心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

曹渓寺から南大門市場へ

2023-11-29 | 2023秋の韓国旅行

['23.10.23. 6日目NO2]

食事を終えたので次は、韓国観光公社に向かいます。丁度時期を同じくしてソウル滞在中の留学時の知人から、彼女が見る予定だというミュージカルについて聞いていますが、その公演情報と他の公演について調べていただき、可能ならチケット予約もお願いしたいなあ〜と。

でも観光公社に向かう前に、やはりこの時期曹渓寺は素通りできません。春の燃灯祝祭と並ぶ秋の菊花祭りが始まっているはずです^^

山門前には大きな菊のオブジェが!

カラフルで素敵です。大胆だけど可愛いです!

 

もう少し近づいて、どうなってるか裏側が気になります^^


近づきすぎました!

 

オブジェ一つで堪能して観光公社へ。公社はユジョングクロ(郵政路)をまっすぐ南下したチョンゲチョン(清渓川)沿いにあります。チョゲサから10分とはかかりません。

 

友人情報のミュージカル(『オペラ座の怪人』)は、私の滞在中は既にソールドアウト!

別なプログラムを探してもらったら『レベッカ』というミュージカルがありました。そんな題名の映画があったのを覚えています.ミステリアスな雰囲気の作品だったような〜。チケットの予約は会員登録の必要があるというので、利用頻度を考え諦め当日券ゲットを狙おうと思います。幸い公演一日前の今日の段階でかなりの空席があるそうなので、ゲットはできるでしょう。

ゲットできそうなのは嬉しい反面、人気のないプログラムなのかもの一抹の不安が生まれましたが^^;

 

続いて南大門市場へはバスに乗りました。

四月は閑散とした印象をうけましたが、半年後の今回は、以前の様な賑わいが戻っている気がしました。

 

 

これなら深夜の営業もあるかもしれません。四月孫の土産用に見つけたTシャツを、三度出向いて遂に買えずに終わった苦い思い出も、今回のための下見だったと笑えます^^

その店で娘も気に入りそうなものを見つけ、近くの店舗の人に店主の出勤時間を聞きました。やはり午後10時を過ぎないと来られないそうです。明日ミュージカルを見に出かけた帰りにでも寄りましょう。今日はもうホテルに帰って休養します。

この日の夕食は、お昼のショックで出かける気にならず、セスクさんが今朝作ったかぼちゃ粥を1食分ずつタッパに詰めて持たせてくれたので、それを食べました。


高騰するホテル料金と初めての入店拒否

2023-11-20 | 2023秋の韓国旅行

6日目の23日、セスクさんのお宅からホテルに移動しました。西大門の新羅ステイ西大門です。4月に利用したホテルにしたかったのですが、倍近い値段になっていたばかりか、そもそも空いてもいないという状況で、ならばランクは下がっても観光に便利な光化門の近所でと探しましたが、どこも物凄い値上がりようでした!ホテルの高騰は日本ばかりではないようです。

一人で利用するのに高価なホテルは勿体無くて抵抗があります。あちこち探して安くはないけれど、そこそこな額でヒットした新羅ステイ西大門にしました。

移動日なのでとくに予定は組まず、荷物をホテルに預けた後は情報収集の為、観光公社へ行き、その後南大門市場で孫の洋服を探してみるつもりです。

でもその前にお昼をと、4月に利用したカンテンジャンチッ(p)に。到着は12時直前、すでに何組か先客が入店済みでしたが、空席は若干ありました。形式だけですが、OKがもらえる心づもりで、「一人ですが‥…」と断った上で入ろうとしたら、

まさかの入店拒否!

「この時間帯は、一人客はご遠慮ねがっている」とつれない言葉が!

 

確かに一瞬で見渡した店内に一人客は居なかったけど……

韓国にはお昼休みに一人で食堂に入るサラリーマンはいないのでしょうか?料理の種類によって一人で食べられないものがあるのには慣れてきて、だいぶ受け入れられるようになりましたが、入店拒否はショックでした。

気を取り直して孤食を何度も経験した仁寺洞の宮へ行ってみると、大行列!

