俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

私なりの返答と返礼

2016年04月22日 23時53分16秒 | 創作について
 『スターフォックス ゼロ』の世界は、『64』から『コマンド』に至る物語の要素は残しつつも、再構築された全く新しい世界みたいだな。

 「俺はフォックス。フォックス・マクラウド」。このセリフから物語が始まることもそれを象徴している。
 「Dr.アンドルフの恐ろしい研究により、絶滅の危機にさらされた」という導入から始まり、物語の中心にアンドルフが据えられていた過去の世界とは異なる世界だ、ということ。それを知らしめるための宣言に思える。

 『ゼロ』は、フォックス・マクラウドの物語なんだ。きっと。


 ジェームズの身に起こったことも、過去の世界とは違っているんだろう。(まだ『ゼロ」を遊びつくしてはいないので、予想だけど)

 私にとっては都合がいい。


 アパロイド、アッシュ……過去の世界にしか存在しない要素をからめて書いた『スターフォックス ビハインド』のつづきの物語を、『アンドルフをめぐる物語』を下敷きにして書いている。

 『ゼロ』が描き出す物語とは、まったく違ったものになるはずだ。カブる心配なく書ける。


 私の技術と情念を込めて込めて込めまくって、私以外の誰にも書けない物語にしてやる。

 それが、『64』から『コマンド』までの一連のストーリーを描き、夢を与えてくれたクリエイターの方々への、私なりの返答であるし返礼だ。


 そしてまた、スターフォックスをもとにした二次創作で、私に衝撃を与え心を奪ってゆく方々への返答と返礼でもある。


 ちょいとお時間をいただくことになりますが。いずれお目にかけますので、どうかお楽しみに。

四足獣とやさしい声

2016年04月22日 20時41分43秒 | スターフォックス ゼロ
 ……私が、冗談半分、本気半分で「ウルフェンが四足獣型のウォーカーに変形してもいいと思うんだ」とかつぶやいていたTwitterアカウントも、いまは跡形もなく消えてしまったな。

 だから何だ、という話だけどな。ライバルが自分と同じ力を持っているなんて、よくある展開だし……。
 でもすごいな……まさか本当に変形するとは思わなかった。誰でも考えることだけど、これをゲームの中に落とし込んでくれたのがすごい。



 その先で、声を聞いてちょっぴり涙ぐんでしまった。

 夢幻回廊にこだまするやさしい声。
 同じ機体のはずなのに、ずっとなめらかに、ずっと美しく飛び、決して追いつくことのできない憧れの人。



 さらにその先。
 今日は、勝つことができなかった。また今度挑戦しよう。

すれ違う一瞬、互いの生きざまが鎬を削って火花を散らす

2016年04月22日 20時15分29秒 | スターフォックス ゼロ
 ZLを押し込んで敵機に注目し、TV画面を見ながら旋回して、自機の正面に敵が来るまで回り込む。
 そしてパッドに目を移すと、パッドに敵が映っているはずなので、バッドを動かして微調整しながらレーザーを叩き込む。

 ……こういう方法が、『ゼロ』での基本戦術なんじゃないかな?


 スターウルフと闘っていて気付いたけど、すれ違いざまの一瞬に特別な演出があるんだね。

 あれだ、『スマブラDX』のオープニングムービーで、フォックスとウルフがすれ違う一瞬を思い出す。

 あるいは……時代劇の殺陣のつばぜり合いみたいだ。それぞれの生きざまを刃にのせて、剣と剣で会話する。

 ライラット・ウォーズを戦い抜くパイロットたちも、それぞれの生きざまを機体に託して、命を張って己の主張を通そうとしている。相容れない主張が衝突して火花を散らす一瞬の、激しさと美しさ。




 ……ああ、芸術だこれは。




 私の言ってること、決して大げさじゃないよね? ね?