南伊豆の沖磯へ出掛けてメジナ狙いをする予定が、西風が強くなり延期。
そこで昨夜は、クラブのメンバーを誘って急きょゴロタメバル釣りに出掛けた。西風が強いなら、東伊豆はナギのハズ。で、出掛けてみると案の定海は静か。
稲取方面のゴロタ場から始め、あちこち歩き回ってみると、昨年の台風がいかに大きかったのかが実感できる。ゴロタ石の構成から、海に迫る山の木々、そして山肌までもが全く変わってしまっているのだ。
海が浅くなっていたり、大きな石が主体だったところも小石が主体となっていたり、山からの下りる道が削られ消滅していたりと多くのことが激変。いやがうえにも自然の猛威を改めて感じさせられた。
ともかく昨夜は、ゴロタ場を延々とよく歩いた。しかもそのほとんどが釣り場探し、というよりゴロタ場確認といった感じで、釣りをする時間はほんのわずか。釣り的には報われることのない歩きが延々続いたのである。
あちこち歩き回った末に、再び稲取のゴロタ場へ舞い戻りひょいと投げてみると、ゴゴンときた。グイグイグイと強烈に引く魚を強引に引きよせ抜きあげてみると、まずまずのメバル。計ってみると、31㎝。体こうのある、立派なメバルだった。
その後も何箇所か歩きつつ場所探しに精を出すが、さらなる釣果を上げることはできなかった。
一番の問題は、ベイトフィッシュが探しだせなかったこと。デカメバルゲームでは、ベイトフィッシュの存在が非常に大きいのである。
4日の夜と5日の夜、『ザ・フィッシング』の撮影で、伊豆半島へ行ってきました。
相変わらず、ゴロタ場にはデカ・メバルがいるようですねぇ。というより、今回もよい取材ができました。
出演者は、ぼくと、千葉県大原在住の渡邊長士(わたなべたけし)君。彼のゴロタメバル初挑戦が見ものです。
最初は戸惑っていたようですが、さすがに色々なターゲットを手掛けているだけあって、みるみるうちにコツをつかみ、最後は尺オーバー連発という快挙を演じてくれました。その徐々に自信をもってゆくあたりが見ていて本当に面白かった。
彼は、弱冠27歳。ちょうど、ぼくが初めて『ザ・フィッシング』に出演させていただいた頃と同じです。
彼の釣りを見ていると、釣りに対していかに真摯に向き合っているかが伝わってきます。勘のよさは、おそらく場数の多さを物語っているのではないでしょうか。
ともあれ、1月16日(土曜日午後5時30分より、テレビ東京・テレビ大阪系列にて)の放送をご覧ください。メバル以外の魚も登場します!
(先日撮影を行った東京湾のシーバスゲームの放送は、1月30日です。)
それと、お知らせです。
先般(だいぶ前ですが)珍しいメディアの取材を受けました、と書きましたが、冊子が出来上がったようです。
1月1日付「TOKAI」。東海大学学園校友会が発行している40ページほどの冊子で、何と、巻頭に載せていただきました。
写真を撮った場所は、酒匂海岸と、母校の酒匂中学校前です。
明日は、伊豆半島の磯で、メジナ釣りの予定。風が収まるとよいのですが……。
今年の仕事始めは、「ザ・フィッシング」の撮影。
昨年末に撮った東京湾のシーバスフィッシングは、フィッシングショー直前の1月30日に放送される「ザ・フィッシング」にてご覧ください。
で、明日からの取材は、また別のルアーフィッシング。内容、放送日については、撮影が終わってからお知らせいたします。
尚、大晦日のブログで発表した『ムラムラ虎POP』の予約販売ですが、受付順に、1月中旬頃より発送を開始いたします。早めの入手をご希望の方は、早めの申し込みをお願いいたいます。
明けましておめでとうございます。
本年も、本ブログの内容をより一層充実させるよう努力してゆくつもりです。
また、楽しい釣りを信条に、一か所でも多くの釣り場に足を運ぼうとおもっています。
皆様方には、変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
2010年もよろしくお願いいたします。
2010年元旦
村越正海