俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

もっと美しく、もっと醜く

2016年04月12日 23時16分33秒 | 創作について
 nearpathy(ニアパシー)はすごく私らしい。


 この話は「テレパシーを使いながらセックスしたら、相手の快感も共有できてめっちゃエロくね?」っていう変態的発想と、フォックスとクリスタルのカップルが好きなとこから生まれたもんなんだけど……。
 それだけで終わらずに、最後に「どうだよく見ろ!」とばかりに人間の邪悪、おぞましい部分を持ってくる。そこが実に私らしい。
 でもね、ただおぞましいだけの物語でないことは、読む人が読めば分かるように書いたつもりだよ。


 もっとおぞましくしようと思うなら、「地獄としか言いようがなかった」で済ませたところを、もっと克明に、詳細に、吐き気をもよおして人間不信になるくらいに、真に迫った描写をしても良かった。
 そこまでやるのははばかられた。あんまり非道いかと思って。



 しかし。挑戦してみたい気もある。

 私の筆力で、どこまで他人に吐き気をもよおさせられるか。人間不信にさせられるか。「もう勘弁してくれ」と言わせられるか。


 私のなかに渦巻く邪悪をぜんぶ、この物語に注ぎ込んでみたい気はある。
 もちろん、邪悪が色濃くなるほどに、それと闘う人間の気高さや高潔さもより輝きを増すはずだから、そこも忘れず書きたいと思う。



 …………いろいろやりたいことがあって忙しいな、私。
 なんだか急にやりたいことが増えてきたよ。実に、生きてるって感じがするわ。

遊撃隊の帰還を皆に知らしめてよ

2016年04月12日 22時36分38秒 | スターフォックス ゼロ
 もう来週には『スターフォックス ゼロ』の発売だってのに、まだTVCMやらないのかなー?

 私はCMが見たくて仕方がないぞ!

 心待ちにしているファンだけじゃなくて、スターフォックスのことを忘れてしまっている人にも、スターフォックスのことを知らない子供たちにも、知らしめてほしいよ。
 かつて、誰もが憧れて、胸を焦がして、心を虜にさせた遊撃隊が帰ってきたことを。

 帰ってきた、という表現がいけないなら、やって来たと言ったっていいよ。

 うんざりすることも、悔やむこともある日々だけど、今このときだけは、きれいさっぱり忘れよう。
 思いわずらうことも、疲れた顔も、今はやめてしまえ。


 帰ってくるんだから! ――あるいは、やって来るんだから!



 背筋を伸ばして、お尻を引き締め、両の足を踏みしめて大地に立つ。そして天を仰げば見える。

 青白くたなびくプラズマエンジンの航跡で、青い空を一文字に切り裂いて飛ぶ、4つの機体。


 待っていたぞ。ちくしょうこの野郎!
 私だけじゃなくて、ずいぶんたくさんの人が待ってくれてたみたいだぞ。私が愛するよりもずっと、おまえらを愛してやまない人間が、この世には山ほどいるんだぞ。

 そしてこれから、また新たに君らを愛してくれるはずの人たちが、もっともっとたくさん、この星には溢れてるんだ。
 罪なやつらだぜ。本当に、最高の存在だよ、君らってやつは。

 滅多にこういうことしないんだけどさぁ。ちっとばかし大きいフォント使って、君らの名前呼んじゃっていいかな?
 いいよな? だってこれを逃したら、次はいつになるか分からないもんな。

 会えることが本当に嬉しいよ。
 おかえり――あるいは、はじめまして。



 スターフォックス!