鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

イベント『虫愛ずる一日』参加作家ご紹介 その2

2012-04-13 19:51:14 | 日記


                         つやつやしてきれいなモンキクロメクラガメ。カメムシの仲間です。3月の石垣島で。


 6月16日開催のイベント『虫愛ずる一日 2012 indoor編』にご参加くださるみなさんのご紹介、つづけます。



きょうはNPO法人『むしむし探し隊』です。


 『むしむし探し隊』は、昆虫の生態や生息分布、内外の標本や文献などのデータベースづくりと、
虫を通じて多くの人に地球環境について考えてもらうことを目的に、
2008年から始動しているNPO法人です。
 監修者は養老孟司、奥本大三郎、池田清彦という、
日本の虫好きの頂点ともいえる3先生。
講演会、ワークショップ、虫写真コンテスト、観察会やセミの調査などの活動をしています。

 また昨年から、池田清彦さんのご指導の下、
118年前の貴重な昆虫専門誌『昆蟲世界』のデータベース化プロジェクトをスタート。
 今回のイベントでは、『ぼくらの昆虫採集』(上記3先生監修)をはじめとする書籍や虫グッズ販売に加え、
貴重な『昆蟲世界』の原本展示とともに、データベース化への協力者を募ります。





 次にご紹介したいのは、このイベント推進の相棒でもある、
イラストレーターの宇佐美朋子さん。


 宇佐美さんは虫のイラストに加え、
虫モチーフの陶器制作や虫プリントのクッション、
そして虫クッキー(虫ははいっていません)まで、
と虫をテーマにさまざまな創作をされています。





 先ごろ出版された阿川佐和子さん、福岡伸一さんの対談集">『センスオブワンダーを探して』のカヴァーには、
宇佐美さんの蛾のイラストがデザインされています。

 イベントではイラストレーションや蛾のクッション、
陶器、布ものなどの展示や販売に加え、
 いっしょにいるだけでその場所を楽しくしてくれるそのパワーとセンスで、
会場全体のディレクションも担当してくれます。

 
 イベント参加作家の紹介、まだつづきま~す。