ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

信州某所・癒しの山旅

2011年06月24日 | その他
2011年6月22日~23日

第1日目

天候:晴れのち雨

数年振りに大好きな秘密の場所へ。
癒されるわ~



第2日目

天候:雨

えらい目にあった。。。

細部は、mixiにて限定公開。


戸隠・五地蔵山(1998m)

2011年06月24日 | 山歩き
2011年6月21日

天候:曇りのち晴れのち雨

これまた、カモシカスポーツ松本店で油売ってる時に
戸隠小舎の常念さんとお話ししていて、どうも以前から
地元の人が使っていて、ガイド組合などで整備した
五地蔵山への直登ルートがあるという。
BCでは、よく使われているのは聞いていたが、
夏道として使われているのは知らなかった。
五地蔵山を高妻への通過点ではなく一つの山として
捉えて整備されたようである。
ということで行ってみた。


戸隠牧場入口

牧場駐車場へ車を停め、牧場内へ。
この時パラパラきていたが、そんなにでもない。
通常の高妻山への登山道を看板通り行く。


牧柵と登山道入口

この入口へは入らず右折。


牧場作業道

この作業道を行くと、左の藪に赤布がある。
ここが入口。


左の藪の所

そこを入るとすぐに沢があるのでこれを徒渉する。


最初の沢の所

ここから気分のいい広葉樹林の急登である。
これがいい汗かく。


ギンリョウソウ

湿ったところにあるギンリョウソウなど見ながら
急登を上がっていく。
ここはしっかり歩かれているようである。
道はしっかりしている。
樹林帯を抜けると背後にきれいな景色が広がっていた。


戸隠スキー場と長野市内


飯縄山


黒姫山と小黒姫

五地蔵山の方はちょっとガスがかかっている。


五地蔵山方面

この辺りに来ると日当たりもいいのかお花がきれい。


ツクバネソウ(左の四つ葉)とマイヅルソウ


ツバメオモト


ゴゼンタチバナ

※もしお花の名前間違っていたり、わからないのあった時
ご存じの方は、ご指導、ご指摘をいただければと思います。

天気もよくなってきて気持ちよく歩く。


山頂手前

一般登山道と合流する手前です。
登山道と合流したところは赤布など派手についています。
六弥勒の手前に飛び出します。
早くさっさと行けばだいぶ一般道よりここまでショートカット出来るでしょう。
整備など携わった方々に感謝です。


合流地点

五地蔵へはすぐ行かず、花を見に行ったりしました。


ガスの中の高妻山

高妻方面は低い雲かかっており、西の空も暗いです。
そのうち降るでしょう。


イワハゼとゴゼンタチバナ


シラネアオイ

ここでこの時期は、やはりシラネアオイです。
少し行っただけでも結構咲いていました。


案内看板


五地蔵山山頂

山頂は特にありません。
ここから一不動方面へ少し行った所に五地蔵ありますが、
そこにも山頂看板あります。
しかしこちらが山頂でしょう。
あとは、一不動経由で下山です。
この頃から雨降り出してきて、不動滝あたりはえらい降りになりました。


一不動避難小屋(緊急時のみ使用)

クサリ場の所は濡れるとちょっといやらしいです。
いやらしい私などが通る分には問題ありません(笑)


タニウツギ

登りをこっちにして下りを新道の方へ行った方が良かったかも。
だけど新道の方はこれからますます需要が増えるだろう。

神告げ温泉入って雨で濡れた体を温め、いつものそば屋で
戸隠蕎麦いただいて帰路につく。



北ア南部・前穂北尾根~前穂高岳(3090m)

2011年06月20日 | クライミング
2011年6月18日~19日

メンバー:やまこぼガイド、カズさん

今回はたまたま、というか最近は毎日顔出してるカモシカスポーツ松本店で
やまこぼガイドさんと話しているうちに翌日からのガイド山行へ
サポートというかついていくことに。
そして、山歴20年にして初めてまともな夏用の山靴購入。
3シーズンは使える代物である。

第1日目

天候:曇りのち雨

6時半、沢渡駐車場集合。
乗り合わせでタクシーで上高地へ。
上高地でカズさんと合流する。


河童橋付近から見る穂高連峰

バスターミナルはまだ人は少ない。
山を見ると岳沢の少し上はガスの中。今日は昼から天気が悪い。


上高地を歩く


ズミ(コナシ)

