランチを終えました。
ところがお支払いの時になって仰天(少しオーバーに言っています^^;)!
4年経っているのでハッキリした記憶ではありませんが、4桁だと思っていたお値段が5桁になっています(8,000w→13,000w)。従来なら、日本円に直せば2百円程度だった値上げ幅が、一気に1,5倍です。お手軽ランチ感覚でいたマンドゥですが、侮れないメニューになりました。それでもマンドゥが食べたくなれば、ここへ来るんだろうなあと思います。
食事を終え夫をホテル迄送れば、夕方迄また自由時間です^^
待ち合わせの時間にはまだ時間がありましたが、のんびり歩きたかったので、明日見学予定の歴史博物館への道を点検しつつ、地下鉄5号線光化門駅まで歩きました。
写真は撮りませんでしたが、駅へと下りる辺りからセジョン大路を見ると、広場を挟んで左右に車道があったのが、広場は西側に、車道は上下線並んで東側に寄せられていました。それでもこの広場の象徴世宗大王と李舜臣像は変わらず景福宮・青瓦台そしてその後ろに聳える北岳山を背景にデーンと構え、今も韓国とその国民を守るかの如く存在しています。
これぞ私にとってザ・ソウル!の光景です。ここに来るとソウルにいることを実感します。
5号線光化門駅のホームに降りると、あまりに久しぶり過ぎたからか、一瞬方向感覚を失いました。ホームに到達するまでにエスカレーターになん度も乗りますし、地下深く潜るうちにおかしくなった様です。
5号線を2駅目の忠正路(チュンジョンノ)で2号線に乗り換え、いよいよ懐かしい新村です。待ち合わせ時間までまだたっぷりあったので、デパートの子供服売り場、地下食料品売り場をぶらぶら。神経痛で酒断ち以来、なぜかスィーツ好きになった夫の為に甘食パンと自分用に餅菓子を購入。
キョンナムさんと会った後は李大博物館へ。ここは小さいながら中々の収蔵品があるところで、見応えある企画展も過去に見たことがあります。今回はキョンナムさんにお付き合いのスタンスでいたので、博物館の展示には特に目を止めず通り過ぎてしまいましたが、地下の展示場のさらに奥(脇)の方に他の建物へと続くらしい位置にも展示室があって、そこで韓服とその作り方の解説らしきものが展示されていました。常設なのかどうかはさらっと通り過ぎてしまったのでわかりませんが、韓国の女性の手仕事チョガッポに若干の関心を持った私には、今になってもっとちゃんと見ておけば良かったと後悔が走っています。数枚しか撮らなかった写真からはどういう意図の展示なのかさっぱり想像がつきません^^;
その写真はこんなんです。
見学を終えてキャンパスに出たところで記念に写真を撮りました。自撮り棒などというものを持たないのでひたすら他力本願で、親切そうな女性に声を掛け撮ってもらい、ついでに思い立ってこちらにもアップしようと、一旦外したマスクをつけたのも撮りました。その間ニコニコと対応してくれて、撮った写真を点検後よく撮れた写真に感謝の言葉を口にすると、私写真撮るの上手なんですとウィットある返しが即返ってきました。こんなちょっとしたことがすごく嬉しいソウルです。
キョンナムさんと私
この後は中国カフェでキョンナムさんは軽い夕食を、私はグレープフルーツジュースでしばしおしゃべり。彼女は初留学時の同期生です。語学研修を終えた後も年に何回か、月単位の滞在を楽しんでいらっしゃいます。そうした中長期滞在の強い味方であった学生下宿が、今ではスッカリ影を潜め4年前に一緒に探した下宿も今はなくなってしまったそうです。今回はゲストハウスよりは下宿に近いコシウォンと呼ばれるところにご滞在だそうです。こんな宿泊事情一つとっても今後の中長期滞在は無理かも〜
キョンナムさんと別れた後は大急ぎでホテルへ帰ります。
今夜のディナーは昨日のカンジャンケジャン残りと今日購入した豚肉とキムチでなんちゃってキムチチゲです。夜も単品メニューの本当にささやかなディナーです。