買い物を済ませてホテルへ戻った後は、夕食で外出するまで暫しお昼寝タイムをとりました。小一時間も眠ったでしょうか、目が覚めたら窓の外は薄暗くなっていました。 元気が回復し夜ご飯に出発。お店はソウルのお気に入り店の中から、移動距離と行きたい度を勘案しプアンドン(付岩洞)のチキン店ケーヨルサをチョイス。
ケーヨルサは、評判を聞いて利用してみたら良かったので、唐揚げが食べたくなると、敢えて他に美味しいお店は無いかしらと探すことをせずここへ行くことにしています。と言うより滞在中一度は行きたくなるお店です。 普段の食事では、高脂血症解消の為動物性脂肪を避けているので、鶏肉はササミか胸肉を、茹でるか煮るかして食べています。ソウルでの唐揚げチキンは、非日常の自分への飴の様なものです^^
お店は景福宮の裏山の裾野あたりを、回り込むような位置にあります。 公共交通はバスしかないところです。いつもならバスで行くんですが、乗り降りに手間取りますから帰宅を急ぐ他の乗客や運転手さんのことを思い、タクシーで行くことにしました。
すぐ拾えるだろうとホテル前の歩道に出たんですが、悲しいかな空車が通っても止まってくれる気配は、全然ありません。やむ無く奥の手、ホテルに戻りフロントで呼んでもらう様依頼しました。
すぐやってきたタクシー、空港からのタクシーでもそうだったんですが、折り畳んだ状態でも椅子が、トランクに収まりきらないのです。座席の方に積み換えてもらった方がいいのでは〜の私の心配をよそに、タクシーはトランクが少し開いたままの状態で出発しました^^;
到着したのはすっかり日が暮れた午後7時近く、人気店ですから満席が心配でしたが一つだけ空いているテーブルがあって、すぐ座れたのはラッキーでした。車椅子は、お店の人の指示通りお店の外に置きました。
4年振りのケーヨルサのチキン、やっぱり美味しかった❣️ 外はカリカリ、中はジューシィ.味付けは塩と胡椒だけと思いますが、しょっぱからず足らなからず、普段の家での塩加減よりは若干濃いめなのも、丁度良く思えたし、何より付け合わせのポテトが絶品❣️❣️ 美味しいチキンをいただき思うのは、やはりチキンにはビール、チメク(チキン&メクチュ)でなくっちゃ!アルコールは不得意な私ですが、ここぞと言う外食や暑い夏の夕食にコップ(グラス)一杯程度のアルコールは欲しいものです^^ですが、神経痛で処方された薬を飲んでいる間は、アルコールは厳禁だといって一切口にしない夫を前に、私だけ飲むわけにはいきません^^;
帰途のタクシーについて、これがまた悩みの種でした。お店の人に呼んでもらって〜と夫は軽く言うのですが、近距離で面倒な依頼をすることがタクシーには申し訳ないし、ホテルの様に奥の手式にお店に依頼するのもちょっと〜 なので歩いて帰ることにしました。
幸い帰り道はずっと下り坂なので、上り坂を押していくよりは楽でしょう^^; チャンイムンロ(彰義門路)を南下し、バスなら途中で鍾路区保健所の方に曲がる所を、曲がらず真っ直ぐ行くと青瓦台(大統領府)の前に出ます。そこを東に行けば三清洞なので、ビーンズビンズで食後のデザートが出来るかも〜を楽しみに、ともするとスピードが出過ぎになる車椅子を、後ろにのけぞる様な感覚で必死に押さえながら〜
そろそろ三清通りに出て良い頃なのに中々通りに出ないのを訝りながら、なおも歩いていくと突然景福宮の東側沿いに出ました。暗くて道に迷ったようです。ここまで来るとビーンズビンズに行くのとホテルに帰るのと同じ位の距離(感覚的に)なので、無理はせず大人しくホテルに帰りました。
ビーンズビンズのワッフルをデザートに出来なかったのは残念ではありましたが、明日を元気に過ごす為には正しい選択でした。
旅行を終えて今振り返ってみると、今回の韓国旅行ではこれが最後の外食ディナーでした。そのせいか、とても良いディナーだったと思い出にインプットできました^^