日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

船長さん開放ですね

2010-09-25 | 日本・日系企業
 那覇地方検察局が、外交関係に配慮して中国の船長さんを買い干す売る決定を下した事に対して、ウォールストリートジャーナスにこんな記事が。

 尖閣諸島で中国漁船と海上保安庁とのトラブルが、今年最悪の問題を起こしていた。
中国政府は、激しく日本政府に船長の拘束解除を要求し圧力をかけていた。その中には高級会談の停止や、文化交流の停止があり、幾つかの日本企業はレアアースの輸出ストップや観光客がなくなる事をこぼしていた。

 日本は結局数日間船長の拘束解除を拒絶したが、中国の圧力に負けた。是って、日本や東アジアは今後はどうなるんだろう。

 この問題が起きてからオバマ政権は2国間の問題であると中立的な立場をとってきた。そして昨日の日本と中国の会談でも特に尖閣問題を話題にしなかった。

 今回の船長の解放は中国の外交的勝利になる。得に、温家宝首相のNYにおける国連会議での強い発言が寄与した事になる。

 問題は今後中国がこの問題、及び南中国海に対してどういう態度を取るかだ。オバマ政権は東南アジア諸国と中国の南中国海にかかる領海問題については既に先週言及していた。多くの専門家が、日米を含む他のアメリカの同盟国が共同して中国に対して領海問題に対抗するようになると考えている。

 人民解放軍の将軍や愛国者は、日本に対してもっと強い行動を取る事も要求している。一方、中国の外務省は逆に愛国者の気を収めてビジネス関係をこれ以上壊さない事を望んでいる。中国側は船長の引き取りにチャーター機を派遣し、今後も日本の不法行為と主張していく方針だ。

 日本側はこの船長の海上保安庁の船に対する行動派意図的で危険なものであると解釈している。そして時刻の領土だとも考えている。

http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703384204575511033698480628.html?mod=WSJASIA_hpp_LEFTTopStories

 中国のシナのマイクロブログでは、この船長開放の報道を受けて、勝利の報道をしているyとか。日本の経済にプレッシャーを書けたらあっという間に日本は自分の弱みを知ったのさ。との事。

 
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1 コメント

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経済というよりも (あらま)
2010-09-25 15:58:22
今回、船長の解放に至った理由は、経済的な圧力というよりも、中国が、4人の日本人を人質に取ったからだと思います。
4 対 1、これでは敵いませんね。
しかも、日本の法律は‘人命尊重’。
一方、中国は、裁判、即 処刑の国。
それで、お手上げなんでしょうね。
毛沢東が、「国民が一千万や二千万死んでも、また沢山の国民が残っている。」・・・なんていう国には太刀打ちできません。
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