小梨平というだけあって、このコナシがきれいに咲いていた。
秋は赤い実をつける。この辺のエテ公が大好きである。


上高地のエテ公(兄弟)

観光客とかに馴れており逃げない。
楽しくお話ししていくと、すぐに明神へ着いた。
そして少し休憩し、徳沢へ。


徳沢キャンプ場

このキャンプ場の雰囲気は好きだ。
また泊まりに来ようと思う。


イワカガミ

この時期あまりここへ来たこと無かったから見たこと無かったが、
イワカガミも徳沢から横尾の間できれいに咲いていた。


ニリンソウ

この時期この辺の花といえばニリンソウ。
上高地から至るところにある。


横尾手前から横尾尾根、赤沢山、中山

横尾に着いたら、結構登山客がいた。
槍へ向かう人、穂高へ行く人とここで分かれる。


横尾吊橋を渡る


屏風岩

この辺でパラパラと雨が降り出した。
まだ通り雨のような感じですが、本降りになりそうな感じ。


ヤマツツジ

雨の中しっぽりと濡れたお花がきれいです。
本谷橋へ着くと、ヤマサクラが咲いていました。
この上はまだ蕾の所も。
橋上の急登を登ると、夏はガレの所の雪渓を何回か渡ります。


ガレ沢の雪渓を行く

谷が開けてくるとやっと涸沢ヒュッテが見えてきます。


ヒュッテ下

ここが結構長く感じます。雨も本格的に降り始め、寒かったので
本谷橋からは一気にヒュッテまで。


涸沢ヒュッテ

昼過ぎには到着。おなか空いたので定番のおでん&生中かと思いきや
みんなで仲良くラーメン食べました。
休憩所の所にテレマークお姉さんおり、私達が先ほどお仲間のスキーヤー2名
抜いてきたなどお話しすると、やまこぼガイドさんとも一昨年カモシカ涸沢スキーで
ご一緒したとのこと、バックカントリー談義に花が咲きます。
3人でお昼寝してたら、夕食だよーんと起こされた。
仲良く3人でよく寝た。ご飯食べて、翌朝というか深夜起床なので準備して寝る。

第2日目

天候:曇り時々晴れ

2時起床の3時発。
出発時は、北尾根ガスの中であったが、5・6のコルの雪渓にはいるとガスも徐々にとれてきた。


夜明け前の5・6のコル

コルに着くと雷鳥夫妻がお出迎え。


雷鳥さん

カズさん初めて雷鳥さんにお目にかかったとのことよかった。
ここでアイゼン脱いで休憩していると、下の雪渓には10名くらいの団体さんや
ヒュッテで一緒だったガイドパーティーなど上がってきた。
この時期にこれだけの人が来るとはやはり人気ルートである。


五峰

まずはコンテで五峰のガレ場を上がっていきます。


さて出発

下を見ると奥又白の池は少し水が出てきましたが、雪に覆われています。
ここもいい場所。


五峰の頂

五峰の山頂は、双耳峰になっており、ガスって間違えていくとえらい目に遭います。


四峰

ここ、ガレガレでここが核心かーと思うくらいです。
岩よく動くので要確認。


四峰から奥穂高岳

槍穂の稜線もきれいに見えてきました。


四峰山頂手前


北尾根と常念山脈

3・4のコルは稜線もしっかり雪が着いていました。


三峰

クライミング的にはここが核心です。
一段上がったテラスからスタッカートでピッチを切っていきます。
2Pは、残置ピンある少し下の方が足場が広くていいです。
ここはカムで支点構築。
2Pは正面の凹角へ入っていきました。ここがグレード一番高い。
といってもⅣ級くらい。凹角中当初はグズグズ。


2P目出だし

カズさん本チャンの岩は北穂東陵やっただけなので、以外と難しかったかもしれません。
数ピッチで三峰頂上です。
あとはリッジの岩稜を行くとすぐに二峰。
二峰からの下りは、皆さん懸垂しますが、よく探すとホールドありクライムダウンしました。
そして、ひと登りで本峰です。


前穂高岳山頂

明神側には、雪が着いています。
視界良好で大展望でした。


山頂から槍ヶ岳


今回もまた「岳ポーズ」(笑)

