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Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

ロボットの改造

2014-05-18 | RoboCup2014

「花鳥風月」のロボットは、「M&Y」で使っていたロボットを(どうせYが作ったものだから)そのまま、使っています。

というか、使ってきました。

2010年に、初めてレスキューBに参加したときのロボットから、ほとんど変更されていませんでした。

NXTのセットに入っていた、バルーンタイヤの4輪駆動車です。

2011年からは、Arduinoをセンサーコントローラとして搭載してから・・・本当に、ほとんど変更されていません。(ハードは・・・)

M&Yのコンセプトは、

ハードは単純、ソフトで頑張る

なので、ハードを変えずにプログラムの方は、毎年大きく書き変わっていました。

 

これは・・・毎年変わるレスキューBのルールも、これまではプログラムの変更だけで、なんとか対応できたことも理由の一つです。

しかし・・・2014年ルールは、大きな変更があり、少なくとも2点はソフトの変更(プログラムの変更)では対応できません。

 

それが以下の2点です。

・被災者にレスキュ-キットを配る

・傾斜路にスピードバンプが置かれるかもしれない

 

一点目のレスキューキットを配るのは、そういう機能(機構)を搭載しなければなりません。

(こちらは機能を搭載しないという選択肢もある・・・しかし、当たり前ですが、得点を稼げない)

 

そして、二点目が問題です。

これまでのルール(2013年まで)は、「スピードバンプは傾斜路に置かない」と明記されていましたが、2014年ルールでは、それが消えました。

だから、「スピードバンプは傾斜路に置く」とは、書かれていないのですが、「置かない」という記述が消えたので・・・置かれるかもしれません。(置かれないかもしれません)

 

傾斜路にスピードバンプが置かれたら・・・

勿論、スピードバンプを乗り越えて行かなければ、傾斜路の得点が入らないし、その先のフロアにも行けません。

「花鳥風月」のロボットは、回転をスムースに行うために、前後のホイールベースを短くしていました。 だから・・・傾斜路上にスピードバンプがあると・・・バンプを越えられずにタイヤが空転します。 そして、そのうちにひっくり返って、傾斜路を転がり落ちます。

これは、さすがに、ロボットを作り替えないとダメなようです。

ホイルベースを長くすると、回転がぎこちなくなります。

傾斜路上のバンプを越えるためには、重心を低くしなければならないのですが・・・・

NXT本体が大きく、サーボモーターも変な形で大きく・・・とても無理なようです。

いろいろやったけど、傾斜路上のバンプが越えられません。

(下りは越えられますが、上りがダメです)

 

もう、どうせ越えられないのなら、いっそ、これまでのロボットでそのまま参加して・・・もし、傾斜路にバンプが置かれたら、「そのゲームの傾斜路に行かずに、スタート地点に戻っちゃう」という作戦も有り、と考えました。

こうなると、LEGOのロボットは不利に思えます。

ロボットを自作できるチームは良いなぁ。

 

 

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世界大会の参加費

2014-05-18 | RoboCup2014

今回の RoboCup 2014, João Pessoa, Brazil ですが・・・

参加費は、

Junior Team: $165.00
Junior Mentor: $165.00
Junior Parent/Chaperone: $165.00
Junior Student: $135.00

です。


昨年は、

チーム:120EUR

チームメンバー:100EUR

チームメンター:120EUR

通貨単位が違うので、一概に比べれませんが・・・計算するとほとんど変わりません。


ところで、

Junior Team: $165.00
Junior Mentor: $165.00
Junior Student: $135.00

これらは、納得なのですが・・・

Junior Parent/Chaperone: $165.00

これは、必要なのでしょうかねぇ!?

というか、これは、何のための費用なのでしょうか!?

RoboCupの大会は、一般の観客は無料で見ることができます。

だから、ただ見学をするだけなら無料のハズです。

最近は、お土産(Tシャツとか・・・)は子供だけのようですし・・・

やっぱり、朝早くや夜遅くまで(一般の見学者の開場時間以外に)出入りするためのパス代ということなんでしょうか!?

あとのメリットは・・・ジュニアパーティに参加できることぐらいしか思いつきません。

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ジャパンオープン2014 ロボット-1

2014-05-18 | RoboCup2014

長岡技術科学大学 システム安全系 木村研究室

ながおか次世代ロボット産業化機構

Nexis-R


Img_8260


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全身クローラの標準的なロボットですかねぇ。

比較的大きな機体ですが・・・吊り下げスタートをしてました。


Img_8040


しかし、ビルの床に着地した後、(床が固定されていなかったので)2mほどの高さから落ちてしまうというトラブルがありました。

(ドン!、という大きな音でした)

その影響か・・・それ以降は吊り下げスタートすることは無く、普通の(地面からの)スタートになっていました。

さすがに、研究の年数も長く、完成度の高いロボットです。



明星大学

メイセイ☆レスキュー


Img_8266


Img_8265


チーム名の「☆」がお茶目ですね。

こちらも、全面クローラーのレスキューロボットとしては、標準的な構成です。

青色のクローラがお洒落です。

アームの先に取り付けられたマニュピュレータが伸縮して要救助者の発見に寄与しているそうです。



中京大学

Chukyo-Rescue


Img_8255


Img_8410


レスキューロボットはクローラーが多いのですが・・・

珍しく、クローラではなく4輪のロボットです。

4輪といっても、普通のタイヤではなく、凸凹を吸収するように工夫してあります。

これは、ジュニアのレスキューロボットにも参考になりますねぇ。

クローラではないからか・・・上の2チームに比べて、明らかに小型・軽量です。

要救助者を発見するロボットは、小さくて、狭い隙間でも入れないとダメですよね。

(要救助者を運ぶロボットは、それなりの大きさが必要でしょうけど・・・)


M&Y」的には、こういう小型軽量のロボットに頑張って欲しいです。


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