日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

人民元は現状維持

2009-02-19 | 中国経済関連
 中国経済も世界不況の影響を受けている事から、人民元を安くしろ、という意見が中国政府内にあると報道されていたのですが、このまま維持という方向性が出されたようです。円高に利益を圧縮されている我々にとり、人民元が下がると泣きっ面に蜂だったものですから、正直ほっとしています。

 何でも豊富な外貨準備を使って輸入促進と内需拡大を行う方針とのこと。今月末に4つの欧州の国家に代表団を派遣し、2000億円程度の技術、機器その他を購入する。国営企業も既に原材料系のM&Aを促進していくと声明している。との事。

 人民元を下げても他のアジア諸国への経済影響があり、結果的に中国の輸出がさらに減少する事になりメリットは無い。よってリーズナブルな水準を維持するという判断になった。

  195兆円に及ぶ外貨準備は、主に米国債等の低リスク低リターンの商品で運用されている。
 ⇒ということは米国債を売却して、M&Aや技術等の購入に当てるという事ですかね?米国債下落するかなぁ。。

 なんにせよ、良かったよかった。
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3 コメント

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迷ったのですが… (恵子)
2009-02-22 09:20:28
あなた様のブログとはまったく関係ないことを書くのは如何なものか…と、何度も考えたのですが…。失礼を承知の上で書かせて頂きます。失礼はお許し頂きたいと存じます。わたしは今中国という国に大変興味を持っています。もちろんそれは我が家に働きに来てくれた研修生達の影響であることは間違いありません。中国に知り合いもいなければ観光で行ったことくらいしかないわたしにとって、中国を知る手段は本を読むことぐらいしか出きることはありません。沢山の本を読みたいと思ってはいます。しかし…まず本屋さんに行くと、当たり前なことではありますが中国に関係した本の大部分は経済に関する本ばかりなのです。株とか取引とか…。生活などわたしが知りたい内容が書かれている本はほんの僅かです。そういう本は買って読んではいるのですが…さて困ったことに書かれている内容が、まったく正反対の場合が時としてあるのです。本に書かれてあるものはすべて真実である…ということを前提にして読んでいるわたしは、混乱してしまうことが多々あります。真実はどれなのか?それともすべて真実なのか?…わたしには判断がつきません。本の読み方…そんなものがあるのでしょうか…?
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ウザイようですが… (恵子)
2009-02-22 09:39:24
わたしは今、「張チァン」さんの書いた「マオ…誰も知らなかった毛沢東」を読んでます。まだ読み始めてわずかなのですが、すでに吐き気さえもようしてきています。これが毛沢東…?この本もまた真実?それとも…?
あっ、あなた様は今仕事で日本と中国を往復したりして、忙しい毎日をお過ごしの御様子。くれぐれも健康に注意して無理をなさらぬ様に…。風邪などひかぬよう栄養価の高い食事などにも気を配ってくださりませ。えてして日本人は働きすぎのようですから…。わたしも研修生達に言われています。「日本人、よく働く」…と。
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どれも真実では (うし)
2009-02-22 20:37:33
 マオってもしかしたら昔読んだ本かもしれませんが、毛沢東の医者の書いたものですか?毛沢東は皇帝です。女性関係は事実かと。文化大革命とかの経緯とかも。だたら本音では全ての中国人が尊敬しているわけではないでしょう。絶対にそういう発言はできません。でも尊敬している人もいるでしょう。奴隷から這い上がった人にとっては。

 生活関係は余り読んでいませんが、現在でも上海・北京等と田舎では全然違います。同じ上海でも10年前と今では全く異なります。書き手の考え方や見方、おかれた環境によって書き方は変わるのが当然かなとおもいます。
 
 ビジネス系見ても、妙に不安がらせる論調の本も多いですね。確かに指摘の点は当たっているのですが、これ中国が特殊なわけではなく、海外(異文化)で商売やるなら何処でも同じと思う事多いです。

 中国よりも日本のほうがよっぽど特殊な国だと思います。本当に真面目ですもの。外に逃げられない、村八分世界の島国だからでしょう。
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