心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

車椅子の同行者と楽しむソウルの旅NO6ーケーヨルサでチメクならぬチキンだけ

2023-06-15 | 2023年春の韓国旅行

買い物を済ませてホテルへ戻った後は、夕食で外出するまで暫しお昼寝タイムをとりました。小一時間も眠ったでしょうか、目が覚めたら窓の外は薄暗くなっていました。 元気が回復し夜ご飯に出発。お店はソウルのお気に入り店の中から、移動距離と行きたい度を勘案しプアンドン(付岩洞)のチキン店ケーヨルサをチョイス。

ケーヨルサは、評判を聞いて利用してみたら良かったので、唐揚げが食べたくなると、敢えて他に美味しいお店は無いかしらと探すことをせずここへ行くことにしています。と言うより滞在中一度は行きたくなるお店です。 普段の食事では、高脂血症解消の為動物性脂肪を避けているので、鶏肉はササミか胸肉を、茹でるか煮るかして食べています。ソウルでの唐揚げチキンは、非日常の自分への飴の様なものです^^

お店は景福宮の裏山の裾野あたりを、回り込むような位置にあります。 公共交通はバスしかないところです。いつもならバスで行くんですが、乗り降りに手間取りますから帰宅を急ぐ他の乗客や運転手さんのことを思い、タクシーで行くことにしました。

すぐ拾えるだろうとホテル前の歩道に出たんですが、悲しいかな空車が通っても止まってくれる気配は、全然ありません。やむ無く奥の手、ホテルに戻りフロントで呼んでもらう様依頼しました。

すぐやってきたタクシー、空港からのタクシーでもそうだったんですが、折り畳んだ状態でも椅子が、トランクに収まりきらないのです。座席の方に積み換えてもらった方がいいのでは〜の私の心配をよそに、タクシーはトランクが少し開いたままの状態で出発しました^^;

到着したのはすっかり日が暮れた午後7時近く、人気店ですから満席が心配でしたが一つだけ空いているテーブルがあって、すぐ座れたのはラッキーでした。車椅子は、お店の人の指示通りお店の外に置きました。

 

 

4年振りのケーヨルサのチキン、やっぱり美味しかった❣️ 外はカリカリ、中はジューシィ.味付けは塩と胡椒だけと思いますが、しょっぱからず足らなからず、普段の家での塩加減よりは若干濃いめなのも、丁度良く思えたし、何より付け合わせのポテトが絶品❣️❣️ 美味しいチキンをいただき思うのは、やはりチキンにはビール、チメク(チキン&メクチュ)でなくっちゃ!アルコールは不得意な私ですが、ここぞと言う外食や暑い夏の夕食にコップ(グラス)一杯程度のアルコールは欲しいものです^^ですが、神経痛で処方された薬を飲んでいる間は、アルコールは厳禁だといって一切口にしない夫を前に、私だけ飲むわけにはいきません^^;

 
チキンだけの、食事とも言えない内容ながら、4年振りに夫といただく美味しいチキンに満足感いっぱいで夕食終了。

帰途のタクシーについて、これがまた悩みの種でした。お店の人に呼んでもらって〜と夫は軽く言うのですが、近距離で面倒な依頼をすることがタクシーには申し訳ないし、ホテルの様に奥の手式にお店に依頼するのもちょっと〜 なので歩いて帰ることにしました。

 

幸い帰り道はずっと下り坂なので、上り坂を押していくよりは楽でしょう^^; チャンイムンロ(彰義門路)を南下し、バスなら途中で鍾路区保健所の方に曲がる所を、曲がらず真っ直ぐ行くと青瓦台(大統領府)の前に出ます。そこを東に行けば三清洞なので、ビーンズビンズで食後のデザートが出来るかも〜を楽しみに、ともするとスピードが出過ぎになる車椅子を、後ろにのけぞる様な感覚で必死に押さえながら〜

そろそろ三清通りに出て良い頃なのに中々通りに出ないのを訝りながら、なおも歩いていくと突然景福宮の東側沿いに出ました。暗くて道に迷ったようです。ここまで来るとビーンズビンズに行くのとホテルに帰るのと同じ位の距離(感覚的に)なので、無理はせず大人しくホテルに帰りました。

