それなりの日数を投入したつもりの8泊9日の旅も、後少しで終わります。
空港で出国審査を受けた後はのんびりスマホを見ていたもですが、ふと眼をあげてデパーチャーの掲示を見ると、時間は6:58。
チェックインの時もらったチケットには確か’19:20‘と記載されていた。
え、どうなってる？30分前には搭乗が開始されるはずなのに〜
どうなっているのか職員に聞きに行ってみました、
まだだと言われて気がつきました。
記載の時間は、搭乗開始のじかんでした^^;
それではこれから列に並びます。
今回の旅行は18日から26日の8泊9日の計画で、そのうち中3日はセスクさんの家に泊めていただきます。セスクさんは長年下宿を切り盛りしていましたが、コロナの１年前には既にやめて、2年前にお連れ合いが亡くなられた今は、週日は娘さん宅でお孫さんのお世話をし、休日は新村の自宅に戻る暮らしだそうです。4月に会った時、韓国に来る時はホテルに泊まらずウリチプ(我が家)に泊まりなさいと言っていただいていました。なのでその言葉に甘えて金曜から月曜の朝までお世話になる予定です。
セスクさんが帰宅予定の7時までは、カフェで待ちました．そんな時間を利用して投稿の下書きをしています。夕方なのでコーヒーじゃ無くホットチョコレートを注文しました。セスクさん宅の近所に新たにできていたカフェが居心地良さげでくつろげました。
帰宅したセスクさんから連絡が入り、お家へ。お部屋の様子は以前に戻り居心地良さげに整えられていました。夕食がまだの私に、用意された鮑スープ、娘さんが持たせてくれたというサイコロステーキの炒めものを温め、近所のお友達と作って分け合ったというキムチも出してくださって、本当に久し振りにセスクさんのご飯をいただきました。
市場見学を終えた後は、ホテルに旅行カバンを取りに行き大急ぎでバスターミナルへはタクシーで向かいました。到着は11時時半、すぐチケット売り場を探したのですが、どうも有人売り場は無いらしいので、初めて機械に挑戦！
2・3回やり直した後、どうにかゲットできました。直近の優等では11：45発がありましたが、一息入れたかったのと、できればお昼ご飯も食べたいので12：05発にしました。ソウル行きは便数が多いので気楽です。こうしてターミナルでの当日売りは機械売りに初挑戦してみましたが、ネットでの予約購入はいまだに不安で挑戦できずにいます。時間がかかっても非効率的でも、直接購入が好きです。
出発するゲートを確認後、ターミナル内を一周。お昼はソルロンタンにしました。熱々の汁物なのでやけどしないように慎重に食べていたら、バスの時間が迫ってきてスープをかなり残さねばならず、とても残念！ここのカクテキキムチがとても美味しくて、それだけは既に食べていました^^;
余談ですが、ここの注文方法も機械でした。どこをどう押したら良いかわからずあちこち押していたら、お店の人がやって来て操作してくれました。
ソウルへは高速を降りる手前ですこし渋滞し帝国より若干遅れてセントラルバスターミナルに到着。セスクさん宅へ行くには早かったので、明洞で両替をすこしだけすることにしました。仁川空港では1万円が8万8千ウォン台で、あまりの低さに市内ならもう少し良いかもしれないと替えずにいたのでした。明洞では89.700ウォンになりました。
明洞では両替商の多い地域の道路の歩道が、段差が全く無くなっていたことにきづきました。(前回のソウルでは車椅子を押していたので、こうした変化には敏感に反応してしまいます)これは障害者に優しい政策でこうなのでしょうか？とても関心がわきます。
向かって黄色い線の左側が歩行者用で、車道とは全く高低差がありませんでした。
18日に発って三日目はソウルへ移動です。
ソウルへは夕方までに着けば良いので午前中は観光可能と考え、在来市場に行ってみました。幸いホテルから徒歩圏内に、光州に一路線だけある地下鉄の駅があり3駅目に目的の市場がありました。
駅に到着し地上へ出てビックリ！出た所がまさに市場でした。市場の中の通路に地下鉄の出入り口が設けられたのだろうか?まさかね?としばし周囲を注視してしまいました。
市場の中の通路ではなくて大通りの歩道で、左側が市場の建物、右側は露天商(多分)のようです。
歩道の半分ほどを占領して露店(？)が並んでいます。歩道の証拠に露天商が途切れた所にバスの停留所がありました！
歩道沿い以外には、一本内側の路地沿いに各種食料品のお店が並び、所々にリヤカーに品物並べて売っているらしい人もいました。
市場で購入した物
今まで話には聞いていた‘カンジャトク(ジャガイモ餅)’らしき物を見つけたので購入。
その後でトッポッキを店先で作っているのも見つけ、朝ごはん代わりに食べることにしました。ちょっと寂しい朝ごはんです^^;なので並べるだけですが、カンジャトクも出してみました^^
これは「光州事件」の折、民主化を求める光州市の人々とそれを鎮圧しようとする軍隊との最後の闘いが繰り広げられた旧全羅道庁跡地に建つ記念(祈念)碑です。
道庁というからにはもっと大規模な建物や広い敷地を、ぼんやりだが描いていたのですが、意外にこぢんまりした印象です。それだけにここで国家権力に対抗し闘った市民の粘り強さの偉大さが偲ばれます。
光州は関心はありながら何となく行きそびれていた場所です。後期高齢年齢がだんだん近づいて、いつまで大好きな気儘な韓国旅行が続けられるかわからなくなっている中、今回はぜひ行ってみようと思った次第です。
旧道庁全景