日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

すっげえ、営業課長で年収1200万円だって

2011-04-17 | 中国ビジネス関連

Sales Manager, Shanghai, China, package up to 900K RMB

We are working on a Sales Manager assignment (individual sales contributor role) in Shanghai, China for a well known global e-Business and e-Commerce Solution vendor. The company’s e-Solutions help customers to integrate business processes and collaborate among trading partners. Global 1000 corporations used the e-Business solutions to extend their supply chain networks, optimize product launches, automate warehouse receiving, manage electronic payments and gain supply chain visibility.

リンクデンで見ているサイトからのメールにこんなのが。。

 

 欧米系Eコマース系ソリューションベンダー大手の求人広告らしいんですが、今はこんなにするんですね。6年前だと、現地法人総経理クラスで之くらいの給与提示だったのは見たことがあり、日系との格差に愕然としたんですけど、今じゃ課長クラスでこんなに出すんですか。確かに日本の外資系の日本人募集と同じか、より高いかも。

 

 中国内販をしようとしてうまく言っている会社は日本企業では極めてまれですが、ここまで給与出す会社もまず無いでしょうね。ようやく大企業で現地法人の総経理か副総経理で之くらい出すところが出てきた位じゃないでしょうか?

 

 確かに金だけじゃない。欧米企業のやり口って本国以上にドライとも聞く(当然日本にいる外資系どころじゃない)。

 

 でも、課長クラスって下手したら20台後半か、遅くても35歳以下のはず。事業で成功している高額所得者も多いけど、今の中国でこのくらい稼げるなら独立しないでサラリーマンする中国人も増えていくんじゃないかな。

 

 欧米系と日系でこんなに格差が付くと、人事制度設計とか言っても、ちょっと土台が違いすぎて人材獲得競争は勝負にならないですね。

 

 本来的には日本に対する嫌日感情を加味すると、他国の企業より高い給与をオファーしないとできの良い人材の採用は難しいはずなんですけど。

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日本食品の中国への輸入禁止について対応できるかも

2011-04-16 | 中国ビジネス関連
震災前の食品も通関拒否、中国側に改善要求

 【北京=佐伯聡士】福島第一原発からの放射性物質流出を受けて中国当局が日本食品の輸入規制をしている問題で、3月11日の東日本大震災前に製造された食品でも、港での通関が拒否される事例が相次いでいることが15日分かった。

 日中関係筋が明らかにした。

 中国当局は先に福島など5県からの食品輸入を禁止し、今月8日には禁止措置の範囲を12都県に拡大した。また、12都県以外の産地からの食品についても、日本政府による放射性物質検査の合格証や原産地証明の提出を義務付けたことから、日本側との間で協議が行われていた。ただ、同筋によると、それ以降、中国各地の港で、通関が滞るケースが頻発していた。

 日本側が改善を求めたところ、震災前に製造された食品や8日の措置の前に日本を出港した食品については、中国側が輸入を認めることに同意したという。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110415-OYT1T01135.htm

 こんな記事が出ていました。本当ですか?

 僕ら事態も、確かに通関に時間と余計な費用ががかかったのは事実ですが、ここまで杓子定規ではありませんでした。


 変則的になりますが、どうしても中国に送りたい方がいらっしゃるならご相談ください。


 詳しくはかけませんが、震災後に日本を出港した物も届いています。ご希望の方がいらっしゃるならご相談受け付けます。
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しんせん館よ、あなたもか。。

2011-04-08 | 中国ビジネス関連
 香港の日本料理やが、かなり倒産しそうだという報道は流していますし、既に日本でもメディアに載っているようですね。

 上海の状況はまだわかっていないのですが、中国人をメイン顧客とする高級日本料理や(価格面で)さんは既にサイトでは食材は日本からのものじゃないですよ!って強く訴えていますので、似たような状況になると思います。一方日本人メインのところはそんな必要も無いんじゃないかと思いますし、150-200元で食べ放題、飲み放題のところも、こと日本人向けには大きな影響はないんじゃないかな。まぁ、その価格なら元々食材は中国産だと思っていっているお客さんのほうが多いでしょうから(中国人はわかりませんが)。

