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Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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ジャパンオープン2014 レスキュー実機リーグのルール

2014-05-09 | RoboCup2014

これまで、ジャパンオープンや世界大会で、ちょこっとだけレスキュー実機リーグを見たりしていましたが・・・1つの競技をじっくり見たことが無かったし、ルール自体をよく知らなかったして、良く分かっていませんでした。

しかし今回、縁あって、レスキュー実機リーグの会場にお邪魔することになったので・・・

ここぞとばかりに、レスキュー実機リーグを堪能しました。(笑)


20140506001


ルールについて、会場に貼ってありました。

まあ、これだけの説明で、完全にルールが分かるわけではありませんがねぇ。


競技の時間は15分で、ロボットはスタート地点からスタートします。

ジュニアとの大きな違いは、ロボットは自立型では無く、遠隔操作することです。(いわゆるリモコンです。)

しかし、操作者は、フィールドが見えない場所でコントロールをします。

操作者が得られる情報は、ロボットに取り付けられたカメラの映像だけです。

だから、とっても少ない情報だけで、ロボットを操作して要救助者を発見しなければなりません。

要救助者を発見したら、その位置、体温はあるか、動いているか、呼吸しているかなどを確認し、記録していきます。

ロボットが進むフィールドは・・・ジュニアのレスキューとは比較にならない、凄い障害物で構成された迷路になっています。

当たり前ですが、フィールドを破壊するのはダメです。


今回初めて見たのが・・・吊り下げスタートです。

高いところから、ロープでロボットを吊り下げて、フィールドに下ろしてスタートします。

今回は、新潟工科大学の"NIIT-BLUE"と、長岡科学技術大学の"Nexis-R"が挑戦していました。

ロープで吊り下げて、ロボットがフィールドに下りたら、ロープを引き抜くのですが・・・ロープが絡まったりして結構大変です。



それから・・・

上の説明で、「遠隔操作」と書きましたが・・・実は、自律制御のロボットもあります。

どうも、「遠隔操作ロボット」と「自律制御ロボット」の2種類があるようです。

チームによっては、どちらかだったり、両方のロボットで参加しているチームもありました。

「遠隔操作ロボット」と「自律制御ロボット」の活動するフィールドは別々になっており、「自律制御ロボット」の活動するフィールドは、あんまり凸凹もなく、タイヤのロボットが多かったです。

左右の壁の位置を把握し、壁に取り付けられた要救助者(熱源)を発見します。


あれっ、何だかレスキューBに似ていますねぇ。

これは、逆で、レスキューBがレスキュー実機リーグの「自律制御ロボット」をモデルにしたそうです。


ロボットは、フィールドのマップを作って、その中に発見した要救助者の場所をマークします。 そのマップを操作者のPCに転送します。

これは・・・なんとなく、ジュニア卒業者が入りやすいかと・・・


ちなみに・・・同じ会場で、YがレスキューBのデモやっていたのですが・・・

一番熱心に見たり質問してくれたのは、実機リ-グで「自律制御ロボット」をやっているチームのメンバーでした。

やっぱり、似てますよね。

コメント
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