鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

近所散策

2018-04-23 16:43:48 | 日記

 30度から一気に10度も気温が下がった霧雨模様の今朝。

玄関ドアをいつものようにそおっと開けると、

灯りの下にシールみたいにピタッと

キマダラツバメエダシャク

 

床ではハングロアツバが交尾していた。

 

飛びにくそうなクロハネシロヒゲナガ

 

クロヒラタヨコバイ

 

ヨツボシハムシ

 

アオハムシダマシか?

 

花の終わったフジにおとしぶみ4通

 

くっきりとトンボエダシャクの幼虫

 

ナナフシモドキ幼虫もひとまわり大きくなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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雨上りの道で、「フンコロガシ」に会った!

2018-04-18 19:32:10 | 日記

 午前中はけっこう降ったけれど、お昼頃陽が出てきたので

近所を散策。

 

 と、センチコガネが犬のフンを!ころがしている。

あれ、国内にはいわゆるフンコロガシは生息していないんじゃなかったっけ。

でも、ころがしてる。

頭からつっこんでタックルしたりもしてる。

調べてみたら、まれにセンチコガネもフンをころがす、と。

こらこら、どこ行くの?まだ運び終わってないじゃん。

30分くらい観ていましたが、時間かかりそうだったので

1時間後にもどってみると、フンはそのままで、センチコガネはいませんでした。

 

 「ん?」

 

 

念のため、触ってみました 笑

 

 

 

サツキの生垣の奥には、トビサルハムシがいました。

 

ヤマフジのある風景、いいなあ。

 明日は朝から始動しよう!

 

 

 


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風にあおられて

2018-04-16 06:57:50 | 日記

 昨日は風の強い日でした。

でも、ちょっと近くの山道へ。

ノバラ、コナラ、ナナカマド(たぶん)、エゴノキなどで

オトシブミが葉を巻いていました。

でも強風で葉があおられ、みんな苦戦してるみたい。

葉の上部に切り目はいれたものの、葉にしがみつくのが精いっぱいのエゴツルクビオトシブミのカップル、

 

この葉っぱでほんとにいいのかしら?と思案気なウスモンオトシブミ、

 

そばでは、デーニッツハエトリが、隙あらば、と狙っている。

ほどなく、このあたりはオトシブミだらけになりそう。

 

足元のヨモギには、キベリトゲハムシがいました。

風がおさまったら、ちょっと遠出したいな。

 


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近くの山道で

2018-04-15 11:34:43 | 日記

 昨日は天候がいまいちで、肌寒かったので、散策は近くの山道だけ。

でも、この道沿いにはコナラの幼木がいっぱい。

あちこちでオトシブミが揺籃を巻いているのが見られました。

揺籃を巻く前に、腹ごしらえするヒメクロオトシブミのメス。

重労働だもんね。

 

 

コナラの枝先の小さな葉のなかで、ウスタビガの若齢幼虫見つけた!

 

 3月上旬に飯能で見つけたヤママユガの卵。

孵化した幼虫がもうこんなに大きくなった(4.5センチ)

午後からお天気が回復したら、また山道に行って来よう。


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ナガメな眺めのなかでヒメナガメ

2018-04-12 07:35:36 | 日記

 

菜の花の季節です。

虫のなかでもカメムシが好きな私ですから

菜の花畑は=ナガメ

ですが、恥ずかしながらこれまでヒメナガメを見つけたことがない。

そこで、埼玉に来た今年こそは、と菜の花が大量にある場所に。

これなら、ヒメもおられるのではないか。

見つけました!

さすが姫ですね!

