鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

やっと峠を越えたかな

2017-02-25 09:37:55 | 日記

 4月末、ゴールデンウィーク直前の発売を目指して、暮れから取り組んでいた新著の制作。

やっと峠を越えたかな、というところまで来ました~

ちょっと気温が上がると心もそぞろ。

 本のタイトルはまだ迷っているのだけれど、テーマはいろんな虫の見つけ方。

この、「いろんな」というところが曲者。

さまざまな分野の虫を取り上げているので、自分の経験不足や観察不足に自信をなくしたり。

 この本には、今までいろんな場面でいっしょに虫を探してきた方たちの写真がたくさん載ります。

みなさんの虫探しの様子をたくさん並べてみると、そこからは虫を楽しむ喜びのオーラが!出て、

読む人に感染するといいなあ、と思いながら。(お顔がはっきり写っている方には事前に掲載のご承諾をいただきます)

 

 一足先に、先日発売になったご存じ山口進さんの『珍奇な昆虫』(光文社新書)。

山口さんは、昆虫探検写真家。

この「探検」っていうところが、凝縮されているのがこの本。

美味しい飴をちびちび舐めるように、自著制作の合間に読んでいます。

 

 でも、本の制作に忙殺されるのは冬でよかったかも。

他の季節だったら、フィールドに行きたいのを我慢するのがどんなに辛かったかと思うと。

「プレミアム・フライデー」って、なにそれ?

もの書きは、自分で仕事の時間を厳しく(笑 ごとじゃない)管理しないといけないので

全く関係ない世界だなあ、なんて思ったきのうでした。

 

これは去年3月はじめの、よく行く里山の様子。

 

 えーと、あとコラムを3本、小コラムを2本、まえがきと謝辞を書いたら・・・出かけよう~