鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

ジュンク堂昆虫展、残すところ1週間

2015-08-03 18:39:47 | 日記

たくさんの虫好きの方にお越しいただいている、ジュンク堂池袋本店7Fの大昆虫展。

7月11日からはじまり、残すところあと1週間となりました。

 

昨日は岩手からはるばる小野國彦、公代先生ご夫妻がジュンク堂へ展示を見に来て下さった。

葛巻のプロジェクトを紹介したカメムシコーナーで、小野國彦さん。

 

展示してある小野國彦さんの『アカスジキンカメムシ飼育』のアルバム、何人もの方から「これは買えないんですか?」と問い合わせがあるそう。

アカスジキンカメムシは、都会でも身近に見られる美麗昆虫として、多くの人に虫の美しさを知ってもらうきっかけになってくれる、とっても重要なカメムシだと私は思っています。

このアルバムが書籍になって、多くの人にカメムシの生活環を知ってもらえたら、と願っています。

 

今年は次々といい虫本が出るので、ブックフェアの台がほんとうに活気があります。

昨日もひとめぼれして推薦本に加えさせていただいたのが『さなぎ』(amazonでは8月7日発売ですがジュンク堂にはもう並んでいます!)。

虫に興味をもちはじめて間もないころ、さなぎのなかはかき卵のようで、体が一から作り直される、と知った時の衝撃!数々の奇妙で美しいさなぎの迫力写真に加え、「さなぎ」のなかで何が起こっているか・・・その神秘も解き明かされている。月刊「むし」増刊号の『高尾山の昆虫430種』も入荷次第台に置いていただくことに。

会期いっぱいまで、いい本を紹介していきたいと思っています。

 

本とならんで、虫グッズも順調な売れ行きです。

こちらも追加で新しいものが並んでいます。

池袋においでのせつは、ぜひジュンク堂まで!