 で一方食材を販売しているところなんですが、上海ではしんせん館というスーパーのチェーンが日本人社会では有名です。島根県ご出身の方が上海で起業され、当初は主に日本人の多く住む古北地区に出店。その後も日本人駐在員の居住する大きなマンションのなかに小さなお店を複数店舗展開されて、大成功されています。

 そのしんせん館も近年中国人市場に向けて出店をされており、良く私があげる久光というそごう系デパートの地下にお店を出されています。マグロの解体ショー等もおこなっており、主に魚屋刺身、すしなどを販売して結構人気があるお店です。

 日本人向けのフリーペーパーを見ていますと、ご出身の島根の魚を輸入して販売されているようなニュアンスで語られる事が多かったように記憶していますが、私自身は自分で料理はしませんし、我が恐妻も料理はほとんどしないといういい加減な家庭な物ですから、実際に買ったことはほとんどありません。


 日本食在に対する影響から、スーパーで日本食材(と言っても生鮮野菜とか魚)を撤去したスーパーが出たと聞いたことから、先週退院してから一度古北のこのお店に行きました。でも、日本人が主要顧客ということもあり以前となんら変わらず、

 あー。まぁ日本人なら心配しないよなって思いました(原発の汚染水の放流以前でしたし)。


 でも、昨日息子と二人で久光に行ってみてみたら。。時間が4時近かったのでしょうがないかもしれませんが、地下の食堂街で日系の客入りはほぼ無し。ラーメン屋だけは僕ら含め他に二組の客がいた。やっぱ影響しているのかな、と思いながら同じ地下のスーパーで息子人ねだられたお菓子を買っていると、そういえば野菜や魚売り場がまだ有る。でいってみると。



 果物売り場では日本産りんごが、相変わらずの1個800円という強烈な価格で売られている。


 しんせん館の魚も普段どおりにたくさん並んでいて、あー、ここも別に影響ないんだ。


 と思って帰ろうとしたんですが。。。


 ふとよく見ると、前は無かった小さな看板がおいてある。


 見ると。。


 鯛はシャーメン(アモイ)
 XXは上海
 ○○はスウェーデン
 △△は大連
 貝柱は日本。



 と書かれている。。。。。。。



 うーん。まぁ中国人を対象とする限りこういう表記はやむをえないことは重々承知していますし、今回の問題が起きたことから急遽仕入先を変えたのかもしれません。なにせ、僕も上海での動きが偉く出遅れていますから。


 値段は??  基本前幾らだったかなんて気にしたことが無いので比較はできません。


 少なくとも、以前は、普通の上海の市場とか、海鮮市場でみる価格よりは相当高額でしたが、日本から入ってきていると頭から思っていましたから何の疑問ももったことがなかったんです。



 まぁ、私も商売人ですから、自分や家族、そして従業員の生活を守るほうが先に来ますので、必要に応じてこういう表示をすることは全く同感です。


 でも、もし従来の価格設定や見せ方が中国産を日本産に見せて高くしていたならどうなんでしょうね?

 これって、他の高級日本料理やも同じなんですよね。


 嫁の基準で、中国人向け高級日本料理屋の刺身は他に比べて美味しいそうですが、日本人の僕にとってはとてもじゃないけど、築地や那珂湊、東京のまぁまぁの店で食べる魚のほうが圧倒的に旨くて、上海では高い日本料理やに行くことはほとんどないんです。上海で日本料理食べたければ、それこそ白木屋の食べ飲み放題が一番だと思っているので。


 原発の汚染水放流や、場合によってその後の再放流のリスク、空気中の放射能の問題などで、日本の魚介類に対する風評被害(ってか今となっては嫌悪感もたれるほうが当たり前で、もはや風評被害とはいえないと思いますけど)は、長期的に続きそうですよね。

 その時、食材を中国その他のものと明かした高級料理屋はどう、他の大衆店と差別化するのかな。


 しんせん館にかぎらず、中国人がオーナーの日本人向けスーパーがいくつも上海にあるんですが、彼らも価格はカルフールなどに比べてかなり高いんですね。で、短期で帰国する駐在さんはともかく、有る程度上海になれた日本人は韓国系や台湾系で買い物しているんです。こうはつの日本人向けスーパーは、多少店をきれいにして、レジに多少日本語わかる子置いていれば30%-50%高い値段で日本人が商品を購入していくから参入しているという、かなり安易な特殊な市場になっているのですが、この原発風評被害で多少は化けの皮がはがれる店がでてくるのかな。