列を見ただけでドッと疲れが出、パスし路地を抜けて郵政局路(曹渓寺のある通り)へ向かう途中目についたイタリアンレストランAgio、店先に写真付きメニューが出ていて、アランチーニがありました。ここはおひとり様OKだろうか、恐る恐る入っていくと、席に案内してもらえました(ホッ)

 

イタリアンレストランAgio

 

1F店内

 

店内奥右側にはピザ窯が見え、ピザの味に期待感が湧いてきましたが、初志貫徹アランチーニとコーヒーのみを注文。

 

アランチーニはお米が主原料のコロッケ。トマト味のソースがかかり、つけ合わせのサラダもたっぷりで、ワンプレートだけですが十分満足感がえられました。

 

カンテンジャンチッで入店拒否された時はがっくりきましたが、おかげで韓国料理以外をチョイスしたい時、手軽に寄れるお店のリスト第二号ができました。今までは城北洞のイタリアン一軒でした。そこには4月も今回も行けていないけれど、どうかコロナ禍を乗り越えて続いていますように。

(6日目、まだ続きます)


かぼちゃ粥

2023-11-13 | 韓国の食べ物

旅の六日目、23日の朝セスクさんにかぼちゃ粥を作っていただきました。

セスクさんが物置代わりに使っている空き部屋、とても大きなカボチャが三個も鉢のようなものに入って窓際に等間隔に並んでいました。

「どうしたの?」と聞くと、

「庭でなったの」  に

「エエッ!」でした。

セスクさんの庭は、門から玄関までの通路の両側に猫の額ほどの空間があるのみで、ブロックで花壇のように設えてありますが、蔓を伸ばしてドンドン大きくなるカボチャが、そんなところでできるんだと驚きでした。というより、そんな狭いところでカボチャを作ることを発想することに驚いたのかも〜

かぼちゃの話からカボチャ粥の話になり作っていただくことになりました。途中でブログへのアップを思い立ったのでカット前の写真が無くて残念ですが、簡単ですからすぐ作れると思います。

 

[材料] カボチャ1/4個、米か餅米1/4〜1/3合、塩小匙1、砂糖少々、松の実か胡麻

[カボチャ粥の作り方]

1.かぼちゃを適当な大きさに切り、皮を剥く。

 

2.1のかぼちゃをかぶる程度のお水で茹でる。

3.  お箸がスッと通る程度に柔らかくなったら、ミキサーでペースト状にする。

 

4. お米かもち米を、南瓜の量に対し適宜粉砕しておく。粉砕前に洗って水につけておく。

5.かぼちゃと粉砕したお米を鍋に入れ、水を同量程度、塩と砂糖を適宜入れて強火にかけ、中身が熱くなったら中火に落とし、焦げないようかき混ぜながら煮る。水気がとび全体がトロッとしてきたら弱火にし、さらにかきまぜつづける。調味料は、好みで差し引きしてください。因みに韓国では砂糖をそれなりにたくさん入れますが、わたしは中性脂肪値があがりやすい体質なので、隠し味程度にいれます。

 

 

 

 

 

↑のようになってきたらほぼ完成です。火にかけている時間は10分程度でしょうか。お米が柔らかくなっているか一度味見をしてくださいね。

6. 器によそって、あれば松の実か胡麻でもパラパラっとトッピングしてください。

 

いい加減なレシピですが、要は柔らかくしてからペースト状にし、塩味と甘みを加えるだけです。お水は入れすぎたら、長く火にかけていれば飛ぶので、お塩を入れすぎないことだけ気をつければ、失敗はありません。とっても美味しいので、食欲の無い時など是非お試しください。


吉祥寺から城郭(恵化門〜東大門)をチングと歩く。

2023-11-10 | 2023秋の韓国旅行

4日目は午前はセスクさんと近所の京義線跡地にあるチェッコリを散歩、午後は一人新村から李大前をブラブラして懐かしのあの場所この場所の今を確かめてみました。

 

5日目は単独行動の今回の旅、一人では食べられない料理をチングにお付き合いいただこうと恐る恐る誘ってみたら、二つ返事でOKが出て、ホッとしました。何しろお家で作って食べるご飯が最高と考えるチング、美味しいものを食べるために外食するという習慣がない人ですから、そう滅多やたらと誘えません^^;そしてせっかく出かけるのですから、ついでにチングが喜んでくれそうな場所にも行けたらと、お連れ合い亡き後、仏様の信仰を心の支えとする彼女の為に城北洞にある吉祥寺(キルサンサ)というお寺も誘いました。

 

キルサンサの地下鉄最寄駅は漢城大入口(ハンソンデイック)です。時間はかかりますが、新村から漢城大入口(ハンソンデエイック)を通る路線があるのでバスで行こうと思ったのですが、チングは地下鉄が良いというので地下鉄で行きました。2号線で東大門歴史文化公園まで行き、4号線に乗り換え三つ目です。そこからお寺迄は歩けない距離ではありませんが、到着するまでに疲れてしまいたくないので城北洞一帯を走るグリーン色のトンネバス「城北02」に乗りました。日曜のこの日バスは立錐の余地が無いほどに混んで、不思議がっていたらほとんどの人が私たちが降りたキルサンサ前で下車し、三々五々お寺の境内に入って行かれました。皆さん休日の一日を、お寺ですごすべくやってこられたのですね。

 

 

プチョニム(仏様)のいらっしゃる極楽殿

 

吉祥七層寳塔

 

極楽殿にそっとお邪魔し祈りを捧げたチング、この石塔の周りも指示通りの方向に回りながらお祈りしていました🙏

 

かすかに色づき始めてはたものの、紅葉を楽しむには早いと思われるこの時期に結構な賑わいを見せていたキルサンサ。中でも一際人の流れが途切れず多くの人の足が向かっていた方向へ自然に引き寄せられました。

 

 

その先にあるのは?

