心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

車椅子の同行者と楽しむソウルの旅NO9ー単独行動日2

2023-07-24 | 2023年春の韓国旅行

四日目午後です。

セスクさんと無事連絡がついて、会うのは明日の午後になりました。

これで午後の予定が亡くなったかというと、そうでもなくて、昨日会ったチング(キョンナムさん)から「時間があったらまた会えませんか」とラインが来て、セスクさんとの予定次第でどこかでお茶でもすることになっていました。セスクさんに会うのは無しになりましたから、いつ会うかはキョンナムさん次第。シンチョンのヒョンデデパート前で3時半に待ち合わせることになりました。

午後の予定が決まって時計を見ると12時半を過ぎています。

今日のランチは初日の夜に振られたマンドゥのお店、宮(クン)です。サラリーマンのランチの混雑第二波は始まっているかもしれませんが、行列の長さを見て他へ行くかどうか、判断しようと思います。

待機の列は幸い2・3組で、10分と待たず入店出来ました^^

空腹で長く待つのは辛いですからラッキーでした^^

 

席に着くや、程なく運ばれるキムチ三種。夫がマンドゥスープ、私が蒸しマンドゥの単品注文ですが、パンチャンのキムチのお陰で、お野菜もしっかり摂れる優れものランチです。キムチを突っついているうちに注文の品も運ばれて、空腹感を感じる事なく食べ物にありつけました^^

 

4年振りの宮のマンドゥは、期待通りの美味しさ!大満足でランチを終えました。

ところがお支払いの時になって仰天(少しオーバーに言っています^^;)!

4年経っているのでハッキリした記憶ではありませんが、4桁だと思っていたお値段が5桁になっています(8,000w→13,000w)。従来なら、日本円に直せば2百円程度だった値上げ幅が、一気に1,5倍です。お手軽ランチ感覚でいたマンドゥですが、侮れないメニューになりました。それでもマンドゥが食べたくなれば、ここへ来るんだろうなあと思います。

 

食事を終え夫をホテル迄送れば、夕方迄また自由時間です^^

待ち合わせの時間にはまだ時間がありましたが、のんびり歩きたかったので、明日見学予定の歴史博物館への道を点検しつつ、地下鉄5号線光化門駅まで歩きました。

写真は撮りませんでしたが、駅へと下りる辺りからセジョン大路を見ると、広場を挟んで左右に車道があったのが、広場は西側に、車道は上下線並んで東側に寄せられていました。それでもこの広場の象徴世宗大王と李舜臣像は変わらず景福宮・青瓦台そしてその後ろに聳える北岳山を背景にデーンと構え、今も韓国とその国民を守るかの如く存在しています。

これぞ私にとってザ・ソウル!の光景です。ここに来るとソウルにいることを実感します。

5号線光化門駅のホームに降りると、あまりに久しぶり過ぎたからか、一瞬方向感覚を失いました。ホームに到達するまでにエスカレーターになん度も乗りますし、地下深く潜るうちにおかしくなった様です。

5号線を2駅目の忠正路(チュンジョンノ)で2号線に乗り換え、いよいよ懐かしい新村です。待ち合わせ時間までまだたっぷりあったので、デパートの子供服売り場、地下食料品売り場をぶらぶら。神経痛で酒断ち以来、なぜかスィーツ好きになった夫の為に甘食パンと自分用に餅菓子を購入。

 

キョンナムさんと会った後は李大博物館へ。ここは小さいながら中々の収蔵品があるところで、見応えある企画展も過去に見たことがあります。今回はキョンナムさんにお付き合いのスタンスでいたので、博物館の展示には特に目を止めず通り過ぎてしまいましたが、地下の展示場のさらに奥(脇)の方に他の建物へと続くらしい位置にも展示室があって、そこで韓服とその作り方の解説らしきものが展示されていました。常設なのかどうかはさらっと通り過ぎてしまったのでわかりませんが、韓国の女性の手仕事チョガッポに若干の関心を持った私には、今になってもっとちゃんと見ておけば良かったと後悔が走っています。数枚しか撮らなかった写真からはどういう意図の展示なのかさっぱり想像がつきません^^;

その写真はこんなんです。

 

 

 

 

 

 

 