 
 はは。。こんなこと書いたらまた上海の日本人から嫌われるか。。


 まぁ、でも日本人向けのサービスは中国人向けに比べると倍は手間取る感じなので、小売価格が高いことは全く否定する気にはならないです。僕ら自身が上海の日本人向けに同じ商品を売るなら、今の価格じゃ全く採算に合わないと思っていますから。それで、手を出してこなかった面もありますので、商売として否定するつもりはありません。

 日本の物価の高さも、基本的には日本人の要求するサービス基準や、品質基準が欧米や中国に比べてもかなり高いからだと思っていますので、それが海外のコミュニティに行っても同じですよね。海外の場合は、質に拘らなければ日本と異なり安く買える選択肢が多い。で、僕みたいに合理的な人は同じ物買うなら欧米系や台湾韓国系でまかなってしまう(それでも純粋中国系での買い物は場所を選びます。その辺が日本人を抜けきれないですね。さすがに中国系はちょっと信用しきれないので)。


 唯。。。気持ちは十分に理解できる反面、なんだかなーと思わされました。
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China finds radiation on 2 Japanese tourists

2011-03-25 | 中国ビジネス関連
腕が使えないので、そぼままこぴぺ

BEIJING - China's top quality watchdog said Friday that alarmingly high levels of radiation had been detected on two Japanese Wednesday upon their arrival in east China's Wuxi city from Tokyo.

The announcement was made shortly after the regulator said earlier Friday that the local quality control bureau had found "abnormal" levels of radiation on a Japanese merchant vessel that berthed in east China's Xiamen port, Fujian province, on Monday.

The General Administration of Quality Supervision, Inspection and Quarantine (AQSIQ) said the radiation was discovered on the two Japanese nationals when the local quality control bureau conducted radiation checks on passengers aboard flight ZH9056 that reached Wuxi, East China's Jiangsu province, from Tokyo on Wednesday.

The AQSIQ said radiation on the two travelers was alarmingly high, and the case reported to the local environmental and health departments.

The AQSIQ said one of the two Japanese nationals came from Nagano Prefecture, about 350 km from the Fukushima Prefecture, and the other from Saitama Prefecture, about 200 km from Fukushima, where the radiation leaking Dai-Ichi nuclear power plant is located.

On Wednesday night, the two Japanese were sent to the Second Affiliated Hospital of Soochow University in Suzhou city for medical treatment. Their luggage and clothes were also detoxified, the AQSIQ said.

An AQSIQ official, who spoke anonymously, said the two Japanese tourists had not caused harm to others.

Earlier Friday, the AQSIQ announced abnormal radiation was found on a Japanese merchant vessel that berthed in Xiamen port, East China's Fujian province, on Monday.

The vessel belongs to Mitsui O.S.K. Lines, a Japanese company with bulk transport services around the world.

The vessel is still docked at the port, and the local quality control authority is working with other government departments to "take more measures" on the matter, said an AQSIQ spokesperson without elaborating.

The spokesperson didn't say if high levels of radiation had been found on the ship itself or the goods onboard, but said more details would be provided by the local government.

The vessel had set off from the US and reached Tokyo of Japan on March 17. On the same day, it left Tokyo and reached Xiamen port Monday night.

The AQSIQ on Monday asked the local quality control authority to monitor food imported from Japan for radiation following the nuclear disaster at its Fukushima Dai-Ichi power plant.

The AQSIQ has also ordered local quality watchdogs to test food from Japan for radiation to ensure the safety of China's food imports.

China's National Nuclear Emergency Coordination Committee announced Thursday that China would remain unaffected by radiation emitted from the quake-hit nuclear power plant over the next three days.

