まだまだシンガポールの生活ねたが残っています・・・でもちょっと趣向を変えて・・・
紆余曲折がありましたが・・・世界大会に参加することができたM&Yですが・・・
世界大会でやるべきこと・・・我が家の場合は・・・
競技で良い成績を出すことでも
他のチームの技術を習得することでも
ありません。
世界を感じることです。
日本の生活と違う
日本人と違う常識がある
そんなところを感じて欲しいです。
大会会場に、イスラム教の人たちのためにお祈りの部屋があった・・・とか
レストランに行っても、水やお茶が出ない・・・とか
緑茶が甘い・・・とか
外国のチームの人達と話す・・・とか
トイレの便器の形が違う・・・とか(笑)
食事をする、買い物をする、電車に乗る、バスに乗る・・・
日本ではできないこと、日本とは違うことを沢山体験して欲しいです。
シンガポールにはイスラム教の寺院が沢山ありました。
そこでは、靴を脱いで「はだし」になって入ります。
観光の途中でトイレに行きたくなったYがサルタンモスクでトイレを探しました。 そこに居たおじさんが「コッチにあるよ」と案内してくれたので、Yは一人で行って来ました。
あとで聞いたら、「はだしになって、トイレにいったんだけど・・・床が濡れていてなんだか落ち着かなかった。 その後で足を洗ってきた。」ということです。
これこそ、世界を肌で感じてきた・・・と思います。(笑)
この大会で仲良しになった、スウェーデンのチームメンバーが最終日に「さよなら、また会おう」といってMとYを hug したのですが・・・2人ともとても恥ずかしそうでした。
彼としては、ごく普通の挨拶をしただけ・・・なのでしょうね。
でも、そういうことって、とても大事だと思います。
M&Y母もKate さんに hug されてましたが・・・
日本のチームメンバーって、いつも日本人同士で固まってしまうけど・・・それってとても勿体無いと思います。
競技で良い成績をとることが目的のチームもあるかもしれませんが・・・所詮世界大会は日本の競技会と違ってお祭りですから・・・
私も、レスキューBの他のチームのメンターといろいろと話をしましたよ。
今回は特に香港のチーム、スウェーデンのチームのメンターと仲良しになりました。
朝、会場に行ってお互いに挨拶します。
挨拶し、挨拶されるのって、楽しいですよね。
(なんか、急に自分が国際人になったような錯覚・・・)
英語なんかできなくたって・・・話そうと思えば通じるんだよなぁ。
「私は英語がしゃべれません」と言うと
「気にするな。 私だって日本語はしゃべれないよ」と返してくれます。
単語とかが聞き取れなくて、何度も「Pardon?」を繰り返しても、にこにこと何度も言い換えて説明してくれます。
まあ、メンター同士、柵の外でヒマな仲間なので、付き合ってくれたのかもしれませんが・・・
言葉のキャッチボールって、楽しいですよね。
特に今回は、道楽で行った大会なので・・・MやYの人生の中での良い経験になっていれば良いのですが・・・
いやっ、良い経験にしてくれぇ