 

 

 

真影閣

 

厳かに法頂スニムの御真影や遺品が掲げられていました。手を合わせるや直ぐにこの一画から離れたので、私自身は確認していませんが、隈なく各碑文を熱心に読み込んでいたチングによると、ここにはスニムの遺骨も安置(埋葬?)されているのだそうです。

 

 

人の流れは絶えませんが、少しやり過ごせば途絶える瞬間も結構あり、山深く木々に閉された閑かな山寺にいるかの思いに浸ることもできそうです。

が、程々の時間にランチをしたいので、長居はせず歩いて漢城大入口駅手前の下端に向かいました。お店は空席があり待たずに席につけました。でもこちらの絶品メミルクッスは、注文後ゆうにに30分はかかるので、あまり空腹で行くのはよくないでしょう。だからというわけではないですが、蒸し餃子(韓国ではチンマンドゥといいます)も注文し分け合っていただきました。

 

 

マンドゥを平らげてまた暫し待った後、本命のメミルクッスが運ばれてきました^^

 

4年ぶりの大好きなクッス、キルサンサからの歩きで汗をかいた後でもあり、私は大感激でしたが、風邪気味のセスクさんには冷たすぎるようでした^^;

 

食後は、時間はまだたっぷりあったので、恵化門から城郭コースへ上ってみました。

 

 

 

セスクさん次第で歩くか、新村へ帰るか決めようと思っていたら、写真を撮っている私を置いてスタスタ歩き出すセスクさん!

 

 

北漢山も見えて久々の城郭歩きです^^古い記録をひっくり返してみたら、2014年11月にこのコースを東大門の方からこちらへ向かって歩いていました。韓国ドラマに登場する城郭に惹かれての初城郭歩きでした。

 

9年ぶりの城郭歩き、チングと一緒に楽しく歩きました^^

 


トロット三昧の3夜とセスクさんのご飯

2023-11-06 | 2023秋の韓国旅行

秋の韓国旅行記録、3日目からいきなり帰国便まで飛ばしていました。旅の疲れと帰国後の家事で遅くなりましたが、少しずつ書いていこうと思います。よろしくお付き合いください。

 

旅の3泊目(20日)からは、永年お世話になった下宿のご主人セスクさんのご自宅に3連泊させていただきました。下宿は廃業されているので、私専用に提供される部屋はないのですが、そこはもう勝手知ったる実家のような、友人宅のような感覚で寝起きを共にしました。

 

下宿をやっていた頃は、多忙の為TVを見ることなど全く無かったセスクさん、今は家に居る限りTVで歌番組がONになっていました。トロットと言って日本の歌謡曲に似たジャンルの音楽で、さらにテンポよくのりやすい曲です。以前扶余の扶蘇山城のふもとを流れる白馬江(ペンマガン、歴史の教科書に出てくる白村江です)の遊覧船にのったことがあります。その時ガイドの説明の途切れた時に流れていたのが、丁度トロットだったような気がします。曲が流れ始めるや楽しそうに踊り出す人が続出、つられて私も踊りたくなるようなそんな光景は観光地ではよく目にしたものです。

日本にいてネットなどで漏れ聞こえてくるのはK-popの人気の勢いの凄さですが、どうしてどうしてトロットも負けていない様です。全国展開されるコンサートのチケットは即完売になるとか。

結構大音量のトロット視聴に始めは面喰らいましたが、歌詞の面白さ、セスクさんが楽しんでいる様子を見るにつけ気にならなくなり、一緒にトロット三昧の三夜を楽しみました^^

 

[セスクさんのご飯]

10/21 お昼

大根の味噌汁、豆腐炙、ズッキーニのジョン、蕗の葉のチャンアチ、海苔、白菜キムチ

 

10/21夕ご飯

牛骨スープ、サイコロステーキの野菜炒め、お昼のズッキーニのジョンと豆腐炙、白菜キムチ、カクテキ(大根キムチ)、牡蠣の塩辛、海苔巻き天国で購入の海苔巻き

 

10/23 朝ご飯

かぼちゃ粥、エゴマの葉の味噌漬け、白菜キムチ、蕗のチャンアチ、鶏卵チム(前夜の残り物)、青唐辛子の味噌漬け、ミニトマト