It said in a statement that currently, the radiation leaks from the plant would not have any impact on China's environment or the Chinese people's health.
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中国に急な出張が必要な方へお知らせ

2011-03-21 | 中国ビジネス関連
 日本側は大震災でどうにもならない状況と思いますが、私同様この震災の影響で急遽中国に出張しなければならない方も少なくはないと思います。大企業はともかく、中小企業の場合は4月初めまでチケットが全く取れない状況だと思います。在日中国人の中国帰国需要は、見聞きする限りまだまだ続くと思います。

 私自身が17日の時点で成田発大陸行きは当面なし、23発香港行き、26日ソウル経由上海しかありませんでした。福岡発、長崎発は26日までという状況でした。

 結果、陸路で博多から釜山にビートルで移動後釜山空港から上海いい気で帰国しました。

 日本の旅行会社は、韓国経由もソウル経由のアレンジであまり本数がないようです。

 博多から釜山はビートルという高速船で3時間。五前後ごと4本あります。ネットで検索すれば時間も予約もできます。午前中の便であれば、夕方の飛行機で上海にそのままこれます。

 釜山から上海は、私は英語ですが、ebookersというサービスを使いました。http://www.ebookers.com/
無事にブックできていました。

 釜山に止まる場合、私はこのebookersで予約しましたが、日本語の予約サイトもあるのでその方が良いと思います。博多はちょうど3連休で宿がなかったので、私は小倉に泊まりましたが、小倉泊まりでも朝早く起きれば当日中の上海移動は可能です。

 ここまでしてという方がどの程度いらっしゃるか解りませんが、中国向け販売に関しては僕らがものすごい影響を受けており、生産系の方も日本からの部品、設備がただでさえ滞っている上に、放射能検査で嫌がらせに近い厳しい事になりそうですから、やはり影響が大きいと思います。同じように急遽大陸にいかなければならない方もいるのではないかと思って、おしらせします。

 価格は、博多釜山 1万3千円
 釜山上海は、私は椀ウェイですが3万円弱。
 博多周辺、釜山にとまってもそれぞれ5千円もあれば十分ですから合計5-6万円。帰りは面倒ですけど

 ビジネスで行くよりは博多周辺に宿泊しても価格的にもリーズナブルです。釜山上海、ソウル上海は共に毎日チケットはありますし、ネットで買った場合ぼられる価格ではありません。



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釜山につきました

2011-03-20 | 中国ビジネス関連
 妻に泣きながら大阪の仕入れ先に所に行ってくれと言われ、一時的なものと考えて対して荷物も持たずにいどうしたんですが、東京で仕事にならないだけでなく、上海のほうでもかなり影響が出ているので急遽戻ることにしました。

 日本国内から中国向けの飛行機は、在日中国人の帰国ラッシュのためにしばらく空きがなく、23日の香港行きか、26日のソウル経由上海行きを待つかだったのですが、陸路で博多に出て、ビートルで釜山に移ったところです。明日の夕方の便で上海に戻る予定です。

 今は経済的な影響なんて言っている場合じゃないのですが、どうも僕らの商売も壊滅的になりそうですね。。

 まぁしょうがないですが。。
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中国人は必ずしも日本と同じ品質を望まない? 日本水準のサービスを提供する鍵は“形式知化”

2011-03-15 | 中国ビジネス関連
ダイヤモンドは経済関連の記事を再報道しだしたんですね。

元イオンアジアの方が独立してコンサルやっているそうです。参考になる部分もあり、ちょっと違うんじゃないかという部分もありますが

抜粋:
――日系企業は、やはり「品質」を武器に戦うべきなのでしょうか?

「品質」に関して、2つのお話をしましょう。

 一般的には、「日本の商品は高品質」というイメージがあると思いますが、中国の消費者が日本人と同じ品質を要求しているかと言えば、そうではありません。そうなると、その過剰品質の商品に対して、プレミアムを払うかと言えば、当然払わないわけです。

 逆にファッションに関して言えば、中国ブランドの方が、日本ブランドよりハイクオリティになっている傾向があります。日本はデフレなので、コストを下げる必要があります。そしてコストを下げるために、素材を下げる。

 そうすると、たとえば襟に毛皮のついたコートの場合、日本のブランドはラビットの毛皮を使って3800元という価格で店頭に並ぶことになります。一方、中国ブランドは、ミンクやフォックスのファーを使い、7800元のコートを並べます。そして中国の富裕層は、ちゃんと素材も見比べて7800元のコートを買うのです。

――Sensation Internationalは、上海でスイーツ専門店の出店を考えていると聞きしましたが。

 日本には、上海でも通用しそうな新しいスイーツが豊富です。生キャラメル、マカロン、生ロールケーキなどもそうです。こういった新しい素材を、タイミングよく上海に持ってくれば必ず売れます。

 ただし新しいモノ好きの上海の若者は、飽きるのも早いので、新しいスイーツもすぐに古くなり、飽きられてしまうのです。ですから、まだ定番になるかわからない段階で、中国に生産拠点を設けるなど、大きな投資をするのは危険です。

――EC(イー・コマース)はどうでしょうか? 中国でECとなると、タオバオやSNSなどのチャネルを利用していくことになるのでしょうか?

