鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

カトウツケオグモ!!!

2019-04-22 10:45:34 | 日記

 毎日が変化、変化で書くことがたまってしまいました。

が、まずは今朝の近所散歩で見つかったカトウツケオグモ(メス)。11ミリ。

 

 図鑑『日本のクモ』によると、『個体数は極めて少なく希少種。里山、山地に生息。和名は高尾山で本種を初めて見つけたセミ学者の加藤藤正にちなむ』とある。

 朝からこんなのが見つかると、テンションあがる。

きょうは池袋へ、何か美味しいものを買いに行こう、と思っていたけれど

予定変更。

これからフィールドへ。

 


葉上のドラゴン

2019-04-13 09:07:30 | 日記
昨日Iさんから「ウコンカギバ幼虫、要りますか?」
要ります、要ります!
 
 
 
 
 
 去年5月に近所のアラカシの葉上でふと見つけたウコンカギバの幼虫。
 
成虫は知っていたけれど、
 
 
 
 
 
幼虫がこんなだとは!
 
 
 
 
でも終齢だったので2日後には蛹化。
 
 
 
 
 
蛹も突起があって面白い形だったけど、幼虫をもっと見たかった。
その後も同じアラカシの前を通ると必ず見ていたけれど、見つからず。
 
 
 
 昨日 Iさんからいただいたのは太さ1㎜、体長13㎜の3齢くらいの幼虫2匹とさらに小さい太さ0.5㎜、体長8㎜の1匹。
 
もうドラゴンっぽい突起が出ている3齢(と思われる」幼虫。
 
たぶんまだ2齢。
 
 
帰り道、アラカシの枝を採取して帰ってから見ると・・・あれ!これもそうじゃないかな?
若齢幼虫の姿のイメージがわかったのでみえた!
たぶんこれも2齢。体長も太さもほんとに小さくて、ゴミにすら見えない。
 
 
ちなみにアラカシはもうやわらかそうな新葉をふいているのに、かたーい古い葉の上部だけを食べている。柔らかいほうを食べればいいのにねえ。
 
今年はたっぷり『葉上のドラゴン』を見ていきたいと思います。

新葉ひらく

2019-04-07 07:14:19 | 日記

 サクラもコナラもクリも、冬の間固く閉じていた新芽からみずみずしい葉がひらいてきました。

 

 クリの幹にいたコミミズク

 

 

 

クロボシツツハムシ

 

ウスタビガの幼虫もね。

 

 

 

サクラには、頭部に赤いしるしが見えるヒメヤママユの幼虫。まだ5ミリ。

 

 

 

クロヒラタヨコバイ

 

 

 

サクラに数匹はりついていたこれは?

カイガラムシの類かな?

でも体はふわふわして、12ミリもある。

 

さて、きょうはオニグルミの様子を見に行ってこようかな。