日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

介護施設のたらいまわし

2009-10-07 | 日本・日系企業
 病院に関しては、医者が不足している事もあり、いざ事故にあったり急病に合ったりした時に、救急車に乗っても病院のたらいまわしに合うという話は結構一般的に耳にするようになりました。

 其処まで酷いわけじゃないんですが、介護の問題に関しても似たような事が起きるということを実感しています。

 地方都市に比べると東京周辺では介護施設もまだ不足しているようで、公的機関の施設に入ろうとすると数百人も待つことがあるようです。一方民間はピンからきりまであるようですが、良い所に入ろうとするとやはり順番待ちが数十名あるというのが実態ということが始めてわかりました。

 介護の場合は緊急を要するわけではなく、ある程度時間を持って対応する個とができるはずなんですが、それが1週間単位ならともかく、数ヶ月となると容易ではないですね。我が家の場合、私も妹も長く海外に住んでいる為に、母が一人で苦労する状況になってしまい、まぁ、翻ってみれば私の親不孝という事になるのですが、老母一人で介護をするという環境は状況によっては厳しい物があります。

 そして、同じような状態が日本中いたるところでおきていると思うとぞっとします。

 結局の所、介護施設には結構な一時金を支払った上で定額賃料+介護費用を支払う施設か、1週間ほど介護者が休息を取る為のショートステイしかないという所が課題なんだろうと思います。ショートステイで施設をたらいまわしにして、長く居住できる所を探す。まぁ、是が現状なんですけど、頭痛いですね。1月単位で置いてくれる所があると良いのですけど。。まぁ、甘えかも知れませんが、今後毎年100万人単位とは言わないまでも、数十万人単位で同じような被介護者が増加していくのでしょうから、何とかしてもらいたい物です。

 上海に連れて帰ろうかとも妻とは話していたのですけど、親は言葉もわからないですし、環境も悪いですから、現実には実行には移せないですね。
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