鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

ぎょ ぎょっ!

2018-05-25 07:59:30 | 日記

 きのうは遠雷が聞こえる中、近くを散歩。

すると・・・・・・モモの樹の幹が、なんか変。

なにコレ!

びっしり

 

こういうの、ぞ、ぞっとくる人もいますよね。

私も軽くぞ、ぞっときました 笑

でもこれ、図鑑でみたことあるなあ。

そう、アカホシテントウという黒地に赤くにじんだような模様のある

けっこう大きくてつやつやしたテントウムシの蛹です。

まだ成虫はいませんでしたが、明日も観に行かなくては。

 

 テングチョウって、ものおじしないというか、時にはこちらにぶつかってくることもある行動もあるけれど

この個体は近寄っても全然平気。

見ていると、産卵まで。

 

 

 きょうはこれからちょっと楽しみな観察に出かけます。

もし目指すものがみつかったら、明日ご報告します。

 


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カメノコテントウ三態

2018-05-24 15:52:16 | 日記

 今うちのそばのクルミの樹一帯には、カメノコテントウの幼虫(終齢)、蛹、新成虫がいっぱい。

約18ミリのジャンボサイズの終齢幼虫。

 

 

蛹は8ミリ

 

ぴかぴかの新成虫も9ミリ。

 カメノコテントウは憧れのテントウムシでした。

こんなにたくさん見られて、しあわせ。

 

 

 


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キイロトラカミキリ、バラバラ事件?

2018-05-24 09:37:45 | 日記

 家の前の山道沿いの植え込みを観ていたら・・・・・・

キイロトラカミキリにアリが群がっている。

右のほうをみると・・・首がぁ

どんな経過でこんな状況が出来したのかな?

 

 

 


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「ムーミン谷」の虫だより その②

2018-05-20 20:35:21 | 日記

 飯能に引っ越したとき、ここに『ムーミン・テーマパーク』建設中ということで、娘から「おかあさん、ついに「ムーミン谷」にたどり着いたね!」と祝福されて、半年と少しが立ちました。

 確かにここは私にとって虫天国な「ムーミン谷」。

でも、『ムーミン・テーマパーク』の話はどうなったの?

と不安になっていたら、出ました!

飯能駅からつづく中央通りには、今『今年秋にムーミン・メッツァ』オープン!』ののぼりがはためいている。

どうも11月ごろには、ほんとに宮沢湖のほとりに、テーマパークができるらしいのです。

https://www.moomin.co.jp/category/news/themepark

でも今年完成するのは、どうもパークの一部である宿泊施設のよう。

パーク本体がないのに、宿泊施設だけ先につくるって・・・だいじょうぶ?

とも思うのですが、まあできたら、一度行って虫さがししてみたいものです。

『ムーミン谷』には、ヘムレンさんとい昆虫好きもいることですから。

 ということで「ムーミン谷の虫だより その②」―ご近所散策で見た虫たち。

 

ちょっと水玉が薄いけれど、マルウンカ。

 

 

ツツジコブハムシが3匹。

左の2匹が交尾していて、右端の一匹はお邪魔虫みたいです。

 

 

キンギョみたいなキジラミの一種。アケビの茎によくついている。

小さいけれど、赤い色がきれいで、目がちょっと「狂気」なところが好き。

 

 

まるっこくて、つやつやしていてかわいいフジハムシ。

 

 

不思議な形のエグリグンバイ。ツワブキの葉裏にいます。

 

カシアシナガゾウムシ

 

 

キバラモクメキリガの幼虫。

 

 

そしてマイフィールドにはこのひとがいなくちゃ。

家のまわりはアケビだらけ。庭にもつるを伸ばしてきています。

きっとアケビコノハの幼虫がたくさん見つかるだろう、と楽しみにしていたのに、

見つからなくて焦る。

しつこく、しつこく探して、やっと1匹。

やっぱりいた!