山頂で休憩して、いやーな下りの重太郎新道へ。


下り途中で明神岳

下り出すとガスが上がってきました。
今日は本当にラッキーで天気に恵まれています。
登山道は途中何カ所か雪渓あり、登りは問題ないですが、下りはいやらしいところがあります。
二段のハシゴ下りると遭難碑ありますが、そこのルンゼをアイゼンつけて下りて奥明神沢へ。


奥明神沢と岳沢小屋

あとは雪渓を一直線快適にサクサク下りますが、落石には注意です。


岳沢小屋

岳沢小屋は今は泊まれませんが、鋭意工事中でスタッフの皆さん頑張っておられました。
売店はやっています。
この岳沢小屋まで来るという方が随分いました。
ここでのんびりして、あとは上高地へ向け前進です。


下山途中に

上高地もいい高さまで下りてきて見えてきました。
下へ来ると暑いです。しかしここにはいつもひんやりの風穴があります。


風穴

ここいつ来てもヒンヤリ。
あとはサクサク下りていくと喧噪の上高地へ到着です。


遊歩道

ちょうどレンゲツツジがきれいに咲いていました。
昼過ぎに下山し、バスで沢渡へ。
駐車場で別れて、私は名古屋へライブへ。

久々のクライミングでしたが、お二方のお陰で大変楽しいのもとなった。
天気にも恵まれよかった。











上信国境・湯ノ丸山(2101m)

2011年06月16日 | 山歩き
2011年6月16日

天候:曇り

そろそろレンゲツツジいいかなーと思って行ってみました。
しかし、HP確認すると地蔵峠でボチボチ咲き始めという感じです。
まあ、散歩がてらということで。


キャンプ場へ向かう林道

地蔵峠に11時とちょいと遅いですが、ここからキャンプ場へ向かって歩き始めます。
駐車場は結構車止まっていました。リフトも営業中です。


まだ蕾

10分くらいでキャンプ場です。誰もいません。


キャンプ地

その奥に臼窪湿原があります。


湿原の看板

木道がつけられており、この看板からの時計回りの一方通行です。


臼窪湿原

ここを一回りしましたが、特に何も咲いていなく。。。(笑)
カラマツの樹林を少し登ると、中分岐に出ます。


中分岐標識

ここから湯ノ丸山へ向かいます。
この先に烏帽子岳との分岐あり、そこまで行って湯の丸回ると周回コースになります。
人の声が多く聞こえてきました。
おばちゃんハイカーなど多くの人がいます。


鐘分岐

ここに鐘があり、この横にツツジ平があります。
あと、広い斜面にレンゲツツジがありますが、ほんの少ししか咲いていません。
湯ノ丸山へ登る途中80人の小学生が下りてきました。
皆元気があってよろしい。気持ちよく挨拶。
そして、イワカガミがそこかしこに多くあります。


イワカガミ

シャクナゲはまだ蕾でした。


シャクナゲまだ蕾


ミツバオウレン

ガスが上がってきて、視界はあまりよくありませんが、地面はお花がきれいです。
山頂手前にイワカガミの群落が。
これだけイワカガミが群落しているのは初めて見ました。


イワカガミの群落

そして、程なく山頂です。ハイカーがボチボチ。


山頂標識

だいぶぼろくなってしまった標識です。○○山しか字が見えず。
ガスったりして寒いのですぐに出発です。


山頂から烏帽子岳

あっという間に鐘分岐で後はのんびりゲレンデ方面へ。


カラマツの新緑


ツガサクラ


レンゲツツジ蕾


レンゲツツジ

この辺歩いていると、以前見たツツジの群落が思い浮かびます。
あと1週間くらいでしょうか。


ゲレンデ

ゲレンデを転がるように下へ。
この辺でも一部咲いているツツジがありました。
来週以降お時間ある方は是非!

