5月13日の訪韓以来泊めていただいていた、料理教室のク先生のお宅は
20日に お別れです。いつもの如く早朝マナカフェに行かれたお二人、私は
荷物をまとめ部屋のお掃除をすませてから、お別れを言うためにお二人の
いらっしゃるカフェに向かいます。
お別れといっても滞在自体は、まだ10日以上残っています。その間2度ある
料理教室のうち1度は参加する予定ですし、今週土曜にカフェで開催される
コンサートにも来る予定です。そんな話をしながら、とりあえずはお世話になり
ました。残る日々ももそれなりによろしくお願いしますといったお話をしました。
マルダさん(お弟子さん)からは、コンサートでは食事をだすから、お手伝いを
して欲しいと頼まれてしまったので、嫌でも来なければなりません^^;
そうそう慶州のお土産ファンナムパンもカフェに出入りするみなさんへ一つ
ずつお土産です。時々カフェを覗きにいらっしゃるハルモニもいらしたので
早速食べていただきました。 いつもお世話になる先生には時々遠慮されて、
どれほどすすめても、一緒に食べることを頑なに拒絶される時がありますが、
異邦人の私の勧めは気楽に受けてくださるようでした。
私も皆さんと一緒に一つパクッとしてみたのですが、やはり現地でいただいた
焼き立てには敵いません。
今度の宿は鍾路ビズという格安ホテルです。
仁寺洞と宗廟の間にあり、地下鉄5号線・1号線が利用可能で、3号線も
充分徒歩圏内と交通機関へのアクセスが便利なことこの上ない立地でした。
ヨニドンからは、マウルバスで2号線新村まで出て、市庁方向に乗り
忠正路(チュンチョンノ)で5号線に乗り換え鍾路3街(チョンノサムガ)下車。
駅を出てすぐの大通りは北側は宝石店がずらり並んでいますが、ホテルへ
向かって一歩路地へ入ると、そこはいわゆる繁華街で、飲食店が所狭しと
ひしめいて猥雑ながらもエネルギッシュな韓国が感じられる街です。
今日あらためて検索してみたら、この鍾路ビズホテル、残念なことに
本日7月25日で営業中止となっていました。
一泊6千円足らずで簡単な朝食付き、できるだけ長く滞在したい私にはありがたい
宿なのに、廃業とはとても残念です。
今思い返しても、ここに泊っている間は、毎日仁寺洞のメインストリートを通り
楽園商店街へ抜けて宿へ帰っていました。宿への帰り道が、即観光であり
ウィンドウショッピングになるという、何とも楽チンで楽しみな日々でした。
同じ街、同じ通りを歩いても、毎日新しい発見があり厭きませんでした。
(続く)