日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

米軍への感謝と限界。

2011-04-07 | 日本・日系企業
 今度の地震の後処理では、自衛隊の献身的な活躍、米軍の支援が色々と報道されています。

 当然ながら、今年の総選挙で民主党が惨敗し、その後たぶんしょうがなく選ばれる自民党政権が復活。親米路線が今まで以上に進むことになるのだろうと思います。個人的には、中国やロシアに身をゆだねるなんて考慮することもできず、一方、確固たる軍事的背景を持たない国が、完全な自主独立が可能とは思っていませんので、現実的には親米路線というか米国依存をしばらく続けるのはしょうがないだろうと思います。


 でも。。。


 報道を見る限りですが、米軍の支援は福島原発周辺に関しては、状況がかなり異なりますよね。
放射能の圏内からは空母や軍艦は避けていますし、原発そのものの処理には、ロボット供与その他の後方支援業務にとどまっています。

 他人の国に対して、これだけ甘えさせてもらっているのに、非難なんてできませんし、ただただ感謝すべきなんですが、日本人として考えること。


 本当に中国が尖閣に攻めてきたらどうなるの??


 現場で実際に戦闘行為を行うのは自衛隊。


 米軍は後方支援や、政治的支援はしてくれる。

 北朝鮮なら、戦闘にも参加するでしょうが、核ミサイルを大量保有するロシアや中国と一旦事があったときに米軍は。米国そのものを危険にさらす戦争まで行ってくれるか?


 
 多分しないよね。


 日米同盟は戦争抑止力としては有効で、米軍のプレゼンスは日本にとって費用負担や沖縄の問題があるにせよありがたいと思わざるを得ない。また、そう思わせるためにも今回之だけの支援をしてくれていると思います。


 だけど、今回の津波に比べれば、もっと可能性の高そうな中国が尖閣を奪いに来る行為が発生したとき、実際に命をかけて守るのは自衛隊を含む日本人でしかないんじゃないだろうか?

 だったら自衛隊の存在や装備は今のままでよいのだろうか?

 

 まぁ、そんな危機が起きるのにはまだ10-20年あるとは思いますけど。。
コメント (2)
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