6月15日号の『つり丸』で、いよいよ新しい連載が始まります。
カラー見開きの2ページ。内容は、「LTゲーム」を主体とした実釣モノ。連載のペースは、月1回(本の発売は隔週)。
第1回目の取材を昨日行ってきたというわけです。
当初予定していたのは、小田原漁港の「弘美丸」。ところが大サバが大挙してやってきた、というわけで、急きょ、西伊豆は仁科漁港の「龍弘丸」に変更。
使用した道糸は、ぼくにしては太めのPE0・8号。
結果は写真の通り、幸先よくこんなマダイが釣れちゃいました。
これから毎月、取材に行くのが楽しみです。
お陰でデスクワークは進み、原稿が早め早めに仕上がり、担当編集者に驚かれる始末。
まあ、これから台風シーズンがやってくるということですね。
取材も、早め早めの展開を心掛けないといけない季節に突入したということです。
ところで、「373円」って何のことだか分かりませんよねぇ。
これは、以前放送した番組が地方のケーブル局に売れたということで、㈱NHKエンタープライズから先月ぼくに支払われた印税です。
どうです。凄いでしょう。
「ウチは営利団体ではありませんので……」というのがNHKのプロデューサーたちの口癖。
確かに番組を格安で売りさばき、出演者の印税もこの程度に抑えているなら「営利団体」には到底なれまい。プロデューサーたちの言葉もナルホドと頷ける。
しかし、よくよく考えてみれば、番組を格安で売ろうと、国民から半強制的に受信料を徴収しているのだから、見方によっては日本一の「営利団体」ということになる。だいいち、そんな商売をしていたら、社員の給料だって支払えないでしょうしね。
制作費を捻出するのに四苦八苦している民放番組や、CS放送の苦しい製作現場を見ていると、時に、なんだか受信料を当たり前に支払っているのがばかばかしく思えてきたりする。
メディア関係者に受信料の支払い拒否をしている人が多いといわれるのも、何となく理解できるような……。(ぼくは今のところしっかり支払っていますが……)
今日は、台風の影響で釣りの情報が書けなかったため、目の前に転がっていた「印税支払明細書」を眺めながら何となくだらだらと、どうでもいい話を綴ってみました。
明日、早めに台風が通過してくれると嬉しいんだけどなぁ。
場所は、雲見の沖磯。渡船は、佐市丸さん。この船長がニコニコ顔でやさしい。お気に入りの船宿さんのひとつです。
対象魚は、カワハギ。
足元を中心に、アサリ、カニ、岩イソメ、アオイソメ等で狙いましたが、一番よかったのはアサリ。
もっとも、オキアミコマセを使ったメジナ釣りのひとによれば、コマセにいっぱいカワハギが寄っていたとのこと。
オキアミを撒いて、オキアミエサで釣るのが最も手っ取り早いのかもしれません。
ぼくの釣果は、最大28センチで、数もボチボチ。
詳細は、5月発売の『堤防投げ磯』(旧『陸っぱりつり情報』)をご覧下さい。
当日の水温は、19度台。そろそろイシダイのシーズン到来ですね。
なぜなら昨日、『磯投げ情報』の連載、「波間の自由時間」の取材でゴロタ海岸のメジナ釣りへ出かけたのですが、もう、どこへ行っても小メジナの猛襲でした。ゴロタ海岸では、まるでムラソイのごとく、ゴロタの石陰からもワンサカ。おそらく、3メートルぐらいのノベ竿でもバッチリ釣れることでしょう。
でもって、良型を狙うなら夕マヅメ、ということで、夕方から暗くなるまで挑んでみたのですが、中型がボチボチといったところ。木っ端が寄すぎましたね。
ゴロタ海岸で夜を迎えれば、当然、メバルにも挑みました。
ソフトルアーでサクサクッと28センチクラスまでを何尾か釣り、どうせならってことで、磯竿のウキ釣り仕掛けに一工夫、アオイソメエサで狙ってみると、やっぱり釣れました。最大は28・5センチ。
同行した記者も、ルアータックルで挑み、人生初の尺アップをキャッチ! 何と、32センチの堂々サイズ。
場所は、湯河原ビーチライン下。
あ~あ、それにしても、メバルサイズのメジナを釣りたかったなぁ。まっ、いいか。
てなわけで、明日は、西伊豆へ行く予定。ターゲットは、カワハギ。キャスティズムの取材です。
同方面は、アオリイカもいいし、そろそろイシダイもいいし、ヒラスズキもバッチリ釣れているし、迷ってしまいますね。
というわけで、また。
ゴールデンウィーク最終日の夕方、芦ノ湖へ行ってきました。
小田原は暑かったのに、さすがに箱根は涼しい。夕方の気温14度は、小田原市内より4~5度も低い。しかも湿気がなく、爽やか。それに、どうですこの景色。芦ノ湖の釣りは、景色と気候が心を和ませてくれますね。
ウエダーを履き、夕方の湖に立ち込み、キャスティングで釣るのが実に心地よい。
で、ひたすらルアーをキャストしていると、ヒット!(下の写真)
ニジマスかとおもいきや、何となくサクラマスのような気がする。
まあ、どちらにせよ放流ものなので、そのまま湖にリリース。
わずか1時間半ほどの釣りでしたが、十分満足。これから夏、秋と、夕方だけの芦ノ湖釣行が楽しみです。
皆さんは、東京都にあるこの島の名前を知ってますか?
有名なのは、伊豆7島。内訳は北から順に、大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島。これに、式根島(新島に含まれる)を加えれば、伊豆8島。
さらに、有名なところでは、八丈島の南にある青ヶ島や、八丈島のすぐ横にある八丈小島。
神津島に属する銭洲、オンバセ、タダナエ。三宅島に属する大野原群礁なども、釣り人にはよく知られています。
冒頭の写真は、三宅島の南西35キロの洋上にそびえ立つ、イナンバ島。島というより岩といった方が合っているのかも知れません。周囲は数100メートルの深海。そこにこんな島がポツンとそびえているのです。
そして、次の写真は、八丈島のずっと南にあるスミス島。こちらはイナンバ島よりやや大きめ。これまた絶海の孤島です。
ちなみに、このスミス島より南に鳥島、さらに孀婦岩、そして小笠原諸島へと続きます。
伊豆諸島から小笠原諸島にいたる全ての島は、東京都に属しているため、船釣りも磯釣りも撒きエサの使用は禁止されています。
もっとも、どっかの無知な政治家たちが、三宅島の近海で堂々とコマセ釣りをしているシーンがテレビや新聞で公開されていましたけどね。
ともあれ、絶海の孤島の写真2点をとくとご覧下さい。