帰りは、いつもここへ来て寄る、鹿沢温泉でなく帰路にある霊泉寺温泉へ。
ここいきなり昭和です。
ここの共同浴場は、何もありませんが気持ちいい。
気分もリフレッシュで帰路につく。

明日はどうしようか?天候がね~






北ア南部(乗鞍)・十石山(2525m)

2011年06月15日 | 山歩き
2011年6月14日~15日

第1日目

天候:曇りのち晴れ

約2年ぶりの十石山である。前回は、09年の小屋閉め。
なかなか来られなかったが、この休みを利用しない手はない。
今年の小屋開けはすでに1ヶ月前に終了しており、何もすることはないかなと
登山口の白骨温泉へ向かう。


登山口

新緑がきれいである。9時にスタート。


分岐指導標

この山唯一の最後の指導標。
小屋のノートに指導標が少ないだの書いてあったが、
そんな方は、ね~


カンバの新緑

最初は、カンバなどの広葉樹林とカラマツの針葉樹林の混合樹林である。
いつものお宝は、すでに大きく成長していた。


第1高点(通称)

湯沢平の入口である。
ここからしばしフラット。
この辺からお宝あり、いつものように思うように進まない。
次の休止点の東尾根に乗っかった第2高点へはだいぶ時間かかってしまった。


2150m付近

第2高点からしばしで雪登場。
たまに踏み抜きながら行くと、しっかり雪繋がってきて厚みも堅さもあり歩きやすい。


森林限界手前

森林限界手前から穂高など見えるが、今日は高所は雲がかかっている。


十石東面

スキーだと気持ちの良い斜面です。雪質もザラメで快適そうですが、今日は歩き。。。
ここで残雪あると小屋の方向わかりにくいです注意。
キックステップ決めながらのんびり行きます。


ハイマツの下のショウジョウバカマ

クラックもはしっていましたが問題なし。
小屋前に直上し到着です。


十石峠避難小屋

小屋前は、夏はきれいなお花畑になります。
まだまだ雪の下。雪の上には、冬シーズンのものと思われる、おう○こ様が。。。


こんな状態

スキーヤーの皆様。冬しか来ないかもしれないが、もうちょっと考えよう!


夏の入口

冬は南の屋根裏から進入です。
小屋はきれいに片付いており、利用者の皆様が大切に使っていただいてるのが伝わります。
少しお茶して山頂へ。


小屋裏から見た山頂

まったりした山頂で、三角点は、ハイマツの中にあります。
山頂へ至る道は崩落が進んでおり今後考えなくてはなりません。


三角点と山頂標識

ここの標高正確には、2524.8mです。
ゴロがいいのと、四捨五入で2525mとしています。


イワウメ

高山植物も咲き始めました。
そしてふと気づいたのが、いつもはあるコマクサを守る石囲いがありません。
以前の記憶とコンタクトレンズを探すように、小さな株を見つけては、石囲みをしました。


コマクサ(まだ未開花)

だいぶ増えたように思います。


コマクサの石囲み

全部で12カ所ありました。夏が楽しみです。
そうこうしてるうちに、夕方。晩ご飯の準備して展望台へ。


焼岳から穂高連峰、霞沢岳

やっとこさ、顔を出してくれました。


月と小屋

窓から赤い光が入ってきたので、夕日を観に行きます。


笠ヶ岳から穂高などなど


雲海に沈む14日の夕日


穂高連峰


茜空

カメラよかったらもっときれいだろうけど、
この胸にしっかりリアルな思いと映像が焼き付けられています。
すばらしかった!


晩ご飯

もう晩ご飯食べたら、就寝準備。
20時頃にようやく暗くなり始めます。
今日は2回で窓からのお月さん眺めながら眠りにつく。

第2日目

天候:晴れのち曇り

ご来光拝むため、4時起床。すでに空はきれいに焼けていた。


朝焼け

この時期は、四阿山あたりから登る。


四阿山からのご来光


十石山頂と乗鞍岳

ご来光もまたきれいだった。
松本など下界は雲の下。富士山から中央、南、八ヶ岳と大展望であった。
朝食とり、掃除をして、早々に下山にかかる。
やはり朝早い行動は気持ちよい。


十石峠避難小屋

青空に浮かぶ小屋に別れを告げ、サクサクと雪の斜面を下りる。
これスキーだったらなー何て考えながら。


奥穂、前穂、霞沢

今日は登山道から見えた。
帰りはあっという間であった。
白骨のおみやげ屋で以前から欲しかったものを買い、温泉浸かって帰路につく。
今回も思い出深い山行であった。だから好きなんだな~ここ







北ア南部・乗鞍岳(3026m)

