鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

イベント『虫愛ずる一日』参加作家ご紹介 その1

2012-04-12 22:59:27 | 日記
                                                         



 きのうにひきつづき、イベント『虫愛ずる一日 2012 indoor編』に参加してくださる
方々のご紹介です。

 16日 14:30~イベントスペースの一画で行われるワークショップ。
華麗な技で切り紙の虫のつくり方を教えてくださるのが切り紙作家の鍋嶋通弘さんです。

 鍋嶋さんは先ごろ『ぶらり途中下車の旅』に出演されたり、
数々の催しでその鮮やかな立体切り紙の魅力を披露されてきた方なので、
すでにご存じの方も多いかもしれません。

 驚くのは鍋嶋さんが紙を切って虫をつくるとき、型紙などはいっさい使わず、
いきなり切り出すので、まったく同じものはふたつとない、という点です。


カブトムシの飛翔!


迫力たっぷりオオカマキリ。

 先月、鍋嶋さんのワークショップに参加させていただいたとき、

実際に(私たち素人は型紙を使いました)紙を切って虫をつくってみると、
これがいかにとんでもない技だということがよ~く、わかりました。
 今回のワークショップでは、はじめに鍋嶋さんに型紙なしで虫をつくる技を披露していただき、
そのシザーハンズっぷりを見せていただくことになっていますので、お楽しみに!

 そして、イベントでは鍋嶋さんだけでなく、同じく立体的な虫を、
紙を切ってつくるスゴ技のお二人が作品販売で参加してくださいます。
 
 その一人が、鍋嶋さんが「師匠」と慕う浅見雅信さん。
浅見師匠の作品は、とにかくその形とサイズのリアルさに驚かされます。

小さいものはピンセットを使って折ったり切ったりするのだそうです。

 もう一人は、「我流切紙人」こと、川崎利昭さん
虫が好きだと、夢にも虫を見ることがあります。
でも夢に出てくる虫は、リアルでありながら、「え、こんな虫が!」というような
まるで新種発見のような興奮を呼ぶものがほとんど(私の夢の場合)。
川崎さんの作品は、この「夢で見た虫」を思い出させます。
リアルなんだけど、どこかファンタジック。



(イベントでは、こんな感じで販売する予定とのことです)

人並みでない技術と、
それぞれにユニークな表現法をもったこの「カミキリ(紙切り)三人衆」の作品で、
机の上に小さな昆虫園がつくれそうです。

ワークショップは 6月16日14:30~16:00(材料費込参加費1800円 先着15名限定)。
参加お申し込みは、下記事項を明記し
mushimezuru@hotmail.co.jp
鈴木海花宛て、メールでお願いします。

●鍋嶋通弘さんのワークショップに参加希望。
●お名前
●電話番号
●確認返信用メールアドレス
*なお、ご住所をお知らせいただければDMをお送りします。


 イベントの参加者のご紹介、まだまだ続きますよ。