ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

南八幡平・小白森山(1144m)

2014年03月03日 | BCスキー
2014年2月28日(金)

天候:曇りのち晴れ

☆13-14東北ツアー第2弾

旅立ち(27日)

27日午後のバスにて、羽田まで。
ここから、飛行機で秋田まで行くこととした。
マイレージも切れるのあったので、飛行機にした。
機体整備のためと言うことで、待たされる。
1時間半近く待ったあげく、違う機体で行くとのこと。飛んだだけでもいいか。
外は雨である。
そして、乗ったのが、以前話題に上った787である。
ちょいと怖いが、新車なのできれいで乗り心地がいい。
秋田に着くと大雨であった。。。レンタカー借りて、真夜中に秋田駅前に宿泊。
ここで24時間営業の秋田のラーメンの老舗「末廣」で腹こしらえして就寝。

第1日目

金曜ということで、通勤通学の方々が歩いているのをよそに朝食とって出発。
目指すは、乳頭温泉。年末これはと思ったので、早速泊まりで来てみたのである。
いいと思うとすぐに行動してしまうのが、私の悪い癖?



2時間くらいで到着。時々雨も降っていたが、乳頭温泉鶴の湯に着くと霰のような雪がたまに降ってきていた。


鶴の湯駐車場

10時の日帰り入浴開始時間であったので、平日にもかかわらず結構な車の台数とバスが来ていた。
さすがに人気の温泉である。今日明日と2泊ここを取れたのはラッキーである。

駐車場でそそくさと準備して、神社というか祠の横の台地を北へ。


ブナ~

この周辺、地形図見るとわかるが、ローカルのルートであろうところが多くある。
ここもその一つだ。他に石黒山、荷葉岳など。興味ある向きは地図をご覧あれ。

さて、鶴の湯の台地を行くと林道に出る。そこから杉の植林の小尾根を行く。
夏道はその少し右を行っているようだが、このまま尾根を上がっていく。
地形図には現れない、沢状地形やらありだが地形通り行くと、夏道に合流する。
雪質は、先の雪とうっすらパウダーの下に雨による湿雪という感じである。
お天気は、徐々に雲がとれてきた。予想通りだ。



唐松との混合樹林の斜面を登ると、窪地のあるポコに出た。
ここから右へ行く。帰りはトラバースして行くのが効率よさそうだ。


中間部の良さげな斜面

窪地の上は無木立の斜面がある。湿雪の下に怪しい層がありそうなので、ここは右の若木のブナ斜面を上がる。
その上は木々もまばらの顕著な尾根に出た。
後ろを振り向くと、秋田駒ヶ岳がデーンと見えてきた。


秋田駒ヶ岳と旧乳頭温泉スキー場

昨年末に行った(東北ツアー第1弾笹森山BC)旧乳頭温泉スキー場が見えた。年末と比べたら藪もなくなり良さげな斜面になっていた。


尾根と1101のポコ

北側のお空は青空が出てきた。1101のポコが乳頭山からの縦走路のあるところだ。
右を見ると、乳頭山のまったりした山容が姿を現していた。
明日は、あそこにいるんだと思うとワクワクする。


乳頭山

尾根上を行くと風も少しある。回復傾向の風と思うともっと吹け~などと思ってしまう。



少しのアップダウンあるもののそんなに問題ない。そして、1101へのブナ斜面を上がる。



素敵である。これがパウダーだったらと思うと。。。
ここへ来て、すこしモナカっぽくなってきた。まあ滑るには問題ないでしょう。


1101から八幡平

縦走路に出ると、風もあるがすばらしい景色が飛び込んできた。
八幡平のまったりとした山並みだ。
1101からシールのまま下る。夏道はこのポコを巻いてブナの台地に出ている。


漏斗状のブナ

台地を少し右から回っていくように行くと、小白森山への最終斜面。
ここも超ー素敵な斜面



これがパウダーであったらと。。。
天気が回復しただけでもよしとしよう。


八幡平方面

程なく、オオシラビソ(アオモリトドマツ)のある山頂である。
その北の大白森山が真っ平らな山頂を見せている。


山頂から大白森山

話は、ちょっと外れるが、この大白森、小白森山と同じ名前の山が那須連峰北方にもある。
こちらもいつかは登りたい。

さてさて、展望はここまで来るとデーンと広がる。


岩手山と乳頭山


乳頭山と湯森山

ここ小白森もまったりした山であるが、周りもほとんどまったり系。
夏は、高層湿原が至る所にあるということだ。お花も綺麗なんだろうな~なぞと思う。


岩手山バックに

この真後ろは、いつかの夏に来てみたい憧れの葛根田川源頭だ。
夏はそのルートだな。
昼過ぎに着いて、風も強めだが景色がいいので長居してしまった。
さて、ここから修行系の滑りだ。
1101の登りがあるし、雪質イマイチなのでシールのまま下る。



写真で見ると素敵な斜面も雪質により、えらい難儀する。ここはモナカ君であった。
プルークでラッセル車のごとく割りながら下る感じだ。
1101からはシール外し、プチモナカを快適?に行く。
その下りた先から秋田駒が雲を外して顔を出してくれた。



中間部の斜面は少し急であるが、楽しそうだ。



多分、崩れるだろうなーと思ったら、やっぱダレた。


湿雪表層雪崩

表層15cmくらいか。下にアンカーもありダレても大したことはなかった。
その下の樹林帯は、湿雪であったがモナカよりは随分と滑りやすくなっていた。
これらの雪が一晩でいい感じになることを願いながら、あっという間に鶴の湯に着く。
日帰り入浴時間の15時近くであったので、人もまばらで閑散としていい雰囲気となっていた。






一湯入魂

さて、ここは食事も評判いい。山の幸だらけで1泊目は山の芋汁が出る。
イワナも囲炉裏でじっくりいったものだ。





ミズと言う山菜を初めて食べた。結構イケた。
夜も雰囲気たっぷり。





食後も露天に浸かり、星空見ながらいろいろ想う。
明日も晴れそうだ。




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