うれしい。

すぐに脱皮して3齢になりました。

 

そして3月上旬に、伊藤知紗さんに案内していただき、やっと見つけたカギバアオシャクの幼虫、大事に飼育して、ついに羽化。庭の花にとまってもらいました。なんてきれいな緑色。

 

 今うちはヤママユガたちの蛹化ラッシュ。

ヤママユガ、ヒメヤママユ、ウスタビガ、とそれぞれ個性的な繭づくりを観察しています。

無事に繭をつくってくれるまで、緊張の毎日がつづきそうです。

 

 

 

 

 

 


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なんじゃ、コレ!?

2018-05-16 18:26:10 | 日記

 食欲旺盛な終齢幼虫のために、森へ食草を採りに行ったら・・・

アラカシの葉上に、なんじゃ、コレ!?

でもこれ、見たことあるぞ、イモハンで。

ウコンカギバの幼虫でした。

なんとちょこっとネコ顔ではないか!

デザイン過剰というか、すごくデザインにお金かけてるっていうか。

 

うっとり眺めていたら、さっき蛹化しちゃった・・・・。終齢だったんですね。

もう少し竜の姿を観ていたかったけど、サナギもなかなかユニーク。

幼虫、サナギ、そして成虫もすてきなウコンカギバです。

(これが成虫。ただしこの個体はボルネオでみたものなので、日本産は色がもっと濃くて模様も少し違うと思う)

羽化がたのしみ!

 

 


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クルミの樹はたのしみいっぱい

2018-05-12 07:12:21 | 日記

 一昨日は雨でしたが、取材で狭山丘陵にある里山公園へ。

 

 

大きなクルミの樹には、もう実ができはじめています。

ピンク色の毛がはえていて、かわいいなあ~とみとれていると、目の端になにか・・・・

シャチホコじゃん!!!

バイバラシロシャチホコの若齢幼虫のようだ。

 

 家の近くのクルミの樹では、カメノコテントウがたくさん発生中。

何度見ても、工芸品。

と、みとれていると、またも目の端になにか・・・・・・

 

5ミリほどだけれど、江戸っぽく渋い色合いがなんて美しい。

クルミヒロズヨコバイという、これもクルミにくるヨコバイでした。

ヨコバイもいいな~

しばらくヨコバイに注目しようっと。

 

 

 

 


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GWは近所をウロウロ

2018-05-09 18:45:39 | 日記

 

 きょうは冷たい雨の一日でしたが、あの初夏のようなGWに撮った虫をまとめてみました。

 

 家の前のツツジの植え込みのなかに、あら、大きなキイチゴ!

枝ごと切って小さなビンに挿そうとおもったら・・・実がぽろん、と落ちちゃった。がっかり。

 

 フジの葉を食べていたのはカシルリオトシブミかな。

背中に「顔」が。

 

 

日陰の葉に静かにとまっていたユウマダラエダシャク。

 

 

 

翅を休めているヤマサナエ。

 

 

 

ダイミョウセセリ。

 

 

 

チャバネエダシャクの幼虫。ツツジの植え込みにもけっこういろんな虫がいる。

 

 

 

飛ぶとオレンジ色の下翅がきれいなタイワンキシタアツバ。

 

 

 

ダニのリボンをつけたカニグモの仲間の幼体。

 

 

ときどき羽ばたくのをやめて、そよ風にのって気持ちよさそうに飛んでいたツマグロヒョウモン。

 

 

 

これはカイガラムシの一種かな。アリがお世話しているみたいでした。

 

 

 

すいーっという感じの飛び方が好き。コミスジ。

 

 

 

小さいけれど真っ赤な体がキンギョみたいなこれは、ウンカの仲間?

 

 

 

葉影で交尾していたコジャノメ。

 

 

 

メタリックに輝いていたアオハムシダマシ。

 

 

 

これもメタリックなアカガネサルハムシ。

 

 

 

トホシテントウがいっぱい。

 

 

 

何度も同じ場所にもどってきていたハラビロトンボ。なわばりをはっているのかな。

 

 

 

家に帰ってきて、庭のドクダミを引き抜いたら、裏にすてきな形の繭が。

なんの繭かなあ。

 

 それにしても、まわりはアケビだらけなのに、アケビコノハが見つからない・・・…。

 

 

 

 