見学を終えてキャンパスに出たところで記念に写真を撮りました。自撮り棒などというものを持たないのでひたすら他力本願で、親切そうな女性に声を掛け撮ってもらい、ついでに思い立ってこちらにもアップしようと、一旦外したマスクをつけたのも撮りました。その間ニコニコと対応してくれて、撮った写真を点検後よく撮れた写真に感謝の言葉を口にすると、私写真撮るの上手なんですとウィットある返しが即返ってきました。こんなちょっとしたことがすごく嬉しいソウルです。

 

キョンナムさんと私

 

この後は中国カフェでキョンナムさんは軽い夕食を、私はグレープフルーツジュースでしばしおしゃべり。彼女は初留学時の同期生です。語学研修を終えた後も年に何回か、月単位の滞在を楽しんでいらっしゃいます。そうした中長期滞在の強い味方であった学生下宿が、今ではスッカリ影を潜め4年前に一緒に探した下宿も今はなくなってしまったそうです。今回はゲストハウスよりは下宿に近いコシウォンと呼ばれるところにご滞在だそうです。こんな宿泊事情一つとっても今後の中長期滞在は無理かも〜

 

 

キョンナムさんと別れた後は大急ぎでホテルへ帰ります。

今夜のディナーは昨日のカンジャンケジャン残りと今日購入した豚肉とキムチでなんちゃってキムチチゲです。夜も単品メニューの本当にささやかなディナーです。


車椅子の同行者と楽しむソウルの旅NO8ー単独行動日

2023-07-13 | 2023年春の韓国旅行

四日目になりました。今日は夫は休息日、部屋で休みつつホテルの庭で歩行訓練などもして過ごすそうです。私は昨日に続き市場ショッピング。本日の食材、趣味のチョガッポ用麻布モシの調達etc。お昼は一旦ホテルに戻り夫と昼食に出かけ、午後には以前よくお世話になっていた下宿の主人、セスクさんを訪ねてみるつもりです。

今回の旅行はソウルを楽しむことと同時に、懐かしいセスクさんに会うのも大事な用件でした。旅行を決めたのは昨年秋でしたが、コロナの状況次第では中止せざるをえないかも知れません。連絡は確実に行けそうになってから〜と思って、旅立ちが近付いた3月半ばにいつも利用しているカカオで連絡しようとしたのです。ところがどうしてもカカオを開くことができませんでした。 登録時に設定した携帯電話を手放してしまっていたので、その後いろんなサイトで求められる本人認証の問題かもしれません。去年の3月頃迄は大丈夫だったんですが‥.今の時代携帯(スマホ)無しで暮らすのは中々大変なのかもしれません。根本的には再びスマホを利用することにしましたが、

今回のセスクさんへの連絡はやむなくハガキを送ることにしました。

旅行日程と宿泊ホテルの電話番号を書いて、旅立ち直前にバタバタと出しておいたのです。

最短で水曜(昨日)には届くはずと聞いているので、今日ならばハガキを見てくれているかもしれません。(早く会いたいです^^)

 

いつも通りに起床し、朝食はホテルのダイニングで、部屋へ戻りコーヒーと果物。昨日、京東市場でイチゴをどっさり購入したので今朝の果物は豪華版でした。

 

市場への出発は、南大門・広蔵市場の二ヶ所行くことを考えるとできるだけ早くしたいところですが、開店時間がわからないので、一応10時を目処に出発。

曹渓寺前停留所に行こうと曹渓寺境内を通りがかると境内がすごいことになっていました。釈迦誕生日が近いこの日、境内の提灯飾りは想定内ですが、その下でくり広がるバザーの様な出店は、はじめてでびっくりでした。

 

 

 

 

 

地方の特産物やら、丁度欲しいと思っていた荏胡麻油を絞るコーナーもあって心惹かれましたが、写真だけ撮ってバス停へ。

 

 

 

まずは孫のTシャツを探すべく南大門市場へ。子供服売り場を探して市場内のメインストリートっぽい通りを縦横に歩きましたが、人が少なく観光客はまだまだ戻って無い印象です。

子供服売り場発見(児童服アドンボク)

 

孫の夏のTシャツがほしかったのですが、気になる物がある店は店主が不在で買えずに市場を後にしました。(棟全体の営業時間は決まっている様ですが、中の一軒一軒はそれぞれ別な営業時間のようです)

その後バスに乗り鍾閣で地下鉄一号線に乗り換え広蔵市場へ。

 

 

さすがにこちらは混んでいます。 「うまいもん通り」の由縁通りでしょうか!?

