鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

ウスギヌカギバ、羽化しました

2020-02-27 17:09:27 | 日記

今年1月22日に12㎜ほどの大きさで見つけたウスギヌカギバの幼虫。

一か月ほどで、きょう羽化しました。

開帳25ミリほど。

触角の形からするとオスかな?

 

 

この粘液がたら~っと垂れているような模様。

何に擬態しているのでしょう。

 

 

 

 

模様部分をアップしてみると、銀粉みたいなのがついています。

蛾ってほんと素敵。

 

こんな顔です。

室内で飼育したためか、思っていたより早い羽化でした。

 


ウスタビガ繭集め

2020-02-23 09:16:34 | 日記

 春の嵐という予報だったのに、おだやかに暖かい日。

久しぶりに絵本作家のIさんを案内して、近所の雑木林へ。

このところ、いくたびにウスタビガの空マユが見つかっているのだけれど、

オスのマユが多くて、卵付きのメスのマユが見つかりません。

虫目のいいIさんと一緒なら、と高枝バサミを持って。

 

あった、あった。

あれ、今見ると、右側の小枝のさきに、卵らしきものが写ってる。

 

その後、5つも見つかりましたが、オス率が高く、卵付きは見つからず。

ウスタビガのオスとメスのマユって、いくつか見てくると、すぐ見分けがつきます。

オスのはちょっと小さ目で、形がなんとなくすっとしている(左)

真ん中がメスのマユ。ふっくらしています。

右端はヤママユ。大きいですね。

 

近々、卵付きを絶対さがそう、とIさんと約束しました。

 

 


えっ!もう蛹化?

2020-02-06 16:04:57 | 日記

飼育してきたウスギヌカギバの幼虫。

まだ3センチにもならないのに、もう蛹化がはじまった。

もう少し幼虫でいてほしかったなあ。

でも、蛹まで無事に育って一安心。

葉のはじっこを折り曲げて繭をつくるのね。

あの面白い模様の成虫をみるのが楽しみです。