ふつうのナガメより複雑で美しい模様。

 

でもこの菜の花畑、なんとなく菜の花がひ弱な感じです。

サクラと菜の花をコラボさせよう、と演出された里山風景のようにも感じます。

2時間探したけれど、結局見つかったのは1匹。

 

 そして2日目の朝。

「わっ!」

なんと姫は懐妊していたのです。

ヒメナガメの卵を見るのは初めて。

姫が産んでくれた卵12卵。

 

ちなみにこちらはふつうのナガメの卵。

 

 まるで白黒が反転しているような違いがあります。

どちらも美しいですが。

ナガメの卵の工芸品のような美しさについては

かのファーブルも昆虫記のなかで1章を割いて絶賛しています。

ヒメナガメの成長過程はどんな風なのか。

ほんとうに楽しみ!

 

 

 

 

 


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ヒロバツバメアオシャク その後

2018-04-09 06:52:53 | 日記

 植物も虫も、1週間前倒し、というこの春のラッシュで、いろいろ溜まってしまいました。

 つい外に出てしまうので、更新が・・・。

 まずは、ヒロバツバメアオシャクのその後の成長観察から。

 3月半ばに飼育を始めたときは、たぶん2齢(1センチ)ではないかと。

一昨日4月8日の朝、

飼育後2回目の脱皮をして、、2センチに背が伸びました。

この写真を撮ったとき、「あれ、頭部が不思議な形だなあ・・・」と思ったのですが

この写真を見た昆虫写真家の新開孝さんから

「あ、これは頭部が脱皮直前ですね!新しいステージの頭部が後ろ側にできつつあります」と。

 ひゃっ、たいへん。そうか、今までの少ない経験だけれど、このように「耳」がある形態の幼虫は、頭部を最後に脱ぐんだった。

 

 このときが15時でした。

この日は出かける用事がなかったので、頭部を脱ぐ瞬間をみたいと張り付き~

幼虫は体をまっすぐにたてて、ほとんど動きません。

肝心の頭部も、目に見えるかどうか、くらいのスピードで、そういわれれば少しずつ

後ろのピンクの部分が大きくなっているような・・・。

 そして、17時。

幼虫が急に体を前後にのけぞらせたり、という行動をはじめた!

「これは、来るな!」と思い、動画を撮り続けること1時間。

胸脚で、まるで仮面を取るようなしぐさ。

そして、ついにぽろっととれた仮面の下から、新しい顔が。

 

長時間の脱皮で空腹だったのか、幼虫は即、食事。

ずっと観察していた私も、おなかペコペコ~

 

 そして翌朝。

なんと、ヒロバくんの背は、3センチに!

 

新しい顔も、ピンクから茶色の「仮面」風に。

 

体が柔らかいので、こぉんなポーズもできちゃう。

 

 もう次の脱皮で終齢かな。

羽化を楽しみに、ひきつづき、観察していきます。

 

 

 

 

 

 

 


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サクラの新葉で

2018-03-28 19:45:07 | 日記

 先日、ヒメカギバアオシャクの幼虫を見に、とっておきのフィールドを案内してくださった伊藤知紗さんから、

「あれ、いましたよ!」と連絡が。

 この間お会いしたときに、「ヒロバツバメアオシャクの幼虫を3年間探していて、見たサクラは100本以上。でも見つかったのはたった1回で、飯能でもぜひ探したい」という話をしていたのです。

「あれ」とはヒロバツバメアオシャクの幼虫のこと。

しかも送っていただいた写真を見ると、ネットでもみたことがないような若齢。

 で、なんとヒメカギバアオシャクにつづいて、ヒロバツバメアオシャク探しに連れていっていただきました。

そこは小川に沿った山道の奥。かなり急な斜面に生えているヤマザクラの老木。

そこから生えた細い枝の上。

 

大きさは10mm。糸くずといってもいい細さ。

伊藤さん、どうやってこんな足場の悪い場所で、こんな小さな、しかも擬態名人の幼虫を見つけたのかーその虫目眼力のすごさに言葉を失う。

スレンダーな体にうさみみをつけた小さな頭部。

体、やわらかっ!

 

いったい、何等身?