2011年06月12日 | BCスキー
2011年6月11日~12日

天候:第1日目;雨のち曇り
   第2日目;曇り

メンバー:カモテレクラブの愉快な仲間達

さて、連続山行第3弾は、カモシカテレマーククラブ(カモテレ)の山行へ参加。
このクラブはカモシカスポーツのスタッフとお客さんの同人クラブみたいなものである。
誰でも参加可能。詳しくは、カモシカスポーツ松本店まで。
ちなみに、テレマーククラブという名前ではあるが、私などアルペンの人もいる。
だから、アルペン、ボード何でも可能で、飲み会のみの人も多数存在みたい。

第1日目

早朝、Y部長と待ち合わせて三本滝へ。
いい雨降りであったが、三本滝に着く頃にはやんできていた。


三本滝駐車場

車は数台あるのみ。それでも今日上がろうという強者が数人いた。
定時のバスに乗り、今晩お世話になる位ヶ原山荘へ荷物を預けて、そのまま肩の小屋口へ。


肩の小屋口

1日目は、私含め7名で上がる。1名静岡のNさんが日帰りとのこと。
雨はたまに降ったりやんだりであったが、行ける所まで行くことにする。
ガスは視界100mというところか。
とりあえず、肩の小屋まで。


大雪渓登りはじめ

小屋から先の雪渓状態がわからず、まあ左寄りへ行くと雪渓途切れる。
ちょこっと藪漕ぎして、登山道に合流。
途中、少し途切れていたが何とか行ける感じ。


登山道一部雪切れる

すぐに大雪渓上部に出た。最初からこれ詰めればよかったが、ガスがあり見えずリスクありだった。
やっとこさ、蚕玉岳(こだま)と朝日岳のコル(山頂と山頂の間の低くなった所)に出る。
パーティーを半分に分け山頂組とドロップ組と分かれる。
稜線を行くとすぐに蚕玉岳山頂だが、ここで雪はおしまい。
乗鞍山頂へはスキーをデポして歩いていく。


蚕玉岳山頂

この頃になると、ガスと風はあるものの登頂には支障なし。


乗鞍岳山頂

当然のことながら周りの眺望は得られない。明日に期待。
山頂で、三重から単独のお姉さんに写真撮ってもらう。
しかし、この天候でよく頑張った!(笑)
山頂からすぐの雪渓で雷鳥さんに出会う。


雷鳥さん(初夏バージョン)

スキーデポ地へ行きドロップ準備。
最初にドロップした組は、バス停まで下りたようだ。
視界は先ほどと変わらないが、下りるのに支障なし。




皆さんテレマーク姿勢決まっていますね~
あっという間に、肩の小屋口バス停へ。ここで1本入れて位ヶ原山荘へ下る。
この先10mくらい雪途切れたが、あとは山荘手前まで雪あり。
しかし、立て溝が滑りの邪魔をする。
この立て溝は、雨がたくさん降り染み込まなかった分が表面を流れて形成される。
この時期仕方ないけどねという感じである。
この頃には、ガスも晴れてきて天候は回復傾向。


位ヶ原山荘

お昼にうどんいただいたりしているうちに3時頃に宴会はスタートしていたが、
私はお昼寝。。。夕飯頃には皆さん出来上がっていた。
そういえば小屋に着いたら、夜の部参加の2名が到着していた。
そして夕食時に神奈川からKさん到着。
いつも感心します。その行動力!


夕暮れの乗鞍

6時から夕食。鹿鍋がメインである。


夕食

いつものごとくたんまりいただき、宴会第2部スタート。
あっという間に消灯の9時になる。

第2日目

私は5時過ぎには目が覚めてしまい付近をお散歩。


山荘から松本方面

松本の方は雲海になっているようだ。
気持ちよく歩いて、小屋でまったりしていると皆さん起きてきた。
朝食ガッツリいただき、準備。
話し合いの結果、肩の小屋口までバスで行くことにする。
宴会組の2名とガイドのやまこぼさんは、そのまま下りるようだ。
そしてバスが来たが、なんと4台。
昨日と違って大賑わいである。


肩の小屋口

昨日も見かけた方と挨拶交わし、準備に取りかかる。
ここで本日参加の2名と合流。
トレッキング、ボード、テレと皆それぞれに登っていく。
今日は視界良好で、大雪渓を詰める。