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『俺はチョウをやるから、お前は毛虫をやれ』

2018-04-28 07:15:28 | 日記

『毛虫のボロ』のパンフレットの後ろに、宮崎駿と養老孟司の「世界は人間だけのものじゃない」という対談があります。

そのなかで養老先生がとっても面白いことをおっしゃっているので、ちょっと長いけれど、以下書き写してみます。

『毛虫ってガとかチョウになると口がストロー状になりますよね。そんな風に成虫が幼虫とは全く違う形状に変化するものを完全変態っていうんです。

どういう仕組かというと、毛虫の中に将来成虫になるひとかたまりの細胞があって、サナギの段階で幼虫の細胞は全部死んで親になる細胞群の栄養分となり、チョウが誕生する。これって寄生虫と同じ原理なんです。ただし現在の寄生虫のように宿主を殺さない。

2種類の別な虫が「俺はチョウをやるから、お前は毛虫をやれ」と上手に折り合ってしまう。

普通生き物は古い旅館と同じで、建て増しを繰り返して変化していく。だから元の状態を完全には壊せないはずなんです。それがあれだけ新しく変わってしまうということは、進化の過程のどこかで遺伝子同士の話し合いがあったんじゃないかと思うんです』


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宮崎駿作『毛虫のボロ』

2018-04-27 13:15:12 | 日記

  昨日は三鷹のジブリ美術館へ、宮崎駿監督のショートムービー(15分)を観に。

 

三鷹駅から玉川上水沿いの道をジブリ美術館まで、娘と30分ほどかけて虫を観ながら。

アカガネサルハムシとか、いろいろいる楽しい道。

 

 

着きました。

けっこう並んでいる。

 

ほんもののフィルムが入っているチケットがステキ!

 

 

場内に「ぞわゎ~」と、低いうめき声のようなものがおこったのはこのシーン 笑。だよね~ 

 

 で、映画『毛虫のボロ』はどうだったのよ?といえば、良かったよ!

その分野の頂点にたった制作者が、営業的なこととか考えずに、もうやりたいことを思いっきりやっちゃう、といういろんな意味でのすごい映画。15分たらずのショートムービーですが、気迫がすみずみまで溢れていて濃い。

ただ私は、タモリの音声は邪魔っていうか、名人芸みたいなのはいらなかったのでは、と感じた。いわゆる音楽はなくて、ほぼ全編タモリの声音芸みたいな音があるのだけれど、それがあまりに前に出過ぎで、内容が置き去りになりそうな場面も。
観た人に「ジブリの映画を観た」「タモリの声音芸がすごかった」ってことが内容より残りそうな気がする。


 でも毎日イモムシケムシと暮らしている身としては、どれもこれも「あるある」でした。最後のほうに女の子のスカートにボロがくっついていっちゃうところ、気づいたおかあさんが葉っぱにのせて、それをふたりでマンションから下にひら~って落とすところとか。ふつうはそうだよね。

 

落ちたところがボロの食草のボロギクじゃなくてヒイラギの生垣だったりするのも、ありがちな状況。 

そして、ボロは最後にはなんとか食草にたどりつくことができ、めでたしでした。

 

 

帰りに「ボロ・グッズ」も買って。

このピンバッヂ、帽子につけよう~

帰り道も駅まで1時間くらいかけて、虫をみながら歩きました。

『毛虫のボロ』は8月末まで三鷹の森ジブリ美術館、上映されているようです(要予約)。


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「負けん気顔」が好きです

2018-04-26 07:07:18 | 日記

 コナラの葉で見つけたムシクソハムシ。

虫のフンのように小さくて、鳥にも見向きもされないけれど

よく見るとけっこう強気な「負けん気」あふれる顔つきをしています。

はっけよ~い、みたいな。

 なにくそ、みたいな。

真剣に生きてる、みたいな。

でも生きるのはたいへんだ、みたいな

 

 

「フン」が、「虫」に変わる瞬間。

ムシクソハムシは大好きな虫。

観察をつづけて、いろんなシーンを見たいな。

 

あの美しい繭をつくるところを観たい、と

ウスタビガ幼虫を飼育しています。

繭ももちろんだけれど、幼虫も美しいのじゃぁ。


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