 2010年の市場規模が6兆円と言われる中国のECは、重要な販売チャネルです。そして、その80%以上のシェアを握っているタオバオも当然無視できません。

 ただ注意しなければならないのは、タオバオもSNSも全てチャネルに過ぎないということです。一番大切なのは、チャネルではなく、「どの客に売るか」です。たとえば、「新しいトレンドに敏感な上海人」をターゲットにするのであれば、リアルでもバーチャルでも、そういったターゲットがいるところで売ればよいのです。

http://diamond.jp/articles/-/11492?page=8


 アパレルについてはその通りで、中国製が日本製より悪いかというとどうか?縫製綿などで品質のばらつきもありますが、日本で販売されているアパレルの90%ふぁメイドインチャイナということを考えれば、当然ながら日本の中国製アパレル=一般に中低価格品、の品質は中国にいると奇妙に高く感じます。

 100円程度のものが500円から1000円で売られている。でも、500-1000円というのは日本人にとってはゴミのような値段なので安く感じてかってしまう。これは同じものを中国で買えばはるかに安いのに。。

 ECに関しては、その通りですね。はっきり書いていませんが、チャネルの一つでしかなく全てにはなりえないとまで言ってもよいように思います。全てにしたければ巨額の広告投資がかかる。日本企業が出る場合は、実際のニーズが知りたいはずなので、ECから始めるより、小さくてもリアル店舗から初めて顧客の声を拾う方が良いと思います。ネットだけだと、ただ売れないとか、売れたというだけで、顧客の何故買った、なぜダメ、何か改良すること、等の声を拾いにくいですね。

 スイーツは考え方次第ですね。台湾系は工場作って一気に拠点展開する会社も結構います。

 店舗展開をする時の最大のネックは人材。台湾や香港の様に本国からごっそり店長クラスを持ってくるということが日本ではできませんから。大きく展開するなら、中国人社員をたくさん雇用して日本で教育しないと。。

 一気に展開したほうが良い面も多いのですが、小売り業界は日本以上にステータスの低い産業ですので(日本でも給与も安くて休みが少ないということもあり、ステータスは低いから優秀な人を集めにくい業界ですよね、それ以上ということです)、展開した店舗間のサービスや、食品の質を維持するのが非常に難しい分野です。


 

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日本のパン屋さんで中国市場に興味ないですか?

2011-03-13 | 中国ビジネス関連
 同じく香港人との話ですが、

 日本のパン屋で中国にきたい会社はないか?

 というのがあります。その香港人は大手日本のパン屋さんの香港での展開を行っています。1年ちょっと前に別なやはり大手パン屋さんの中国進出(大連)を一緒にやってくれということだったのですが、当時はまだネット事業の立ち上げ中だったことと、投資金額に余裕がなくて断ったんです。

 あ、投資金額って、日本企業はかなり大手だったんですが20%しか出資しない。香港人と僕で40対40投資をするって話だったんですね。しかも僕が大連行って運営しないといけない。お金はともかくとても上海離れる余裕は当時はなかったですから、面白いとは思ったけど流すしかなかったですね。


 でまぁ、上海の市場に関しては、台湾の85度がすでに00店以上展開して大成功。同じく台湾人で日本風に見せているIChidoもおそらくかなりの成功。

 日本企業ではヤマザキが久光に入っていて、一時は上海で一番おいしいという評価を受けていました。多店舗展開をしてなさそうで、業績はしりませんが、今でも店に行くと人気はあります。


 日本ではヤマザキは最大手ですが、あそこのパンっておいしいでしょうか???