市場はこうでなくちゃ!と写真を撮っていたら(最近はカメラを持ち歩く事はなく全てipad一つで済ませています)ipadからカト、カト…とカカオトークにメッセージが入った音がしてきました。

ハガキを受け取ったセスクさんが連絡をくれたのでしょう!でも受けることができないので、できるだけ早く買い物を済ませてホテルへ帰り電話をするしかありません。大急ぎで精肉店、八百屋(キムチ)麻布を扱う商店を回りました。

食料品を買っている時には気が付かなかったのですが、モシの値段が4年前の約1.5倍になっていてびっくりしました。物価高騰は小耳にはさんではいましたが..これほどとは!

それでも店主の言い値では無く、自分で値を付ける客もいるのが市場の買い物の醍醐味(?)。以前と比べあまりにも高いことや、いつもここで購入するお得意さんであることを訴え、値下げ交渉をしてみました^^;幾らお安くなったかは、秘密のお楽しみ^^

ホテルに戻り買ってきたものを片付け、セスクさんに連絡しようとしてると丁度そこにホテルマンがメッセージを持ってきてくれました。

メッセージにはカカオトークがダメだったのでホテルに連絡したこと、部屋に誰もいないと言われたが電話があったことをメモして部屋に届ける様依頼した等が書かれていました。(部屋に居ないと伝えた時点で、ホテル職員はきっと電話を切ろうとしただろうと思います。そこを粘ってメッセージを書かせ、届けるように依頼していたのはさすが韓国アジュンンマ(ハルモニ)パワー炸裂です。

早速電話したのはいうまでもありません^^

四日目、続きます。(途中ですが一日の終わりまで書こうとすると、いつになるかわかりませんので一旦アップさせていただきます。)


車椅子の同行者と楽しむソウルの旅NO7ー三日目、夢にまで見た市場での買い物

2023-07-02 | 2023年春の韓国旅行

春のソウル旅やっと三日目です^^;遅々として進みませんが、過去頓挫した旅行記を反省、今回は最後まで書くつもりですのでお付き合い頂けたら嬉しいです。

 

朝の目覚めは日本にいる時と殆ど同じ7時前後です。暫くベッドの中で惰眠を貪った後、8時迄には二階のダイニングルームへ向かいます。このホテルはフリーの朝食付きなので滞在中はフルに活用しました。

夫はバターロールパンにサラダ、一口大のソーセージ3・4個にリンゴを2切れ、そして牛乳.私は食パンをトーストしバターを薄っすら塗りワカメスープかポタージュスープ、サラダはレタスにポテトサラダもトッピング、ソーセージは夫同様りんごは一個多め、2人分をテーブルに運び終えると、孫が保育園で食前にする儀式の口調を真似「皆さんご用意はいいですか!ではご一緒に、いただきます!」を小声で口に出して唱えます。これをすると不思議に、日常で溜まる、相手へのちょっとした不満などが消えるので、溜まりそうな時ほど敢えてやります^^;

毎朝ほとんど同じパターンの食事ですが、外に出かけたり、自分たちで用意することなく頂けてとてもありがたかったです。

食べ終えると最後にコーヒーを1杯淹れて部屋にテイクアウト。部屋へ戻りハルラポンとミニトマトで朝の果物の補充をしつつひと休みー。一休みですが、この時間を使って丁度この時期にソウル滞在中の友人にラインで連絡をとりました。午前は予定が入っているが、午後は空いているというので会う約束をしました。

 

今日のスケジュールは市場訪問です。今晩から夜はホテルで自炊しようと思っているので食材をゲットしなければなりません。そして、ついでに日本に持ち帰りたい物も買うつもりです。コロナ後税関の検査が厳しくなったそうで、持ち帰り可能か心配ですが、元々安価で没収されたとしてもダメージが低いものを厳選して買おうと思います。 

 

向かう市場は京東市場、一号線鍾閣駅から乗り換え無しで行かれます。駅までは四、五百メータ、裏通りの路地をぬけて大通に出、少し行くと鍾路2街の交差点。ここは目印に事欠かない交差点です。東南角には、除夜の鐘で有名な鍾閣。北東角には、今や鍾閣より有名ではないかとおもわれる鍾路タワーがありますし、そして西南角には、四年前の四月に突如見つけた赤銅色の大きな緑豆将軍像があります。取り立てて何も無いのが北西角でホテルから一番近いのがここです。そこに地下に降りるエレベーターがあります。そして地下へ下りるとすぐ右側のところに改札があったので夫も私もすかさずTマネーカード(日本のスイカのようなもの)を取り出し、車椅子が通れる間口の広い改札口から駅の中に入りました。ついでホームに降りるべくエレベーターを探したのですが〜〜 

なんと!無いのです。内回り外回りというのか、上り線下り線というのかわかりませんが、其々のホームに下りる階段が一箇所ずつあるのみ!