大雪渓下部

私はクトーつけていたが、やはり楽である。ずれてもずれが少ない。
しかも結構な斜度を直登出来る。おすすめですよ~板に直に取り付けるヤツね!
スピリットボードのお兄さんと抜きつ抜かれつで上がっていく。
日本では久々にスピリット見たな~ アメリカではほとんどそうだったが。。。
この方が効率はよいように思う。この時期は雪締まっているからツボ足もかわらないか。
また、山頂組とドロップ組に分かれる。
蚕玉岳のコルでスキーデポして、今回は3名で山頂へ。


蚕玉岳の賑わいと乗鞍岳山頂

今日は蚕玉岳からの雪渓をドロップする方々が多かった。
若者多かったから滑り専門の方々か?
山頂へ向かうものはトレッキングの人と我々だけだった。
どうしても山ヤとしては山頂を踏みたい。


オッチャン3名山頂にて

今日は山頂から360度大展望ですばらしかった。


左から槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳

ここで大阪から来たという若者3人組と出合う。
最初どこかの大学のワンゲルかなと思ったが、社会人さんのようでした。
若者が増えるのは好ましい。
あとはスキーデポ地に行き、ドロップ組と合流。


権現池

今回は大雪渓の左を滑る。昨日と一緒で快適ザラメ。
撮影しながら、快適に下りた。
私とO先生は位ヶ原山荘まで行き、デポ荷物を回収。
お昼のバスで駐車場まで下山。
あとは乗鞍のスプリングバンクでお昼いただき帰路につく。

今回で板納めとなります。今シーズンも多くの方々にお世話になりました。
震災の影響で今シーズンはいつもより滑っていませんが、それなりに満足できたかと。
来シーズンもよろしくご贔屓のほどを。
これから沢にクライミングにトレッキングにモードは切り替わります。
明日は1日お休みいただいて明後日からまたお山へ。




北ア北部・風吹大池

2011年06月10日 | 山歩き
2011年6月10日(金)

天候:晴れのち曇り
メンバー:N

今日は、この時期に行ったことのなかった風吹へ。
来馬地区から上がって行ったが、途中、橋を渡る下りの途中で上部からの崩落箇所があり。
ギリギリ軽なら通れるという所があった。
その手前には軽トラなど数台が止まっていたが、タケノコか。


崩落箇所(この奥に岩クズが堆積)

私のジムニー君なら問題なしではあったが、ギリであった。
無事登山口到着しても当然車はいない。静かな山行が出来そうだ。


登山口標識

まあ、時期が時期だけにお宝がそこかしことあり、一向に歩みは進まない。
お花もきれいに咲き始めていた。


イワカガミ

標高あげて行くと、徐々に季節が戻っているのが実感出来る。
ということはこの時期は季節の進みが早いんだな~と感じる。


ミツバツツジ

細い尾根に乗っかるとしばしで硫黄臭がしてくる。
冷鉱泉が湧いているクセエ沢だ。


クセエ沢

硫黄成分が沢床を白くしている。
滝の釜など見ると入りたくなるが、冷たいため、さすがの源泉マニアも今は入らない。
夏はいけるかも。。。
ブナの林を登っていくと何回か沢を横切る。
雪渓の融けた所にミズバショウが咲いていた。


ミズバショウ

その後結構至る所で見かける。


ショウジョウバカマ

他にもいくつかあったが、春のお花オンパレードである。
さて、だいぶ上に来ると、緑も少なく初春の様相。


風吹岳の斜面

そして、雪がだいぶ出てきて、快適なザラメをキックステップを決めて行く。
雪渓が平になるとその先に風吹山荘が見えてきた。


雪渓と風吹山荘

山荘はすっかり出ていたが、周りは2~3m位の雪が残っていた。
そして、山荘の庭みたいな所にシラネアオイが咲いていた。


シラネアオイ

少し休憩し、大池へ。


山荘から大池方面

木道一部出ていたが、ほとんどは雪の下。
そして、雪がまだ残る風吹大池。
この雰囲気が堪らない。何回来てもイイネ~ 写真ではちょっと伝わらないかもだけど感動した。


風吹大池

しばし佇み、山荘へ。


大池方面から山荘

雲も厚くなってきたので、天気怪しいかなと下りにかかる。
下りは早いもので1時間ちょっと。登りほどお宝意識しなかったのが早かったかも。
途中びっくりしたのは、じいちゃん2名とばあちゃん1名のパーティーと行き会う。
よくあの崩落の道来たものだ。時間遅かったが、ちゃんと帰ってきただろうか?
あとは若干お宝ゲットして、行きつけの来馬温泉風吹荘へ。
温泉と蕎麦セット1000円を注文し、温泉へ。
ここは源泉かけ流しのチョーお気にの温泉です。
そばは、上がった頃ちょうどカッティングしており、出来たていただきました。
これまたおいしかった。
その後、ちょっとトラブル。。。
ライトつけっぱなしの私のジム君バッテリー死亡。。。
親切なご主人のお陰で事なきを得る。
これは今度お泊まりせねばです。また来ようと思う。