 いくらでもおいしいパン屋さんはありますよね。

 最近は日本人でも個人レベルで開店しているパン屋さんが上海には結構ありますし、顧客は日本人が中心かもしれませんがまぁうまくいっているようです。一方で、香港資本で結構おいしい台湾料理やスイーツを出す会社は、店は出したけどうまくいかずに最近はリストラしています。結局そこのパンおいしくなかったんです。


 まぁ、上海はとにかく競争が厳しいので進出地域として上海かどうかというと疑問は残ります。

 でも、上海から北はコーヒー市場が急激に伸びていますし、北方はもともとごはんより面や肉まん系が主食ですから、市場はものすごいと思うんですよね。で、日本のパン屋さんって、おいしいところが多い。

 設備をどうするか、どこに出店するか、従業員をどうするか、店舗展開をどういうスピードでどうするか、

 いろいろ考えるところはあるけど、日本商品の消費者市場向けで、非常にポテンシャルの高い限られた分野のうちの一つです(ほかにって言われると、外食だとドトールみたいなコーヒーチェーン、豚骨スープ系ラーメン屋かな)。

 てことで、今なら資本も含めて僕自身もかなりコミットできるのでご紹介しておきます。

 あ、でも100%自分で出資してという会社さんは、ご自分でお取組みください。僕らが投資をするのが条件です。おそらく半分以上は香港人はほしがると思います。逆に考えれば少ない資金で中国進出ができますし、大陸の中国人の投資は入れませんので、法的には担保できると思います。

ご希望の方は
shoconsul@gmail.com まで
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中国ウォルマートが日本のお菓子を募集中

2011-03-12 | 中国ビジネス関連
 というか、正確に言うと

中国ウォルマートを顧客に持つ香港の商社がいる

その商社は結構大手で、日本の大企業の正規代理店を行っている。

但しオーナー社長(日本語ペラペラで学生時代を日本で過ごしたおじいちゃん)が昨年引退し、日本語はあいさつしかできない息子が跡を継いでいる。

まぁ、その息子がウォルマートにアカウント持っているんですが、日本のお菓子販売の依頼を受けたがルートがあまりないのでわざわざ上海まで来て相談を受けた。

手のが実態で、

・条件はかなり厳しそう(聞いています)。

・ただ、中国恒例のタナ代や、初回サンプル提供はなくお金は払う(多分LC)

・お菓子といってもビスケットやキャンディーで、のりせんべいみたいなのはいらない

・ウォルマート向け販売単価が10-15元(100-200円の範囲)なんで、安物。

・条件考えると、明治などの大手は話にならないし、卸や小売りは無理。中小のメーカーのみ。


 中小お菓子メーカーで中国物販に興味があるかたや、そういう会社をお知りの方がいらっしゃったらご連絡を

Shoconsul@gmail.com

まぁウォルマート中国は300店舗ありますし、すでにカルフール抜いているはずなので、良い機会ではありますね。でも、その香港向けの卸値が結構低いので、利益が取れるビジネスになるかどうかはわかりません。

 ただ、カルフールにしても、日本資本の伊勢丹や久光にしても、入店料は高いわ、総合商社通じないと相手にされないわ、結構無茶苦茶な条件でもありますので、それよりマシかもしれません。

 テストマーケティングに使えるかどうかなどは、日本企業のご希望があれば折衝はします。
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詐欺にあったと大騒ぎされ。。。

2011-03-07 | 中国ビジネス関連
 日中ECをしている知り合いの企業さんの紹介で、いつも取引しているのと異なる某日本企業からおむつを仕入れたのですが、まぁトラブルに

結構良い価格でオファーを受けたのですが、僕らに必要の無いものだったので、大手の卸に流したんですね。

で、お金を預かって半金送金した直後に、

 「この金額の商品は無くなったので、200円高い商品を買ってくれ」とのこと

 他社なら90円高い価格で買えるので、当然お断りして、あわててほかの業者にお願いしたのですが、なんとキャンセルしてきた先はお金をすぐには返してくれない。

 まぁそれはそれで良いのですが、僕が詐欺にあったと中国の大手の卸さんたちにあっという間に伝わってしまい、嫁がきゃんきゃん言われているとの事。実は業界狭くて、日本から中国に入っているおむつに関しては7割くらいは知り合いなんです。残りも取引のある某社の代理店2社なんでまぁ狭い世界なんですよね。

 今日電話してみれば会社はまだ存在しているようですが、お金に関しての回答はなし、しょうがないので明日行くしかなさそうですが

困ったもんです。いろいろ模索していたのに信用なくしちゃうな。。

実名さらしますかね。

 日本もいい加減な会社多いな。。帰国早々糞忙しいのに。


 
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