ビーンズビンズのワッフルをデザートに出来なかったのは残念ではありましたが、明日を元気に過ごす為には正しい選択でした。

旅行を終えて今振り返ってみると、今回の韓国旅行ではこれが最後の外食ディナーでした。そのせいか、とても良いディナーだったと思い出にインプットできました^^


車椅子の同行者と楽しむソウルの旅NO5〜午後は1人で観光公社へ

2023-06-04 | 2023年春の韓国旅行

地元サラリーマン御用達の食堂で充実・納得・リーズナブルなランチを終えると、夫はホテルで休憩、私は今回の旅のメインイベント江華島行きを決行するか、断念するかを判断する為に観光公社に相談に行きました。清渓川沿いにある観光公社まで行けば乙支路(ウルチロ)2街(イーガ)のロッテデパートは目と鼻の先の距離なのでデパートにも寄るつもりです。

今回の旅の当初の主たる目的は二つでした。江華島で高麗山のチンダルレを見る事、江華島にあるレストランサンダンで、放浪のシェフーイム・ジホさんのコース料理を食すこと。

チンダルレは19年4月に見に出かけたものの見頃を過ぎていたのでリベンジを。サンダンは同じく19年7月に下見だけは済ませましたが、コース料理は次の機会にウリナムピョンと頂こうと、そして次の機会は翌20年4月を予定していました。

普通に出される定食のパンチャン類ですら、味わい深くとても美味しかったサンダンの料理。
自然の植物を素材に作られるシェフ渾身のレシピ、大地から万物が萌え出ずる春には、どれ程美味しく滋養があるのか、その為にだけでも絶対出かけたい逸品の料理が想像されました^^


ところがそのシェフがコロナ禍中に、急病でお亡くなりになり、もう二度とシェフの作る料理を味わうことはできなくなってしまいました。

その後お店はどうなったか、ネットで検索するとサンダンは健在の様でした。確かに、お弟子さんがいらっしゃれば、シェフの味は引き継がれているでしょう。.営業されていれば是非行きたいと思い、ホームページを検索しましたが、予約注文でのみ食せるコース料理のことは何も出ていませんでした。

チンダルレの見頃も心配でした。こちらは4月の第一週ですでに見頃になっていたと、現地を訪問した人のコメントを見ました。それからすでに十日です。見頃を過ぎているのなら今回は見送ろうと思っていました。

難しいやり取りが必要な話をしなければならないときは、観光公社のお世話になると決めています。相談して公社の職員がネットで検索したり、レストランに電話をして聞いてくださいました。その結果サンダンでは、今はコース料理は提供していないこと、チンダルレの見頃は過ぎてしまった事がわかりました。

嗚呼!残念‼︎

ということで江華島行きは断念しました。(いいんだ!今回はソウルに来ること自体が目的だったんだから)

公社での用を済ませてデパートまで、ほんの短い距離(バス停1区間)ですが街の雰囲気を楽しみながら歩きます。建っているビルは変わらない様ですが、やはり何か印象が変わって感じられます。4年も経っていますもの!

デパートでは地下の食料品売り場に直行。取り立てて何か買いたいものがあったわけではないのですが、ロッテデパートの地下食料品売り場は推奨品を大胆に試食させてくれるので気に入っています。キムチ売り場は、重いので横目で睨んで素通りし、足を止めたのは海苔の片面にナッツや海産物風味の物を添加し焼いたスナック風の物。ビールのとりあえずのつまみにも子供のお八つにも喜ばれそうです。とは言え荷物を増やせないので厳選して二個だけ買いました。夫を旅に出られるまでに治療してくださった鍼灸師の先生と娘宅用、どちらにも三歳児がいるので彼らのオヤツにすごく良さそうです^^

お土産も手に入ったので、次は果物ゲットのためバスで西村(ソチョン)に行き、地下鉄3号線2番出口を出て最初の角にある果物屋さんでミニトマトとハルラポン(デコポン)を買いました。その路地が面白そうだったので奥の方へ少し歩いてみました。焼肉通りとでも名付けたくなるような食べ物屋がずら〜り、夫が元気になったら是非一緒に来ようと思いながらホテルへ戻りました。
(2日目まだ続きます)