 

 ここで会ったが100年目。次はいつ会えるかわからない。

つかまるものもない斜面に足を踏ん張って、必死で写真を撮るも、

気が付くと、アキレス腱伸びっぱなしで、ヤバ。

  

 付近には1センチほどのサビカミキリや、ムシクソハムシも。

 

 

  伊藤さん、ありがとうございました!

 願いがまたひとつ叶いました。 

 

 


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絵本作家・伊藤知紗さんと里山へ

2018-03-16 14:18:31 | 日記

 埼玉に引っ越してきてから約半年。

幸運にも当地在住14年という絵本作家 伊藤知紗さんと知り合うことができ、

気温が上がった3月のある日、伊藤さんの案内で、近隣のフィールドを歩くことができました。

 伊藤さんは『うんちみたいなむしがいた』(福音館書店刊 月刊『かがくのとも』)という

私の大好きな本の作者。前の夜はうれしくてよく眠れなかった 笑。

 この日、私が特に見つけたかったのは、伊藤さんのブログ『てくてく日記』http://chisaito.blog.fc2.com/blog-entry-1220.html

でみたヒメカギバアオシャクの越冬幼虫。

 山の麓に広がる谷津を3つも案内していただき、そのうちのひとつでついに!!!

バンザーイ!!!

と幼虫も喜んでいました(うそ)。

 

 「この範囲にいますから、探してみて」と伊藤さんに教えてもらって

探している私(伊藤さん撮影)

極度にチカラがはいっていて、左手がぎゅう、っと脇腹にめりこんでますね~

もちろん無我の境地で写真を撮られていたことも全く知りませんでした。

ここまで教えていただいて、自分の目で見つけられなかったらどうしよう・・・

でも、なんとか見つけることができて、うれしー。

そうか、こんな感じで、こんな大きさで、こんな姿勢でいるんだ!と

サイズの数字だけではわからない実物を見ることができてほんとにうれしくて。

 

 里山の丸太の上でお昼ごはんをほおばっていると

足元の枯葉のなかに、何か動くものが。

キバネアシブトマキバサシガメ(名前は伊藤さんに教えてもらいました)という

サシガメの仲間で、私は初見。

 

これも教えてもらったシリブトガガンボの幼虫。樹の根元のコケのそばにいました。

 

この日はあたたかくて、オビマルツノゼミも活動を開始していました。

 

ホソミオツネントンボを撮影している伊藤さん。

 

最後にヤママユガの卵も見つけて、

満足、満足な早春のフィールド散策でした。

 それにしても、伊藤さんの虫目には感服します。

ブログによると、雪の日に越冬幼虫を探しに行っているのにはびっくり。

こんなすばらしい虫友とフィールドをともにできて幸せでした。

次はあれを探そう!と楽しみな春の約束をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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見つけたどーっ

2018-03-07 19:00:21 | 日記

 ずぅ~っと、ずぅ~っとさがしていたイチモンジチョウ(もしかするとアサマイチモンジかもだけど、もう少し齢が進まないとわからない)の越冬巣のなかの幼虫。2.5㎜。

いったい何本のスイカズラを見たことやら。

 

 大きくなると派手な幼虫になるので、飼育してみます!


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こんな低い場所に!

2018-02-18 10:31:45 | 日記

 風がまだ冷たかったけれど、じっとしていられなくて朝近所に散歩。

山道に入ったすぐのところで、あっ!

 ウスタビガの黄緑色の美しい繭が。

ふつうは高い木の梢にあるので、見上げるばかりだけれど

地面から20センチくらいのこんな低い場所で見たのは初めてで、目を疑った。

身長の低い私にはうれしいうれしいプレゼント。

ウスタビガが羽化するのは晩秋。

だからもちろんなかは空っぽだけれど

こんなしっかりした繭から羽化するにはすごい力がいるだろうな、と実物に触ると実感される。

まだ風の寒い早春の散歩が一気に華やいだ。

 

 


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