今回の旅行で初めての公共交通の利用で、のっけから失敗してしまいました!

 

が、無いものはどうにもしようがありませんから、夫には酷な事でしたが、手摺りを頼りにそっと歩いて階段を下りてもらいました。車椅子は、火事場の何とかじゃないですが非力な婆の私がかついで(持って)下りました。この地下鉄は名前の通りソウルで一番最初に作られた地下鉄なので、地上から一番浅い所を走っていて、降りる階段があまり長くなかったのは幸いでした。

 

京東市場の最寄駅は祭基洞。電車から降りる時は失敗がありません。韓国もホームにあるエレベーターは一基だけのようですから、ある所まで行って乗り、降りたところにある最寄りの改札口から出るだけです。改札を出た後は地上へ出るエレベーターを探します。

祭基洞駅のエレベーターを上ってすぐの歩道を市場に向かう時は、少し大変でした。露天商でただでさえ狭くなっている歩道に、荷を運んできたらしい荷台のデッカイバイクが停めてあったり、人もやたらたくさんの人が右往左往していて車椅子が通れるかどうかわからず、行きつ戻りつしてしまいました(ほんの短い距離でしたが)。

駅に一番近い区域には韓方薬店が建ち並び、目指すお野菜などを売る区域は駅からひとしきり歩きます。通りすがりの露天には、あれもこれも欲しい種々の野菜が並んでいて、ついつい目がそちらにいってしまいますが、グッと堪えて目的地を目指しました。

 

目的地到着

今回の旅行の初記念写真(夫)です。

 

 

 

同じく初記念写真(はる)

 

懐かしの市場に、また来られたのが嬉しくて夫と記念写真の撮りっこをしてしまいました^^;

その後、アミエビの塩辛をさがしながら市場内をブラブラ。韓国旅行が好きな私、当然のように韓国の漬物キムチも大好きです。お正月が近づいてくると、買って食べるばかりでなく自分で白菜キムチを漬けたりもしていましたが、コロナで韓国へ旅行できなかったこの三年の間に、冬ばかりでなく夏にもオイキムチをつくったり、冷蔵庫にあるありあわせの野菜を諸々入れて即席キムチ(コッチョリ)を作るようになりました。ですから我が家の食生活の中で、アミエビはなくてはならない必需品になっています。ところが日本で求めるアミエビって本当にチマチマとした量しか売って無いんです。そして高い!韓国の市場では本当に豪快な単位で売られています。そして何より安い!

秋が旬なのでしょうか最盛期には市場の中にある広場のような開けた場所で運んできた軽トラの荷台で注文を受けつつ瓶詰めをして売るというスタイルの販売をしているのを見たことがあります。今はそんな時期では無いようで、普通に海産物店で売られているのを購入。そのお店でカニの醤油漬けを見かけて、今晩はこれだ!と即購入。タッパーの様な大きな容器にたっぷり入って、信じられない安価でした。

(感動物のアミエビ屋さんの写真が無いのは残念ですが、買い物に夢中で写真どころでは無かったのでしょう!)

 

その後プラプラ歩いていて撮った数少ない写真です↓

トマト

 

 

 

栗(こんな時期まで新鮮そうな栗が大量に売られていてびっくりでした)

 

 

 

 

アミエビと共にキムチ作りに欠かせない唐辛子の粉末も、絶対買って帰りたい物の一つです。韓国産辛く無いものと指定して粉末にしてもらいます。その他にはニンニク、エゴマ油、イチゴ、タラの芽を手に入れ市場を後にしました。

市場での買い物を終えるとちょうどランチのタイミングでしたが、外食はせず粉食店で海苔巻きを2本購入し、ホテルでいただきました。夫と私、其々の好みで選んだはずですが、すでに二ヶ月以上前の事、何を選んだのかすっかり忘れています^^;

 

 

午後は友人と工芸博物館の刺繍展を再訪し(この間、夫はホテルで休憩です)、夜ご飯はカンジャンケジャンとタラの芽の茹でたのを持参の手前味噌で美味しく食べ三日目が終わりました。