信州東部・太郎山(1163m)

2011年06月09日 | 山歩き
2011年6月9日(木)

天候:晴れのち曇り
メンバー:のもえみ

ご承知の方も多いですが、例の一件が片付き今日からしばし休み。
ということで今まで行っていなかった分、行きまくります。
あっという間に終わっちゃうんだろうな~休み。。。
今回は今まで行ったことのなかった、上田市民の山へいざ!
松本をのんびり出まして、8時過ぎに到着。
初めてだと登山口ちょいとわかりにくい。
18号バイパスの新田交差点を山側へ入っていきます。
メインの表参道コースと裏参道コースが一般的でしょうか。
今回は、裏から表に行く周回コースへ。
駐車場の距離あるので、その中間くらいの祠の所に置きます。


駐車地

林道を行くと、10分くらいで裏参道コースの駐車場へ。
途中お花がきれいです。


キンポウゲ?

裏参道駐車地(10台くらいいける)

登山道入口

車はすでに何台かあります。
さすが上田市民の山と言われるだけあって、平日というのによく人に会います。
こちらは車1台通れる位の道でのんびり登っていけます。
しかし、おじいちゃん達がよく歩いています。
こちらは水場があり、手ぶらみたいな人も多い。


金明水

登り当初からそうでしたが、セミにカエルに大変賑やかです。


セミの抜け殻

抜け殻も多数ありました。もう夏ですね~
と、しばしで展望台に着きました。
坂城方面がきれいに見えました。


坂城方面

途中途中にいわれが書いた看板があり飽きません。
展望台からトラバースして、太郎さん神社へ。
ここまで1時間ちょっと。何てお手軽なんでしょう。


でかい鳥居

突然朱色のでかい鳥居登場です。この辺りツツジもきれいです。


山頂への登山道とツツジ

とりあえずお参り。すぐに中くらいの鳥居。


中くらいの鳥居

そして、階段を上りきると、ちっちゃい鳥居。


ちっちゃい鳥居

お参りして、そこにあったノートに名前など記録しました。
もうすでに5時過ぎから15名くらい来てます。
しかも連チャンの方々ばかり。
そして下の社務所の方へ行くと、登頂記録の額が飾ってありました。


5千回登頂の額

年365回という方も数名。5千回は凄い!
今日お会いした方々はそんな強者達でしたねー恐れ入りました。
神社裏から左折して一旦下り、登り返すと三角点のある山頂です。


山頂手前のツツジ

この辺に来るとレンゲツツジもチラホラ。
ということはもうそろそろ、湯ノ丸山のレンゲツツジもいい頃を迎えるかと。
これは見事なものですよー ぜひ!!


山頂のアヤメ

山頂

山頂から上田市内

ここでのんびり休憩です。ちょうど人もいなくゆっくり出来ました。
山頂を出発すると、山ガール予備軍やらおじいちゃん達が登ってきました。
鳥居から表参道を行きます。
こちらは登山道らしい道でしかも急です。
一丁毎に祠ありです。こちらでも何人かの方とすれ違い、大変親しまれてる山だと痛感。


中間にある鳥居

表参道中間くらいに鳥居があり、それを過ぎてあとは一気に登山口へ。


表参道登山口

ここは駐車地はないですが道にいっぱい車止まっていました。
上信越道の太郎山トンネルの脇に出ます。
そこから車に戻り終了です。お手軽で昼前には下りてきてしまいました。

今日の温泉は、坂城にある温泉施設でのんびりして上田で買い物して帰路につく。
今回は、大変絵のお上手な長野県警の中島さんの「信州山歩き地図」を参考にしました。
この登山道の絵は皆さんも結構見てるかと思います。
私もいずれ書いてみたいものです。