日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

日中の埋まらぬ差

2016-04-15 | 中国経済関連
昨夜から嫁は出張中。と言う事で私が朝子供二人を学校に送って行った。

上海の日本人学校では給食がなく【対日嫌がらせとかを考えているのかな?】、弁当持参が決まり。ところが私は飯など作れない。。ということで行に学校傍の85度という台湾系のパン屋によりサンドイッチを買う事にした。

娘がこれふたつくださいという。

待つ。。。あっちむいてほい等を3人でしながら。。。がこない。

厨房をみてもなんのじゅんびもしていないようにみえたので、何時になったらできるのと俺が催促すると

あー、帰ってきたと外からビニール袋を持って、いや野菜が切れていたから買いに行ってたの。他の準備は終わっていて野菜を入れるだけだからという回答。

また待つ。。

来ない。で結局ほかのを二つかって学校に向かう。

まぁこういうのは昔から中国では当たり前に見る光景で、だからどうだといまさら言うつもりはない。スタバあたりは教育しっかりしているし、基本英語しかできないから比較的給与の高い子を雇っているのでこういう場面はあんまりない。


さて。。一昨日関空から上海に向かう便。朝出がけに嫁から2時間遅れるというSNSがきたと電話が入る。でまぁ空港言ってチェックインするときに聞いたら、3時間遅れの見込みだという。まぁそれならまだ出発はしていないわな。で3時40分にチェックインの予定ですと答える。その時の時間は11時過ぎたくらいか。

それだけ時間があれば他行けるよね、ということで隣のりんくうタウンのアウトレットもーつに息子と行き、天丼食って時間つぶして戻った。

是も中国じゃないよね。イミグレ通って待合ゲートで待たされるの当たり前。ひどいときは飛行機の中で缶詰。1時間遅れでも2時間遅れでも代替はわかっているはずなので事前に教えてくれればサテンで時間過ごしたり、買い物したり、いろいろできるのにね。

気配り、気遣い。。そういうものがないのが中国。

一流のホテルや外資、台湾系でもきれい目に行けば上海あたりだとそれなりにまっとうな対応をしてくれる。でもこれは、中国人社員の心根から出た行為ではなく、会社の教育によってできるようになった行為。

ココ大きいっすよ。教育すればできるようになる。。

そう、でもそういう教育をしないとできない。。してもできない奴も結構いるけど。でその教育に実は賞罰を組み込んでいることも非常に多い。

この気配り、気遣いは、実は製造現場、開発現場、色々な局面で発揮され、かつ必要とされる。

どうしてここまでの格差があるのか知らないが、文化の差としか言いようがないのなら、ここだけは日本の圧倒的強みで、追い抜かれることはないだろう。

あ。。余談だけど今為替は1元17円くらい?このサンドイッチやスタバのカフェラテかって思ったけど、単純な物価的には1元15円くらいになるとあまり日本と変わらないかもしれませんね。消費にも影響でるかな。



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